オリーブのシンボルツリーを、新居の花壇に植えて2年半ほどが経ちました。
小さな苗木だったのがすっかり2mを軽く超え、上の方の枝の剪定が大変になってきました。
しかしこれまで、何度も、台風で倒れたり虫に食べられたりといったトラブルを乗り越えて、何とか生き残ってくれているオリーブです。
最近は2月頃に剪定を行い、石灰も施して、今年こそは虫の被害に遭いませんようにと願っていました。
冬の間はあまり虫の被害にも遭わず、油断していたところ…
春になってしばらくして、気が付いたらすでに何か所も虫の被害に遭っていました!
ハマキムシ…!?
以前も何度も被害に遭っている「ハマキムシ」らしき虫に、若い葉が次々とクルクルにされてしまっていました…。



葉っぱがクルクルと丸められて、まわりには小さな黒いブツブツ(おそらく糞)がついているので、すぐにわかります。
しばらく見ていない間に、本当にたくさんの若い葉がやられていました。
毎年、剪定後に伸びてきた若い芽がハマキムシにやられてまた剪定して…を繰り返していて涙、困ったものです…。
バサバサと切っていると、小さな細いアオムシが一匹、コンクリートに落ちているのを見つけました。おそらくこの虫が正体だと思います。
時々、木酢液を薄めた水をあげたりはしていたものの、最近は薬剤の散布も怠っていたし、観察することもあまりなかったので、しまった!!という感じです…。
薬剤を新しく購入してみよう
これまで持っていた薬剤ではもう耐性ができてしまっているのかもしれないし、
ずっと気になっていた薬剤をいよいよ購入してみようかと思います。
「ゼンターリ水和剤」
こちらは天然の成分を使った殺虫剤なので、野菜やハーブなどの場合も安心して使えるというのがすごいところ。
我が家はオリーブを食用にはしないのであまり気にしては来なかったのですが、やっぱり天然成分のものの方が安心だし、これまで使っていた「オルトラン」からちょっと種類を変えてみるというのもよさそうです。
切り落とさず、そのままにするという手も?
ハマキムシにつづられてしまった葉は見た目も悪いし、気持ち悪いしで、とにかくバサバサと切り落としてしまったのですが、
あえてそのままにして、自然に枯れ落ちるのを待つという手もあるみたいです。
切り落とすとまた新芽が出てきて、それをまたハマキムシの餌食になってしまうかもしれないし(汗)、同じことの繰り返しかも…。そしてオリーブ自身も疲れ果ててしまいそうな気がする…。
本当に、虫にやられてばかりのオリーブのシンボルツリー!困ったものです。

今後は「スズメガ」の幼虫に注意が必要…!この後、7月には小さな幼虫がオリーブにいてびっくりしました。スズメガの幼虫は秋だと思い込んでいました…!
ビオラ、パンジーもあやしい
ちなみに、花壇やプランターに植えたビオラやパンジーもあやしいです…。
葉が白っぽくなってしまい、おそらく病気にかかってしまったかなと。
「うどんこ病」とかでしょうか。
プランターも花壇も同じような症状なので、いよいよ薬剤の出番かな。
持っている「ベニカXファインスプレー」も使ってみましたが、なんとなくそれだけでは足りないような気がしてきたので「ベンレート水和剤」を購入してみることにしました。
水で2000倍に薄めて、スプレーボトルでシュッシュとたくさんスプレーしておきました。
が、ひどい状態のビオラ(プランター)は戻らず、しばらくしてからサヨナラすることにしました。
花壇の方は、これが効いたのか、かなり白い部分がなくなって元気になったように見えます。
お花のプランターに毛虫…!?
さらに、プランターのビオラに、黒と赤のグロテスクな毛虫が乗っているのを発見してビックリ!
きっときれいな蝶になるやつですよね…?と思っていったんは見て見ぬふりをしたのですが、調べてみると、蛾の幼虫らしく、触るとよくない類のものなので、やっぱり「害虫」だなと。
そこで家にあった「ベニカXファインスプレー」をプランターに何度かシュッとしてみると、しばらくして、プランターから逃げ出して遠ざかっていく毛虫をコンクリート上で発見…そうなるような気はしていました…。
玄関先に向かっていたのでそれではまずいと思い、もう一度スプレーをしておき、しばらく後に見てみると動かなくなっていました。動かなくなってからも手で触れては良くないので用心して廃棄します…
日ごろからもっとこまめに、「木酢液」を薄めたスプレーや水やりをすべきだったなあと後悔。最近はずいぶん怠っていました…。
やっぱり植え替えが必要な花(一年草)は最低限にして、基本は植えっぱなしにできる宿根草やかわいい草類にしようかな…
とはいえ結局虫害や病気にやられるなら一年草の方がコスパがいい説もあるし…今後のガーデニング計画、悩ましいところです。