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2階リビングリフォーム

スタイルシェード(ナチュラルブラウン)を2階バルコニーに設置。メリット・デメリットは?少し失敗したことも

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2018年築の我が家の二階リビング、南西向きなので午後の日差しがしっかりと入るし、ふたつの大きな掃き出し窓も南西向きにあり、バルコニーも広めで、しかも天井は勾配天井。

性能もそこまで高くない普通の家なので、寒いときは寒いし、暑いときは本当暑いです…。

そこで、入居して約2年後の2020年に日よけとして設置しようと決めたのがLIXILの「スタイルシェード」です。

バルコニーにスタイルシェード設置(ベーシックタイプ・ナチュラルブラウン)

我が家は、DIYをする自信がなく、建てたハウスメーカーに取り付けを依頼。

(シャッターやサッシへの取り付けができず「壁付け」での設置になり、壁に穴をあけることになるのでなおさら、ハウスメーカーに依頼しました)

カラーは、ベーシックタイプ「ナチュラルブラウン」を選択したところ、思った以上に透ける生地で、本当に日差しを遮ってくれるのか…と少し不安に。

ちょっと値段が高くなりますが「デザインタイプ」の方の、「ノーブルブラウン」の方が、透けないし色もさらに濃くなるので、遮る力が上がりそう…そっちにすればよかったかな?とちょっと思いました。

しかも、取り付け位置がシャッターボックスの少し下なので、家の中から窓の外を見上げてみると、上部にちょっと隙間があり、ここから日が差しそう…。もうちょっと上に取り付けられたらよかったのにな?

でも、実際に生地を触ってみると、意外と厚みがあって硬く、すごくしっかりとした感じです。

決してペラペラの薄い生地ではないし、とても丈夫そうです。

色も、外側から見ると、濃すぎず薄すぎずいい感じに見えます。

特徴や、よかった点(メリット)

①斜めでも、真下にまっすぐでも固定できる

バルコニーの手すりに固定具で止めて、ナナメにすることもできるし、

サッシの下の部分にある固定具に引っ掛けて、まっすぐ下におろしておくこともできます。

バルコニーに洗濯物があるときは、真下におろす方が邪魔にならないし、出したりしまったりするのも真下の固定ならかなりラクです。

バルコニーの手すりに固定する場合も、留め具をカチャッと2か所留めるだけなので簡単です。

が、巻き戻ってしまわないように、全体を引っ張りながら、手すり部分の固定具(ベルト)に1か所ずつ固定していくので、真下に留めるよりもちょっとだけ大変です。

ちなみに固定用のベルトは黒なので、バルコニーの白い手すりに付けていると若干目立つかも…でも実際に家の外から見てみると、なぜかほとんど気にならなくて安心しました。

②シャッターは問題なく閉まる

スタイルシェードは、シャッターよりもかなり前に、浮いた感じで取り付けられているので、シャッターは問題なく開け閉めできます。

シャッターボックスよりも前に出ているし、サッシに余計な一本が付く感じになるので、外からの見た目がちょっと気になっていたのですが、

シャッターボックスとシェード用のボックスは色も同じなので、ほとんど問題ないです。というよりも、外から見ると、言われないと「何か付いた」とすら分からないレベルだと思います。

③日差しを遮ってくれる感覚がある

この日は、まだ冬ではあるものの、かなり天気が良くて日が差していたので、試しにシェードを下げてみると、少しだけ部屋が薄暗くなった感じがして(もちろん真っ暗ではありません)、かなり日差しが遮られている感触がありました。

昨年も、2月・3月にすごく暑い日があって、冷房を入れたいとまで思った午後があったので、それはさすがにシェードが防いでくれるでしょう。

その後実際に、3月初旬からすでに西日が暑い時があり、さっそくスタイルシェードが活躍しました!

デメリットや失敗点は?

①いずれ交換が必要。こまめにしまった方がよさそう

シェードの生地が、紫外線や雨で劣化するので、3~5年くらいが交換目安とのこと。もちろん使用状況によって変わるものですが。

必要のない時はなるべくしまっておくようにしないといけないですね。

雨が降る前にしまう…晴れたらまた出す…というのはちょっとだけ面倒ではありますが、できるだけ、しまうようにしたいなと思います。

これまで使っていたマグネット式の簡易シェードに比べたら、しまうのも出すのもずっとラクなので、毎日しまうのくらいはきっと難なくできる…はずです!

その後、数年使っていますが、雨の前にしまう・晴れる前に出す・という作業を、しっかり繰り返しています!時々気づかないうちに雨が降っていて濡らしてしまうこともありますが…。

②ベーシックタイプの「ナチュラルブラウン」は思ったよりも透ける

カタログやネットで見た色のイメージと、取り付けたときのイメージはちょっと違うかも。

思ったよりも薄い色に感じることが多いみたいです。

特に斜めにして付けたときに、光もけっこう通すように感じます。

値段の安さにも惹かれて、ベーシックタイプにしましたが、視線も遮りたい、より光をカットしたい場合は、高いほうの生地(デザインタイプ)のほうがよかったかな。

ハウスメーカーに相談したときは、遮熱力にあまり差はないですよ、とは言っていたしまあいいかなとは思うし、いずれ買い替えるときには高いほうの生地にしてみようかなとはちょっと思っていますが。

ただ、こちらの方が透け感があるので、侵入者がいたらすぐに気づくという防犯面でのメリットがあるそうです。それから、透け感があるため、しめていても部屋が真っ暗にはならないし、外の景色もある程度見えるというのもメリットです。

③強風時(風速5m以上が目安)は使えない

あと、風速5mを超える場合は使用できないとのことなので、風が強い場合はしまう必要があります。

<2024年1月追記>風が強いときにスタイルシェードを下ろしていると、がたがたと音がするので、気づいたときにすぐにしまうようにしています。(そういう時は確かに天気予報で風速を見ると4m、5mくらいだったりすることがほとんどです)

風が強くてかつ日差しも強い場合はちょっとつらいですね…。強風の時は我が家はバルコニーに置いてある「よしず」で対策をしようと思っています。

よしずも強風時は危ないと思うのですが我が家のは樹脂製でかなり重いし、飛ばされはしないと思うので、かなりの強風や台風でもない限りは大丈夫かなと。

④シェードとシェードの間も埋めたかった

失敗とまではいかないのですが、我が家の場合、掃き出し窓がふたつ並んでいて、それぞれにスタイルシェードを付けたのですが、窓と窓の間の部分があいてしまうので、日差しがちょっと気になるときがありますね。

スタイルシェードはオーダーメイドなので、窓ふたつ分一気に覆うこともできるそうですが、我が家の場合は大きすぎるためか、ちょっと難しくてそれはせず、ふたつに分けました。

でもやっぱり窓と窓の間もスタイルシェードでがっちり埋めたくなってきます…!

とはいえそれは難しいので、とりあえずはホームセンターで買った樹脂製のよしずで、足りない部分を埋めたりして工夫しています。

また、ななめにスタイルシェードをおろした時、太陽高度が下がってきたころに西日が気になることがありましたが、スタイルシェードを真下におろすことで、西日がうまくカットできると感じました。

簡単に出したりしまったり、角度も変えられるので、スタイルシェードは本当に優秀だし便利だし大満足です。

⑤においが少し気になってきたかも

設置して2年が経ち、そろそろ3回目の夏という時期。

ちょっと雨模様だったのですが、午後になって日差しが出てきたので、スタイルシェードを下ろそうとしたら、ちょっとにおいが気になりました。

やはり劣化してにおいにも変化する可能性はあるんだな、いずれはやはり買い替えが必要になるのかも、と思いました。

追記:真夏以外でも役に立った!3月から日よけとして活躍

スタイルシェード設置後の、とある3月の晴れの日、最高気温は20度~24度ほど。

正午を過ぎると、だんだんじわじわと暑くなっていく南西向き二階リビング…。

厚手の遮光カーテンを閉めても、窓を開けて何とか風を通そうとしても、あまり風も通らず厳しい。

3月ではまだ冷房を使うのも気が引けるし(悔しい)…

暑いと思った時点でスタイルシェードを下ろしても、すでに家の中は熱をため込んでしまっているので、さすがにすぐに涼しくはなりません。もちろん直射日光のまぶしさは遮られますが…。

そしてその翌日、同じくらいの最高気温の日で、太陽も照っていて、今日は早めに対策してみようと、

午前中からスタイルシェードをななめ方向に設置してみました。

午前中からシェードを下ろしていた結果、午後のひどい暑さをずいぶん防げたように感じました。

窓ガラスと平行に、上から真下に下ろし、サッシ下部で固定することもできますが、ななめに設置する方が、バルコニーに当たる輻射熱を回避でき、効果が上がるようです。

スタイルシェードを下ろすことで、少しだけ薄暗くはなるけれど、でも快適さが違う!

午後からの日差しが入り込む前に、早めにシェードを下ろしておくことが大事だなあと改めて感じました。

それにしても3月の時点でこれって…恐ろしいですね汗。

スタイルシェードの設置方法について

我が家は、スタイルシェードの設置は、建ててもらったハウスメーカーに依頼することにしました。

掃き出し窓の外に2つつけて10万円を少し下回るくらいでした。(2020年頃の価格です)

サッシに取り付けるなど色々な取り付け方があるようですが、我が家の場合は壁にねじを打って少し穴をあける設置方法しかできなかったので、保証の問題に影響が出ないように、少し割高でもハウスメーカーにお願いしました。

器用な方なら、製品を楽天などで購入して、自分でDIYするのも可能なようです。

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