2020年12月中旬に、太陽光発電(Panasonic HIT 4.1kw。売電単価21円)を設置した我が家。
それを機に、2021年1月から2022年1月まで、同じ形式で電気代や発電量、売電量などを記録していました。
そこで、1年間の「買電量」「消費電力量(太陽光発電による自家消費分を含んだ使用電力量)」、「発電量」「売電量」「ガス代」について、こちらでまとめておきたいと思います
我が家のスペック
2018年築、延べ床面積約105平米、2階建て、太陽光発電はPanasonic HIT 4.1kw。売電単価21円。
楽天でんき使用、オール電化ではなく都市ガスも利用。浴室乾燥機はガス式。
ほぼ一日中誰かが在宅。南西向きの二階リビング、LDKは約23畳、勾配天井、夏場はとても暑い…
ローコスト注文住宅なので、サッシはアルミでLow-e複層ガラス(断熱タイプ)ですが、二階リビングの掃き出し窓2つと、一階の個室の腰高窓3つと、浴室の引き違い窓には、樹脂サッシのインプラス(内窓)が設置済。
2021年1月から2022年1月までのデータ

2021年1月分(2020/12/23~2021/1/22)
・買電量 610kWh(14,800円)
・消費電力量 801kWh(※太陽光発電による自家消費分を含んだ使用電力量)
・発電量 410kWh
・売電量 210kWh(期間のずれがあるため、2月中旬の実際の入金は3,738円)
・ガス代 6,359円
2021月2月分
・買電量 532kWh(14,098円)
・消費電力量 623kWh
・発電量 249kWh
・売電量 157.9kWh(1,756円の収入)(※3月16日に実際に入金されたのはなぜか6,405円。2020年12月から発電開始しているので後から合算分が来たか?)
・ガス代 5,692円
2021年3月分(2021/02/23~2021/03/22)
・買電量 344kWh(8,470円)
・消費電力量 526.1kWh
・発電量 488kWh
・売電量 295.2kWh(6,330円の収入)
・ガス代 5,093円
2021年4月分
・買電量 219kWh(5,685円)
・消費電力量 407.9kWh
・発電量 602.1kWh
・売電量 413.2kWh(8,678円の収入)
・ガス代 5,237円
2021年5月分
・買電量 233kWh(6,108円の支払い)
・消費電力量 423.545kWh
・発電量 479.801kWh
・売電量 300.91kWh(6,699円の収入)
・ガス代 5,388円
2021年6月分
・買電量 272kWh(7,226円の支払い)(※2021/06/23~2021/07/22)
・消費電力量 491.9kWh
・発電量 460.1kWh
・売電量 249.8kWh(※期間のずれがあるため7/15に実際に入金されたのは6,384円)
・ガス代 4,866円
2021年7月分
・買電量 355kWh(9,513円の支払い) (※ 2021/06/23~2021/07/22 )
・消費電力量 645kWh
・発電量 469.5kWh
・売電量 211.1kWh ※実際に入金されたのは4,011円
・ガス代 5,197円(6/28~7/28)
2021年8月分
・買電量 402kWh(10,752円の支払い) (※ 2021/07/23~2021/08/22 )
・消費電力量 682kWh
・発電量 463kWh
・売電量 216kWh ※実際に入金されたのは5,082円
・ガス代 4,706円(7/28~8/28)
2021年9月分
・買電量 373kWh(10,175円の支払い) (※2021/08/23~2021/09/22 )
・消費電力量468.2kWh
・発電量 359.641kWh
・売電量 192.8kWh ※実際に入金されたのは3,717円
・ガス代 5,480円(8/28~9/27)
2021年10月分
・買電量 294kWh(8,178円の支払い) (※ 2021/09/23~2021/10/22 )
・消費電力量 456.6kWh
・発電量 404.593kWh
・売電量 256.228kWh ※実際に入金されたのは4,806円
・ガス代 5,480円(9/28~10/27)
2021年11月分
・買電量 295kWh( 8,357 円の支払い) (※ 2021/10/23~2021/11/22 )
・消費電力量 466.989kWh
・発電量 424.661kWh
・売電量 273.066kWh ※実際に入金されたのは5,922円
・ガス代 5,817円(10/28~11/27)
2021年12月分
・買電量 474kWh( 12,561円の支払い) (※ 2021/11/23~2021/12/22 )
・消費電力量 758.55 kWh
・発電量 408.3kWh
・売電量 215.5kWh ※実際に入金されたのは4,662円
・ガス代 5,817円
2022年1月分
・買電量 721kWh(21,146 円の支払い)( ※2021/12/23~2022/01/22(31日間 )
・消費電力量 990.712kWh
・発電量 447.817kWh
・売電量 175.386kWh ※実際に入金されたのは4,282円
・ガス代 6,932円(12/28~1/27)
記録から見て分かることは…
箇条書きで、見やすいグラフとかにはなっていないので、比較がしづらいと思いますが、我が家の2021年の1年間の記録はこのような感じでした。
月の平均電気代(実際に支払った電気代)は、約9,660円。
月の平均売電収入は、5,536円。
記録を見ていると、消費電力量-買電量=太陽光の自家消費分になるので、平均すると毎月200kWh近くくらい、太陽光発電から自家消費している感じです。
実際に計算してみると、太陽光発電から自家消費した量は、2021年の年間では2018kWh、月168kWh。※購入前のシミュレーションでは年間1823kWh、月152kWhでした。
売電額は2021年の合計では66,434円、月5,536円。※購入前のシミュレーションでは年間65,801円、月5,483円。

2021年の年間で見てみると、購入前のシミュレーションよりも実際の方が少し成績がよいですが、それも年ごとにばらつきがあると思うので…ぬか喜びはできません笑。
でも、太陽光発電があっても、夏も冬もそこそこ高い電気代とガス代を払っていて…(見ているとなんとなく、売電収入でガス代を賄えるかな?くらいな感じですね)
冷暖房の使用量が少ないはずの秋でも、売電収入で買電量(実際に払う電気代)をまかなうことができません笑。
太陽光パネルは4.1kwと小さいし、家の断熱性能もハイスペックではないので…
2021年と2022年を比べてみると…電気代アップの影響が
でも、(2021年の)春はわりといい感じで、2021年4月と5月は売電収入が実際に払った電気代を上回ってくれていました。
2021年4月の電気代→5,685円 、売電収入→8,678円
2021年5月の電気代→6,108円、売電収入→6,699円
では、電気代が高騰してきたこの頃(2022年)はというと…やっぱり、昨年よりも毎月の電気代は上がっています。それだけではなく…
2022年4月の電気代→9,702円 使用量302kWh 売電収入→6,993円
2022年5月の電気代→8,008円 使用量245kWh 売電収入→6,090円
2021年4月・5月は、電気代(買電量)よりも、売電収入が上回ってくれていたのですが、今年2022年の4月・5月は届きませんでした…。
ただ、電気代が高騰している昨今なのでなおさらですが、我が家は日中も誰か在宅しているので、ある程度自家消費ができることがせめてよかったところかなと思います。
もし太陽光発電がなかったら、昼間に太陽光発電から自家消費している分も買電しなければいけなくなるので…
ただ、初期投資した費用や、今後のメンテナンス、廃棄時にかかる費用などを考えると、どっちがお得なのかはやっぱりよく分からないですが笑、
今後ますます電気代は上がっていくかもしれないし、そして災害時にも使える非常用コンセントがあるという安心感も含めると、まあ、付けてよかったのかもな?と今のころは思っています。

もし太陽光発電を設置する予定がある場合は、いくつかの会社で比較してみることをお勧めします。我が家も何社かで比較しました。価格だけではなく、内容が色々と違うので、じっくり比べてみると良いと思います。


もしもう一度建てられるなら、家の断熱性能を上げたうえで太陽光発電をもっとたくさんつけたい!

ちなみに楽天でんきの支払額に応じて楽天ポイントが付与されます(200円につき1ポイント)。例えば月に1万円電気代を払うと付与される楽天ポイントは50ポイント(50円分)…。わずかではありますが、年間にすると573ポイントが付きました(2021年)。さらに、楽天でんきの支払いも楽天カードで行うと100円につき1ポイントが付くため、1万円の電気代を払うと100ポイントが付与されます。つまり楽天でんき+楽天カードでの支払いにより、2021年の1年間では合わせて1732円分の楽天ポイントが付きました。