2018年築の注文住宅の我が家。
玄関回りの作り方について、ちょっとした成功と失敗がありました!
住んでみないと気付かないこともあったので、これから家を建てる方のために参考になれば幸いです。
外構・庭に関してこうしてよかったこと
【成功①】玄関ポーチの形を変形させた
玄関ポーチって普通は四角い形で、一段か二段のステップになっていますよね。
最初は我が家もこういう普通の四角いステップでした。
二段のステップですが、正面だけに階段がある形、これが多分普通だと思います。

しかし、ステップの下に花壇を付けたことや、駐車場から玄関ドアへのアクセスの関係から、
正面からだけではなく、横からもステップを上がりやすくしたかったので、
階段を正面と横両方に付けようと考えました。
角の部分をちょっとナナメに切って、変形させてみたのです。

ただの四角よりはちょっとかわいくなったかなと思います、自己満足ですが笑。
でももっと言えば、スロープの部分も作ればよかったかな…という本音もあります…。
【成功②】庭は、ほどんどコンクリートにした
駐車場に、少し溝を作って、タマリュウなどのグリーンを植えると素敵ですよね。
あと、掃き出し窓の周りを花壇にしたり、土のままにして砂利にしたり…というのを提案されましたが、そこもコンクリート!
タマリュウもやめて、アクセントにはグリーンのピンコロ石を埋めるでOK!
なぜかというと、雑草対策と、泥対策です。
そして、掃き出し窓周りは、駐輪場として使いたいため、コンクリートにしました。ベランダの軒のおかげで、雨をしのげるからです。
ただ、のちに、「もうちょっと花壇が欲しかった」「コンクリートの溝部分にゴミが溜まりやすい」などの細かい後悔も出てきてしまうのですが…笑。
成功③玄関ポーチに横壁(袖壁?)を作った

玄関ポーチの西側に、壁を作りました。この壁は上まで続いていて、バルコニーまでつながっています。
この横壁?のおかげで、西日を遮れるので、玄関ポーチが暑くなるのを少し防げているかも。
そしてこの部分に、西日に弱い植物の植木鉢を置いたりもできます。
ただしこの部分、落ち葉や細かいゴミなどもたまりやすいので時々、履き掃除だけではなくホースの水などでの掃除も必要なのが少し面倒ですが、何かと役に立っているので横壁は作ってよかったです。
成功④玄関軒が深くて雨に濡れない

成功③に少し近いことなのですが、玄関ポーチの上にはバルコニーがあり、約136.5㎝の張り出しがあるので、雨にぬれず、雨の日の出入りの際にすごく便利です。
他にも置き配をしてもらう時や、雨に弱い植物の置き場にも便利で、重宝しています。
外構・庭に関して失敗したこと
【失敗①】ゴミがたまりやすいゾーンあり。ステップいらなかった?

玄関ポーチのステップと、掃き出し窓前のコンクリートのステップの間の部分が、くぼんだような形になっています。
この何もない場所に、ゴミがたまります!!
本当はここに外水栓を付けたかったのですが、上り下りの邪魔になるからかな?ポーチに近すぎて無理だったか?なぜかは忘れましたが、ここには付けませんでした。
すると外構の打ち合わせのときに、ここに機能ポール(インターホン)を置いてはどうかと提案されました。
でもここでは玄関ドア近くすぎるからもうちょっと前がいいと思い、このくぼみには何も置かないことになりました。
しかしこのくぼみ、本当にすごくゴミがたまります!!
落ち葉や土、ゴミ…いろいろなものが飛んできてここにたまり、掃きだめ?になってしまっています…。
掃除して、袋にまとめて、ゴミの日に出す、という作業が定期的に必要で…これは盲点でした。
そこで、ここにもともと持っていたプランターを置いてみましたが、それでも合間を縫ってゴミが入り込んでくるんです!やれやれ…。
玄関ポーチは必要なのは間違いないけれど、掃き出し窓外のコンクリートステップは、いらなかったかも…。

さらに、軒が深いおかげで駐輪場として活躍はしているのですが、雨に濡れない部分がけっこう広いせいで、汚れ(砂埃など)もよくたまります。時々ホースで水をかけて掃除をしますが面倒です…。

さらに、コンクリートに埋め込んだアクセント的な存在のブロックとコンクリートとの間のわずかな「溝」や、コンクリートとコンクリートの間の微妙な溝にも落ち葉やゴミが入り込みやすくて、掃除が面倒です…。

【失敗②】立水栓、背が高くて、水がはねる…双口水栓がよかったかも

せっかくだから外水栓も普通のじゃなくてちょっとかわいいのにしたいよね♪ってことで、こんな感じのタテに細長い立水栓にしました。
受け皿はシンプルな丸いものを選びましたが、分厚いカタログに写真で載っていた組み合わせが気に入ったのでそのまま選んだ形です。
立水栓は、細くて長いスタイルがなんだかおしゃれだね!ということで選択。
ところが…ここで靴とかを洗おうとすると、水が出てくる位置が高いせいか、すごく水がはねます!
受け皿もあまり意味がないくらいにはねます…。
高い位置にある水栓は見た目はかわいいけれど実用性には欠けるかも…。
もしくは「双口水栓」にして、一方は高い位置に付けて立ったままでも使いやすくし、一方にはホースをつけっぱなしにするとか、一方を低い位置につける、という工夫をすればよかったです。

【失敗④】死角が欲しかった。ポストが「雨に濡れる」問題も
玄関ポーチ近くに、死角になる部分が欲しかったです。
生協や、最近増えてきた「置き配」を安心して置いて置ける場所が欲しかったためです。
他にも「ポスト」に関する後悔も、のちのち出てきました…!
ポストが雨に濡れるので、郵便物がちょっと濡れてしまうことがあるのです…。
【失敗⑤】外構の明かりが少なかった…ライトアップしたかった
外構・庭にある明かりは、玄関ポーチ(人感センサー付き)と、機能ポールについている明かりのふたつのみ。
これだと、夜、暗くて、ポストの暗証番号のダイヤルを回すときに見えづらくて不便だし、
アプローチや、シンボルツリーをおしゃれに照らしたりもしてみたかった!
代わりに、しっかり明るいソーラーライトなどを置いてみたいなと思っています。雰囲気もガラッと変わって素敵ですよね…!
【失敗⑥】花壇がもう少し欲しかった
花壇は、手入れも大変だし、シンボルツリーだけ植えられればいいと思い、小さな花壇をひとつだけ作ったのですが、やっぱり花ももっと植えたい…と思うように。
シンボルツリーと一緒に植えればいいとも思いましたが、シンボルツリーの根元を植物で覆うのはあまりよくないようなので、お花用の花壇も欲しかったです。

お花を植えたプランターもたくさん置いていますが、やっぱり花壇の方が植えっぱなしでも楽に育ってくれるので…。
それに、コンクリート敷にしすぎて、照り返しが暑いような気がしたりも…。
オリーブに後悔?玄関ドアや機能ポールからもう少し離せばよかった?
ちなみにシンボルツリーとして植えたオリーブも若干後悔したりも…。
秋頃に、スズメガの幼虫(イモムシ)を必ず毎年見るのです…。
玄関ドアや機能ポールのすぐそばに植えたので、イモムシがガになって飛び立つまで放っておく、ということもできないのです涙。
【失敗⑦】外構の雑草問題
外構の後悔といえば、雑草問題も大きな問題です。
庭の前の部分はほぼアプローチと駐車場のみなのでコンクリート敷なのですが、家の横と後ろの部分は、防草シート+砂利敷。防草シートをしていても雑草が生えてきます…!

とはいえすべてコンクリート敷にすればよかったかといえばそうでもない気がするので、難しい問題です…。
【失敗⑧】玄関ドアにすきまが!アリが侵入!
引っ越してしばらくして、玄関の内側、土間の部分に、小さなアリが行列を作っているのを発見しました…。

こんな感じで…実際はもっと細く繊細な小さな小さな行列でしたが…笑。
おそらく玄関土間に燃えるゴミを置いておいたせいか…と思ったのですが、それにしても、家の中にアリが入ってしまうってどうなの!?
しかも新築なのに、こんなにすぐにアリが侵入するなんて、ショック!!
と思い、玄関ドアを疑ってみました。
すると、玄関ドアの下の部分のパッキン?にほんの少しの隙間を発見しました!

玄関ドアに太陽が当たる時間帯に見ると、その隙間に光が入り、よく見えました。
これは!!と思い、1か月点検の時だったかに相談すると、すぐに直してくれました!よかった…気づいて。みなさんもお気を付けください。

その後、冬にすき間風が気になって、玄関ドアのパッキンをじっくりと見ていたら、また少しの隙間ができているのを発見!パッキンを指でちょっと押すことで隙間はとりあえず見えなくなりました。もっと性能の高い玄関ドアにしたかったです…今後リフォームも検討します。
玄関まわりの失敗の解決策は…「リフォーム」!
しまった…ここを失敗した…という部分がけっこうある我が家。
外構に関しては、建物に比べて、短時間だけの打ち合わせで深く考えずに決めてしまったな…と後悔しています。
大した知識もないまま、これでいっか…という感じで決めてしまいました…。
でも、玄関ポーチは、家の顔なので、失敗した部分は何とか改善させたいですよね。
それならリフォームを考えるしかない!!のですが、なるべく安くしたい…でもちゃんと後悔のないリフォームにしたいところです。
その場合は、一括見積もりサイトを使ってみると、複数社の見積もりを比較したり、複数のプロの話を聞いてから判断することができます。
一社だけではなく、いくつかの会社と相談することで、気が付かなかったポイントに気がついたり、知識を深めることができると思います。

我が家も実際に「リショップナビ」さんを使ったことがありますが、いくつかの会社さんとじっくりと相談の上、詳細な見積もりをいただくことができて、より知識が深まったし、満足のいく工事を求めるなら価格だけで決めてはいけないんだなと実感しました。