2018年築の注文住宅に住んでいます。
勾配天井で天井の高いリビングにあこがれていて、2階リビングにしてそれを実現させました。
広めのリビングにアクセント的になる2畳ほどの小さなスキップフロア(小上がり)部分を作り、そこをスタディカウンターにしました。

もしあまり使われなかったらもったいない…とも思いつつ、どうしても作りたかったこのスペース。
入居後5年以上が経ちましたが、相変わらず毎日、大活躍しています。
子供たちのスタディカウンター活用方法
・勉強や宿題
末っ子と上の子の勉強スペースはほぼここのみ。子ども部屋にも一応個人の机はありますが、あまりつかわれずに持つ置き場になっています笑。
机の奥行きをしっかり大きめにしたこと(52㎝・45㎝)や、

カウンターがL字型で2人が使いやすいこと、収納部分もあること、座っても前が壁ではなく視線が抜けてテレビや窓が見えることが、居心地のよさのポイントです。コンセントももちろんたくさん付けたのでスマホやタブレット、ゲーム機の充電もバッチリです。
・工作・お絵かき・アクアビーズアートなど

末っ子は、アクアビーズアートや、お絵かき、工作が大好きなので、よくいろいろなものをカウンターに広げています。これをダイニングテーブルでやられていたら、食事の用意の時にとても邪魔なので、のびのびとさせてあげられなかったかもしれないな…と思います。
・ランドセル置き場
段差を2段上がった上なら、荷物が多少置いてあっても、「床置いていある」のではなく「台の上に置いてある」感覚になり、けとばす心配も少ないので、あまり邪魔に感じません。
そのため段差を上った部分がちょうどいいランドセル置き場になっています。
2階リビングへ上がってきたらすぐに置ける場所でもあるので、すごくちょうどいいです。
そしてここにおいたままランドセルをあければ、すぐにカウンターで宿題も始められます。時間割も、すぐ後ろの収納内に教科書類を入れているので、すぐに取り掛かれます。

・ゲームや学校のパソコンの充電

カウンターを上ってすぐのところと、カウンターの奥にもコンセントをしっかりと付けたので、学校用のパソコンやタブレットの充電、スマホやゲームの充電、時々英語のCDなどを聞くためにCDラジカセを使う時にも役立っています。
・その他
ほかにも、なぜかこの小上がりの上で寝転がって仮眠をとったり、ゴロゴロしている姿も見かけます笑。普通のフローリングなので固くないかなと心配しつつ、クッションも3つほどおいているので問題ないみたいです。
大人のスタディカウンター活用方法
・家事用のデスクとして
アイロンがけ(立って)
アイロンがけをするときは、小上がりに上らず、カウンターの反対側から立ってアイロンがけをすると、コンセントの位置関係や、高さの関係上、とてもアイロンがしやすいです。


縫い物をする場所(段差に座って)
カウンターの段差部分に座り、カウンターに裁縫箱を置き、縫物をする場所として、ちょうどいいです。


裁縫箱を収納している棚からこの段差が近いのも、使いやすさのポイント。
・お茶やコーヒーを飲む
段差部分をチェアがわりにしてコーヒーやお茶を飲むのにも使います。テレビも見える位置だし、キッチンからも近いので、家事の休憩にもぴったりです。

・ちょっとした座る場所に
ソファが足りないときには、ここもリラックスできるソファ替わりとして使われます。
スマホをしたりテレビを見たり…。
意外と、邪魔そうな印象のある「段差」部分が、ちょっと座れるベンチとして活躍します。
・子どものお便りのチェックなど・かばん置き場

段差を上った部分は、かばん置き場としてちょうどよく、子どものランドセルも置いてあるので、学校のおたよりチェックなどもここに座って済ませます。
ポストに入っていたチラシなどもここにいったん置き、座っている・いらないを分別したりもします。
・果物の箱を置く

キッチンのパントリーが足りないので、たまに届く、ふるさと納税の返礼品の箱入りの果物や、親から届いた箱入りのお菓子・フルーツなども、ここに置くと、あまり邪魔にならず便利です笑。
・サーキュレーター置き場

このカウンターの隣に、ホスクリーンがあるので、サーキュレーターを置いて、部屋干ししている洗濯物に風を当てるのにぴったりの場所になっています。
リビング内の空気をかき混ぜたいときはサーキュレーターの向きを変えて動かしたりもしています。
小上がりのカウンター、欠点は?
・ほりごたつの足元にごみがたまる、掃除が面倒

・透明ビニールシートで汚れ防止をする必要あり、買い替えも必要

・立ち上がりを付けなかったので向こう側に物が落ちることがある

・段差につまづく・老後は使えるか心配

結局使わない…を防ぐには?
・机の奥行きをしっかり大きくする(我が家は52㎝と45㎝にしました)

・収納を近くに作ってカウンター上が散らからないようにする

・勉強用カウンターにするには視線が抜けていた方がいい(目の前は壁ではなく、窓などでもOK)(壁に向かっていると煮詰まりやすいので)
・広すぎず狭すぎずなサイズ感(広すぎると掃除も大変かも?)
・テレビが見える、キッチンやリビングから近い
・天井高が高い場所の方が、圧迫感がなくて使いやすいかも
まとめ
老後はもしかしたら使いづらいかも?など、少し欠点もありつつも、
間取りを考えている時は思いつかなかったほど、いろいろな用途に使われているので、
小上がりのスタディカウンターを作ってよかったと思っています。