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ダイニングテーブルをやめてカウンターにする案や、キッチンにテーブルをくっつける間取りが気になった。取り入れてみたかった!

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とあるハウスメーカーのモデルルームを訪れた時に、「このダイニングテーブルの位置関係、面白いね!」と思ったことがあります。

最近は定番になっている対面キッチンですが、こんな方法もあるのか、と目からうろこが落ちた経験でした。

そして住んでからしばらく経ち、やっぱりその形にすればよかったかな…と思うこともちらほらあります。

この記事を書いた人

2018年にハウスメーカーで2階リビングの家を新築。これまでの家選びや家づくりに後悔した経験をもとに、どなたかの参考になればと思いつつブログを書いています。★ESSE online (住まい)でも記事を書いています(ペンネーム:東島由樹)

「対面キッチン」のダイニングテーブル位置の固定概念

対面キッチンに対して、ダイニングテーブルはだいたいこんな感じで置くよね、と、ずっと思っていました。

その前に住んでいた分譲マンションでも、賃貸マンションでも、前の家でも、ずっとこうでしたし…。

「キッチンにダイニングテーブルをくっつける方法」を新発見

モデルルームで見かけたダイニングテーブルの配置

でも、ハウスメーカー検討中に訪れた、あるハウスメーカーのモデルルームで、こんなダイニングテーブルの置き方があることに気が付き、夫とびっくりしたのです。

キッチンカウンターの、すぐ隣にテーブルをくっつけてしまうという…。

それを見るまで、全くこの発想はありませんでした。

実際に、そのテーブルに座ってみると、景色が新鮮で新鮮で。

キッチンがすぐ横にあるので、片づけも配膳も、とても楽そう。

モデルルームなのでところどころがオシャレなので、なおさら、「新鮮でステキ!」と思ってしまいました。

実際は、キッチンの状態がすぐに目に入ってしまうので、整理整頓、掃除に普通以上に手をかけないといけなさそうですが…。

でも、対面キッチンに対してテーブルはこう!という固定観念を、見事に崩された経験でした。

間取り作成中に、キッチンにダイニングテーブルをくっつける案を考えた

この経験で刺激を受けてから、間取り作成中に、

キッチンをリビングに対してタテにして、キッチンにダイニングテーブルを横づけにして設置し、そして、キッチン前にカウンターを造作しよう、と考えたこともありました。

食事中に冷蔵庫へ物を取りに行くのも、炊飯器へご飯をお替りしに行くのも、鍋を温めなおすのも、配膳も片付けも簡単そうですよね…!

しかもこの案だと、上の図のように、収納から水回りまで回遊できる間取りになるのが魅力でした。

「キッチンにダイニングテーブルをくっつける」デメリットは?

  • ダイニングテーブルからキッチンが丸見えなので、キッチンの片づけに気を遣う。
  • キッチンカウンターの前に椅子も置くと、通路が狭くなる、階段もすぐそばにあるので落ち着かないかも…。間取りによってはデッドスペース・廊下的な存在になってしまうかも。
  • キッチンを縦に置くとキッチンからダイニングテーブルまでが縦長になるので、リビングのスペースが狭くなってしまうかも。
  • キッチンに立った時の景色がすぐ壁で、あまり広々としない(間取りにもよりますが)

ダイニングテーブルをやめてカウンターを設置する案も考えた

キッチンカウンター兼ダイニングテーブルを造作する案

なんとなく、ダイニングテーブルを置くのをそもそもやめて、こんな変形した形のカウンターを造作で付けようか?と考えたこともあります。

こうすると、限られたスペース内で、単純な四角い形よりも導線を邪魔することがないし、曲線部分に意外と大人数が座れるし、ちょっとおもしろいし、リビングもテーブルに邪魔されずに広く使えそうだし、いいかもしれない…と思ったのです。

キッチン前の部分は、バーカウンター気分を味わえるし笑、半円っぽい部分はちょっと遊び心があって素敵です。

「テーブルの代わりにカウンターを造作する」のデメリットは?

  • テーブルが汚れたり、買い換えたい時に簡単に変えられない
  • ちょっと位置を変えたいな…という時も、ずらせない
  • 横並びの細いカウンターだと、ごはんが食べづらそう。特に、真ん中に大皿料理を置いたり、鍋やホットプレートを使う時。「みんなで食卓を囲む」感じがちょっと薄くなりそう?(テーブルの形によっては可能かも)
  • やっぱり普通のテーブルの方が落ち着くかも。

結局、対面キッチン+普通のテーブル位置にしたが…少し心残りも

結局、普通の対面キッチンにした理由

デメリットも色々と考えた上で、結局、テーブルをキッチンに横づけするのも、造作カウンターもやめて、慣れている配置に落ち着いたのですが…

この形に落ち着いたのは、「キッチンからの景色が、こっちの方が広々と見えるだろうな…」という要因が大きかったと思います。

キッチンに立つと、目の前にリビングダイニングと大きな掃き出し窓があり、家の中も外の景色も見渡すことができます。

でも、今でも、やっぱりキッチンの横にテーブルをくっつけて、バーカウンターを付けて…というのもかっこよかったかもとちょっと心残りもあります。

やっぱり配膳のときや、片付けの時が面倒だったり、食事中に冷蔵庫などにものを取りに行くのやご飯のお代わりをつぎに行くのがちょっと面倒、というデメリットも感じます。

まあ、どちらにしても、メリットもデメリットもあるので、今の形でも十分だったとは思いますが…。

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unicoのダイニングセットの「ベンチ」が意外と便利

ちなみにダイニングテーブルとチェアは「unico」のものです。

選んだチェアは、手前2脚が「ウィンザーチェア」で、奥に置いたのが2人ほどが座れるサイズの横長の「ベンチ」です。この組み合わせがなんとなく好きです。

ベンチは、どちら向きに座ってもOKなので、後ろにあるカウンターでパソコン・プリンター作業をするときにも便利です。

まとめ

もう少し広い家、広いLDKなら、あとから、キッチンの横にダイニングテーブルという風に配置を変えることもできたかもしれませんが、我が家は無理です…残念。

最近、建売物件でも、ダイニングテーブルをキッチンに横付けする形の間取りを見かけるので、やっぱりこうすればよかったなあと思うこともしばしばですが、まあ今の間取りにもいい面はあるので、よかったということにしたいと思います。

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