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【土地選び】「踏切・線路」が近い物件を検討した経験。メリットとデメリットについて

かつて、家探し・土地探しをしていた際に、踏切と線路がすぐ近くにあるという建売物件を内見し、本格的に検討したことがあります。

結局は、そのほかの条件でその物件はあきらめることになりましたが、踏切が近い・線路が近いというのはやはりメリットとデメリットがあるなと感じました。

【踏切そばの家のメリット】

・価格が比較的安いことが多い

・踏切に近いと駅から近いことも多い

・電車好きの子どもが喜ぶ

・家の目印にしやすいかも

 

価格が比較的安いことが多い

踏切が近いということで、騒音などの心配から、周囲の同じような土地に比べて少し価格が下がることがあります。

我が家が検討した物件も、駅からの距離や建物のデザインや設備、土地の広さや日当たりなど、色々な条件が良いのに比較的手ごろで、そのために真剣に検討した物件でした。

価格が安く済んだ分、窓に二重窓(内窓)を設置して防音対策を強固にしたり、家の性能を高めることに費用をかけるのも賢い方法だと思います。

踏切に近いと駅から近いことも多い

踏切が近いからといって駅が近いとは限りませんが、比較的近いことも多く、我が家が検討した物件も駅まで10分以内の場所にありました。

自分は車が運転できる、自転車があるから大丈夫と思っても、天気が悪い日はやはり駅が近いと助かるし、子どもたちが高校に通うようになってからは一人で行き来することも増えるので、駅からは近いに越したことはないです。

電車好きの子どもが喜ぶ

電車が好きな子どもは意外と多くて、私の子供も友達の子にも、駅で電車を見たり、踏切で電車を観察するのが好きな子がいます。

私もよく子どもを駅や踏切、線路の近くに連れていき、電車を見せていた時期がありました。

踏切が家から近ければ、窓から電車が見える可能性も高いし、電車の音が聞こえたら窓から電車を眺めたり…。

家から線路や踏切が近い分、事故には十分に注意しなければいけませんが、電車好きな子供は家からそれらが近いと喜ぶだろうな、というのが目に浮かびます。

親戚や友人の子供が電車を見たいからとよく家に来てくれるようになったという話も聞いたことがあります。

家の目印にしやすいかも

家が建ってからしばらくの間は、まだ番地が地図に登録されていなくて、宅配便やピザの配達の人などが困って電話をかけてくる…ということが我が家も何度かありました。

そんな時に、踏切が近くにあれば目印にしやすいし、説明もしやすいのではと思います。(我が家はとにかく目印になるものがほぼなくて、口頭での説明に苦労しました。)

【踏切そばの家のデメリット】

・踏切の音がうるさい

・電車が通る振動が気になる

・事故にも注意

踏切の音がうるさい

これは当然のデメリットなのですが、やはり踏切の音はかなりの音量で、しかも甲高いので、夜など静かな時間は特に気になるでしょう。

我が家は昼間に内覧した段階では、話をしたり内覧に夢中だったりで踏切の音はほとんど気にならなかったのですが、夜はやっぱり気になったかもなと思います。

特に眠りが浅いとか、ちょっとした物音で目を覚ましやすいとか、睡眠に関して不安のある人の場合は大問題になるかも…。

とはいえ終電後は静かになるのですが、始発の時間が早い場合はそれも心配ですね。

夜勤があって昼間に寝ないといけない人も注意が必要です。

電車が通る振動が気になる

踏切の音はなんとか二重窓などで気にならない程度にはできても、電車が通るときの振動はどうしても防げない場合があります。

我が家も家の前の道路を大きなトラックが通ったりするとびっくりするくらいの振動を感じることがあるので、毎日定期的に電車が通って振動が起こるとなると、敏感な人は気になって寝れないかもしれません…。

内覧中に、しばらく静かにしてみて、音や振動がどれくらい気になりそうか、じっくり確かめてみたほうがよさそうですね。

事故にも注意

踏切が近いということで、小さな子供がいる場合は特に事故にも注意が必要になってくると思います。

これは踏切に限らず、大きな道路がすぐそばにあるとか、家の前の道路が狭くても交通量が多い場合なども同じですが。

子供が勝手に出ていきにくいようにするためにオープン外構ではなく塀や門扉を作るなどすれば、少し安心度が高まるかもしれません。

【我が家の選択とその理由】

我が家の場合、検討していた物件は踏切から家何軒か分離れていたので、近いとはいえそこそこの距離がありました。

そのため、5~10分間隔くらいで電車が行き来し、踏切も度々鳴っていたはずですが、内覧中はほぼ気にならず、踏切のことを忘れていた!ということが多かったです。

もう少し踏切に近い物件だと、もっと気になったかもしれませんが、検討した物件は意外と大丈夫かもと思い、踏切が近いという点がネックになることはほぼありませんでした。

それよりも、冬の日当たりが、向かい側に建っている家の影響でちょっと怪しかったこと、空き地になっていた土地もいずれは高い土地が建つ可能性がなくはなかったことから、とにかく日当たりのよい家を求めていた我が家はその物件を断念することになりました。

今思えば、夜や寝静まった後はもしかしたらもっと踏切の音が気になったかもしれないし、わずかな物音で起きてしまいやすい私は、その物件をやめてよかったかもなと思ったりします。

でも、二重サッシ(内窓・二重窓)を設置するなどの工夫でおそらくある程度は気にならなくなるかもとは思います。

 

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