「縁側」…といえば、昔ながらの日本家屋。となりのトトロに出てくるようなイメージ。
旅館の広縁(ひろえん)もイメージに近いかも。
(※広縁は、縁側の広いもの。奥行のある縁側が広縁だそうです)
でも、この「縁側」が、我が家にも欲しかったかも…と思いました。
縁側が欲しかった理由
- ガーデニングの冬越し用に
- 暑さ・寒さ対策に
ガーデニングの冬越し用に
冬の寒さに弱い種類の植物は、寒い間は家の中に取り込み、窓際でなるべく光に当てながら育てると、冬越しができたりします。
でも、我が家の場合、南側の窓は、一階は子どものベッドがギリギリまであってふさがれている。
二階はリビングがあるので、南の窓際に植物なんて置いておくと、子どもが倒すこと必至(笑)。
でも、「縁側」があれば、そこは廊下のような存在として、リビングとは一枚の窓付きの引き戸か何かを挟んで閉じられることになって、植物を置いておくのにちょうど良さそう。
我が家でいうと、レースラベンダーとアメリカンブルーは、冬の間はなるべく寒さにあてずに冬越しさせたいのですが、置いておけそうなのは玄関の土間くらい…。
でも玄関だと暗いので、昼間は外に出して、朝晩は玄関内に取り込むしかないかなと思っています。でもけっこう面倒で、入れ忘れたりしそうで今から心配です。
先日、近所を散歩していたら、縁側に大きなお花の咲いた植物を取り込んでいるお宅を見かけて、「いいなあ!縁側」と思いついたのです笑。
暑さ・寒さ対策に
我が家が今検討している、リビングの掃き出し窓に付ける「内窓」。
リクシルのインプラスや、YKKAPのプラマードUとか、色々な商品がありますが、我が家は一階の部屋にもインプラスを入れたので、二階リビングの掃き出し窓にもインプラスを検討しています。
一階の内窓の施工時に業者の方から聞いたのが、「外窓から内窓からの距離が長ければ長いほど、防寒や遮音などの効果が高まる」ということ。
それなら、「縁側」があれば、窓がちょっと離れた場所に二重に作られることになるので、なんだか良さそう!
夏の暑い時は、その場所は暑すぎるので完全封鎖!笑。
冬の寒い日の朝晩も寒いので封鎖し、日中は、ぽかぽかの縁側で日向ぼっこ…。
二階リビングでも、縁側があったら、なんだか素敵だったかもしれません!
もちろん、最近のサッシは性能が上がってきていて、樹脂サッシ、トリプルガラス、アルゴンガス入りなど、ハイスペックな商品であれば、縁側なんて設ける必要もないのかもしれませんが…。
あえて懐かしい縁側を作る…意外と素敵かも?
なつかしさのある縁側
あえて今の新しい家に、縁側があってもいいな…ちょっと憧れというかなつかしさというかを感じます。
やっぱり、伝統のある家の造りには、先人たちの知恵が詰まっているのかも…と改めて思ったりもします。
小さな家では難しさも…
ただし、小さな家で、敷地が限られていて、建築費用もなるべくおさえたいし、リビングや個室もなるべく広くしたいし…という我が家のような場合は、縁側という余裕のある空間を作るのはちょっと難しさもあります。
「3枚引き戸」などで、開け放せるようにしておけば、リビングを広くも、仕切って縁側を別としても使える風にできそうですが、大きな引き戸は費用もかかりますしね…。
簡単ではないかもしれないし、作ってみて「いらなかった」と思って無駄になる可能性もゼロではありませんが…やっぱり少し憧れの気持ちがあります。