4年前に注文住宅を建てましたが、入居当時も「こんな風にしたかったな」「もう一度建てるならこうしたい」という理想を書いてきました。
でも、4年経ってみて改めて、やっぱりこういう土地がよかったかも、こういう家がよかったかもという理想が少し変わってきました。
もう1回改めて、家を建ててみたいなあ…としみじみ思ったり、想像したりしています…。
これから家を建てる予定の方に何か参考になれば幸いです)があくまで個人的な好みや理想が入っているのであしからず…)。
1、東向きの土地に建てたい
南、西、南西向きは暑い。もともと東南向きが理想だったのですが、せめて東向きがよかったです。
これは土地探しの際も思っていたことでしたが、苦労の末たまたま見つけた土地が南西向き。妥協することにしました。
冬の午後はあったかくてぽかぽかだし、洗濯物もよく乾くのですが、なにせ夏暑い。
夏だけではなく春でも秋でも冬ですらも暑くてたまらない午後があるので、南西側の掃き出し窓の外に「スタイルシェード」を付けて、夏以外でも午後はスタイルシェードをおろすことがあります。

また掃き出し窓には、夏の間は「クールブレイド」を貼り、かなりの日差しをシャットアウトしています。

朝気持ちよく起きるには、東側の窓から日が入るといいし、私はどちらかというと午前中に活動的に動きたいので、午前が明るく、午後は少し日陰になっても、夏はむしろその方が助かるし…

午後から明るい方がいい、午後に活動的に動きたいという人もいるのでその辺は好みですね。
冬に関しては、今の南西向きの土地は、午前中が寒くて、午後になるとぽかぽか。

関東地方は冬に天気の良い日が多いし、午後日当たりがよくてぽかぽかなリビングもなかなかいい感じではあるんですが…
そのおかげで夜まであたたかさがある程度維持されるのは良い部分ではありますが、私のライフスタイルとしては午前が明るいほうがよかったかもなあ。
2、駅、スーパーに超近い場所に建てたい
そんな物件はそもそも見つからないので今の土地でも十分近いし贅沢は言えませんが…(駅もスーパーも10分以内。走れば5分で着くかも?)
車を運転できない、自転車すら乗りたくない私は、駅とスーパーがま隣りだったら幸せだっただろうな…とついつい夢見てしまいます。
徒歩10分未満…それくらいの距離は寒くても暑くても雨でも雪でも槍の日でも歩けよ…と自分でも思いつつ笑。
3、性能にこだわった家を建てたい
なんなら北海道並みに断熱性・気密性の高い家にしたかったので、性能にこだわった家をもう一度建てたいです…
予算との兼ね合いとか、中途半端では逆に良くないとかデメリットもあるかもしれないけれど、エアコン代がもっと節約できる、エコでお金のかからない快適な家にしたかったなあ…。
家の窓は、ハウスメーカーの標準で「Low-e断熱タイプ複層ガラス・アルミサッシ」。よく考えたらそれは前に住んでいたローコスト建売住宅と同じでした。
隣との距離が近いために音にも悩み、そこで、窓のいくつかにはLIXILのインプラス(内窓)を設置し、音に関してはかなり改善されましたが、やっぱり冬の寒い日は、ノーエアコンでは1階も2階も余裕で16度を下回るし、なんか足元が寒い気がする…という状態はやっぱり完全には改善されません。

最近購入した「電気毛布」が、あったかくて電気代もほとんどかからないのですごく優秀!(温度「中」で1時間あたり0.61円くらいだそうです)
エアコンの設定温度も低くしても大丈夫なくらいなので、リビングに1人、2人くらいしかいないときはこれさえあればこたつみたいなあったかさでとっても快適です。
内窓を取り付けに来てくれた業者さんによると我が家は壁の厚さはかなりあるみたいですが(16㎜厚サイディング)、断熱材が足りないのかなという気はします。(仕様書には、外壁の断熱材はハウスロンZERO10KHG100㎜…と書いてあります)
夏は、南西向きの2階リビングは、ノーエアコンでは灼熱地獄だし、太陽光発電があっても、電気代もそこそこかかります。
天井裏に自分で断熱材を追加したいところですが、リビングは勾配天井なのでその部分は屋根裏がなくそれも無理…。
夏の暑さに関しては、エアコン常時運転と、エアコン2台設置、スタイルシェード、クールブレイドという作戦のおかげでずいぶん軽減はされましたが、そもそも性能の高い家なら暑い日もそこまで部屋が暑くならないとか、うらやまし。
本当に暑い時間帯はちょうど、太陽光発電による自家消費もできる時間帯なのでまだよかったかも?ですが。
完璧な家はないけれど…
土地や日当たりの部分はもう変えることはできないですが、断熱性能についてはリフォームをすればある程度は変えられるかもしれません。が、かなりの費用と手間がかかると思うのですぐにというのは現実的ではないかも…。
完璧な家というのはないので、今「よかった」と思う部分に目を向けると、それもけっこうあるにはあるので笑、あまり不満ばかりもたずに行きたいなあとは思っています。