注文住宅を建てるための土地探しをしていた頃、とある土地が気になり、そこが「建築条件付き」の土地だったので、そのハウスメーカーに相談をしに行ったことがありました。
こちらの希望のヒアリングののち、間取りを書いてもらい、見積もりも出してもらったのですが、その時の経験談です。
見つけた「建築条件付き」の土地
見つけたのは、南側にも家が建つので日当たりは抜群とはいえないけれど、整形地で、駅からの距離も徒歩10分程度、土地価格も予算内と、我が家にはちょうどよい感じの土地でした。
建築条件付きの土地ではありましたが、まず初めに伺った際に、間取りの希望などに関してじっくりとヒアリングをする時間を取ってくれて、次回、間取りを提案してくれることになりました。
日当たりの懸念はあったものの、二階リビングにすることに抵抗はなかったし、その方が外の気配もあまり気にならなさそうで、むしろ二階リビングでOK!と思っていました。
ちょっと意外な間取りの提案
次に伺った際に提案を受けたのは、予算や、土地の広さの制限などもあって、思ったよりもコンパクトなサイズの家でした。(延床面積94平米)
ヒアリングの際に「リビングの開放感」「リビングの日当たりのよさ」「リビングでゴロゴロゆっくりくつろぎたい」という希望を伝えてありました。結果、予定通り二階リビングの提案でした。
リビングに隣接の和室を希望していたのですが、それが意外な形で反映されていてちょっとビックリ!

なんとカウンターキッチンの前に、小上がりの畳スペースがありました。
考えたこともない間取りだったので驚き、新しくておもしろい!と思いました。
間取り図だけではイメージができなかった。
思ったこともなかった間取りだったので、最初はちょっと「?」と思ったのですが、だんだん、これがなかなか素敵なのでは…と思ってきました。
キッチンの前には、軽く食事をすることもできるように少しカウンターも用意されていて、セカンドダイニングとしても使えるようになっていました。
もちろんそのカウンターで子供が宿題をすることもできるだろうし、畳なのでちょっと疲れたときにゴロゴロもしやすいし、色々な使い方があると思います。
またリビングはテラスバルコニーに面していて広々としていて、勾配天井の高天井にすればけっこう開放感もあったんじゃないかなと、今となっては思います。
それに94平米とちょっと小さめでありながら、キッチン奥にはパントリーもあるし、洗面・脱衣所もわりと余裕を持った作りになっていたので、今思えばなかなか素敵だなあとつくづく思います。
3Dマイホームデザイナーで立体にすれば…
でもまだ間取りの提案を受けたことが初めてだった私たちは、いまいちイメージができなくて、「リビングの開放感がもっと欲しいかも…」「ちょっと狭そう?」と思ってしまいました。
これを3Dマイホームデザイナーで立体的にすれば、もっとイメージしやすかったかもしれません。
実際、今の土地を見つけていよいよ間取りを作ろうとなった時に、3Dマイホームデザイナーがかなり活躍しました。
間取り図だけではイメージがうまくできなかったのですが、3Dにするととたんにイメージがしやすくなりました。
当然のことなのですが、そのイメージ図は、実際に家が建った今見ても、まさにそのままです。
<3Dマイホームデザイナーで作った図>

<実際>

<3Dマイホームデザイナー>


<実際>


3Dマイホームデザイナーで実際に間取りを作ったりしてくれたのは私ではなく夫で、パソコンにすごく詳しいというわけでも苦手というわけでもない普通の人がここまでできたので、きっとある程度パソコンができる人ならそこまで難しく扱えるのではないかなと思います。
壁紙や窓枠の色を変えたり、カウンターや飾り棚、木格子を作ったりと、かなり自由にできるので、間取りだけではなく、インテリアの計画をするのにもとても役に立ちました。