PR
注文住宅

注文住宅、こだわりの「広めの玄関」、メリットとデメリット

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

2018年築の注文住宅の我が家の玄関は、家のサイズに対してちょっと広めです。

玄関の広さ(土間+玄関ホール)は約2.3坪(約5畳)+土間収納1畳。

延べ床面積105平米ほどの二階建ての戸建てとしては、ちょっと広めだと思われます。

毎日使う玄関だから…5人家族だから…玄関は広い方がいいだろうと、子ども部屋を削ってまで、玄関が広くなりました。

この記事を書いた人

2018年にハウスメーカーで2階リビングの家を新築。これまでの家選びや家づくりに後悔した経験をもとに、どなたかの参考になればと思いつつブログを書いています。★ESSE online (住まい)でも記事を書いています(ペンネーム:東島由樹)

玄関全体の広さ「約5畳+土間収納1畳」。玄関幅2250㎜

約5畳の玄関+土間収納1畳

一般的には玄関は、「土間(たたき)とホール」で「1坪」あれば十分と言われているそうですが(一坪=180㎝×180㎝ほど、もしくは200㎝×160㎝など)、

わが家の場合は、土間収納を除いて、「土間とホール」で約2.3坪あり、畳数(江戸間)にすると約5畳ほどあります。

土間(たたき)部分は図面では4.14㎡、1.25坪、約2.5畳あり、

玄関ホールと土間収納も含めると、全部で約6畳ほどもあります…広すぎ!?

土間もホールも広い…

玄関土間の奥行は約1.8m、玄関ホールの奥行も約1.8mあり、玄関スペース全体では奥行き3.6m!

玄関の横幅は2.25mほどです。

玄関

上がりかまち巾約1820mm(玄関幅2250㎜・奥行き1820㎜)

玄関の奥行は2コマ分の1820㎜、玄関の横幅は2.5コマ分の2250㎜(1コマ=91cm×91cm)。

なので、玄関幅は正確には2250㎜ありますが、

写真のように、シューズボックスがあるので、「上がりかまち」の長さは、約182㎝(2コマ分)です。

上がりかまち巾約1365㎜だった前の家の玄関:約1坪サイズだった

ちなみに、以前住んでいた家の場合は、上がりかまちの幅は、約1365mm。

上がりかまちがナナメになっていたので、実際にはもう少し長さは長かったと思いますが、いわゆる標準的な「約1坪」の玄関でした。

この家に住んでいた頃、玄関の広さには正直そんなに不満はなかったし十分だとも思っていました。

シューズボックスも、すぐに靴がいっぱいにはなるけれど、ベビーカーもぎりぎり広げて置くことができたし、たためめば隅の方に立てかけて邪魔にならずに置いて置けたし、傘立ても普通に置けていました。

ただ、生協の宅配の発泡スチロールなど、大きなものを玄関内に置いておきたいという時や、出かける時に着たい・帰ったらすぐかけておきたい上着や、カッパを干したりする場所がなかったのは少し困りました。

広めの玄関になった理由

前の家の約1坪の玄関でも大きな不満はなかったのですが、今回の新しい家では「毎日使う玄関は、広々としていた方がいい」と、夫が強く主張し、広めの玄関になりました。

小さい家なのに、見栄を張って、玄関だけ広くするなんて、アンバランスかな?とも思ったのですが、置きたいものも多いし、家族が多いので広いに越したことはないのでは?と考えました。

実際に、幅約1820mmの上がりかまちの玄関は、(家の大きさに対して)なかなか広いと感じます。

※これまで私が住んできた家と比較しての感想なので、もっと土地や建物サイズが大きくて立派なお宅が多い地域の方とかだとむしろ狭いかもしれません。

広い玄関、メリットは?

メリット1:渋滞しない

家族5人分の靴がたくさん並んでいても、上がりかまちに買ってきた荷物を置いても、余裕で通っていけるのが、ありがたい感じです。

家族全員で帰ってきたとき、家を出る時なども、あまり渋滞せずスムーズです。

どうしても、家族分の靴は土間におきがちになるのは仕方ないかなと思っているのですが、ちょっと多めに靴が並んでいてもあまり邪魔にならないので便利です。

メリット2:帰宅時に余裕を感じる

また、夫が、「玄関が広いとそれだけで気持ちがいい。帰ってきたときの気分が全然違う」とよく言っています。

私は、やっぱり玄関よりも子ども部屋を広くした方がよかったんじゃないか…とグチグチ言うこともあるのですが、夫は絶対に玄関が広い方がいい!という派です。

メリット3:荷物を広げたり、一時的な置き場に便利

旅行の荷造りのために大きなスーツケースを広げる時や、大きな家具を買って荷ほどきをする時、窓フィルムなど大きなサイズのものをカットする時、断捨離したたくさんのゴミたちを一時的に置いておくのにとても便利でした。

そして、時々、生協の宅配を受け取れなかったときに、置き配してもらえるのですが、その発泡スチロールを玄関内に置いておきたいときがあります。外だと、死角になる部分がなくて目立つし、風で飛んで行ってしまうので、玄関内に置いておきたいのです。

玄関土間が広いおかげで、余裕を持って置いておけるし、あまり邪魔にもならないので助かります。

メリット4:傘を広げて干せる

また、土間部分も、2.5畳と広めなので、ちょっと無理やりですが傘も広げて干せてしまいます

傘は日光に当てず、陰干しをした方が、長持ちするそうです。外で干すと、傘が風ですぐ飛んで行ってしまうし、直射日光にもあたってしまうので…。

土間に干すと家の中の湿気が…という問題点もありますが、玄関に置いた扇風機で乾かせば小一時間ですっかり乾くので大丈夫かなと思っています。

メリット5:自転車・ベビーカーなどを置いておける(台風の時にも便利)

広い玄関土間は、台風の時に、自転車や三輪車3台くらいは余裕で玄関内に収納できる、というメリットもあります。 ベビーカーもたたまずに土間の隅の方に置いておいても邪魔にならず、とても助かっています。

メリット6:セカンド冷凍庫の置き場にちょうどよかった

その後、ベビーカーを使わなくなってから、玄関土間のデッドスペースがもったいないなと思っていたのですが、サブ使いの「セカンド冷凍庫」を置くことにしました。

玄関なら音も気にならないし、とてもちょうど良い感じです。

広い玄関のデメリット

  • 土間が広いので、掃除が大変(雨の日など、子どもの靴に付いた泥や砂が、土間を汚してくれてしまう)
  • 冬は、土間が広いことで、冷える気がする。
  • 広いのでつい物を置きがちになる
  • 玄関を広くしたことで、他の部屋(特に子ども部屋)が狭くなってしまった

特に気になるのが掃除の面ですが、普段はほうきでの掃き掃除、時々古い掃除機で土間を掃除する程度で、

水を流してデッキブラシでごしごしするのは本当に面倒なので、年に一度の大掃除の時くらいです(それすらやらない年もあります…正直言うと)。

※外壁・玄関ブラッシングスポンジを使うと、汚れが落ちやすいので楽に掃除ができます。

また、玄関を広くしたせいで子ども部屋が狭くなってしまったことは今後もずっと気になってしまうんだろうな。玄関の広さは、家の広さとのバランスがやっぱり大切ですよね…。

でも、100%満足のいく間取りなんてきっとないので、まあいいか、とは思っています。

error: Content is protected !!