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建売住宅

旗竿地の建売住宅の住み心地。住んでみて分かったこと

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数年前、旗竿地の建売住宅に何年か住んでいました。

住んでみて分かったことは、「良い面もあれば悪い面もある」、それはどんな家でも一緒かな…ということでした。

旗竿地の住み心地

①外からの目線が気にならない

旗竿地の一戸建てにもいろいろありますが、我が家の場合、リビングの大きな掃き出し窓の向かい側にすぐお隣の家の壁がありました。

そのため、カーテンがうっかり開けっ放しになっても、中の様子を通行人に見られる心配がほとんどありませんでした。

これは本当に快適で、住んでいるときも、旗竿地にしてよかったなあとまで思いました。

ミラーレースカーテンをすれば、外から家の中への目線はさえぎることができますが、小さい子どもがいると、すぐにカーテンで遊んで開けてしまったり、カーテンをつい開けっ放しにしてしまいがちです。

ペットがいる場合も、すぐにカーテンがめくられてしまいますよね。

旗竿地なら、カーテンが開けっ放しでもほとんど外の目線が気になりません。

(ただし、前の家の窓がリビングの目の前にある場合は、お互いに気まずいので、カーテン開けっ放しはあまりよくないかもしれませんね)

リビングが交通量の多い道路に向いていたり、そこそこ人通りがある場合、けっこうストレスになると思います。

私はリビングでゴロゴロするのが好きだったので(笑)、外にいる人に万が一にでもそんな姿を見られたら…ちょっと嫌です。

車の音とか、外の気配とか、そういうのもリビングが前面道路に面しているとストレスが大きいと思います。

旗竿地なら、道路から奥まっているのでとても静かだし、外の気配も少なくて快適です。

旗竿地でも、リビングが大通りに面している場合もあると思うので一概には言えませんが…。

②夏、涼しい部屋がある

最近、日本の夏はとても暑いですね。

前にある家に日差しを遮られることの多い旗竿地の一階リビングは、日当たりが悪い分、本当に涼しかったです(エアコンは必要ですが)。

方角や隣家との距離感によっては日当たりがよい場合もありますが。

旗竿地でも、夏に二階に上がると本当に暑くて暑くて、うんざりしました。

涼しいリビング、夏には本当に快適でした。

冷蔵庫の中やキッチンで作り置きしているものも、日当たりのよいLDKに比べたら、おそらく腐りづらいでしょう。

真夏に外出や旅行から帰ってきたときも、LDKが暑すぎないというのは、なかなかの快適さでした。

直射日光を受けないので、カーテンなどの日焼けも少なくて済むし、自分自身の美白対策にもなりそうです(笑)。     

③縦列駐車の駐車場が意外と使える

旗竿地の場合、「竿」の部分が縦列駐車で2台分くらいの駐車場になっていることが多いです。

これがけっこう長さが長いので、子どもが自転車の練習をしたり、三輪車に乗ったり、なわとびをしたりと、いろいろと使えました。

ただし、車が停まっていないときだけですし(笑)、近隣に迷惑にならないような使い方をすることも大切ですけどね。(住宅密集地の場合はボール遊びやバーベキューはやめておいた方が無難です)

子どもの飛び出し防止にもなる

また、家のドアを出たらしばらく駐車場が長くあるので、子どもが道路へ飛び出す心配が少なかった、というメリットも感じました。

夫は、家を出たらすぐに道、という物件をすごく嫌がっていて、もしその場合は門や塀を付けたい!とよく主張していましたが、旗竿地の場合はそこまでは必要ありませんでした。

④わりと庭が広く、ガーデニングなどが楽しめる

午前中に少しだけ日が当たる、半日陰の庭がリビング前にあったので、自分で庭づくりをしたり、半日陰でも育つ植物を探してきて育てたり、意外と楽しめました。

子どもの砂場としても使えるし、庭っていいな、戸建てっていいな、という満足感が得らえました。

⑤安く買えたという安心感と、実際にローン負担も軽い

旗竿地は、日当たりが悪かったり整形地ではないなどの理由で、けっこうお安いことが多いです。

その分、ローンの負担も軽くなるし、「高い家を買ってローンの負担も重くて後悔する」のに比べると、気が楽です。

建売住宅を買う前は、分譲マンションに住んでいましたが、狭い割には高くて、管理費などもばかにならず、ローンの負担感が大きかったです。

旗竿地の建売になってからは、ローン金額も半分くらいになり、かなり気が楽でした!

それなのに、広さも広くなり、子どもたちの個室もあるし和室もあるし庭も駐車場もある。お得感が大きかったと思います。

⑥二階の日当たりはふつうに良い!朝日が気持ちいい

もちろん物件にもよるとは思いますが…一階は日当たりが悪くても、二階は普通に日当たりがよいことが多いと思います。

東側にある部屋は、朝日がしっかりと入り、気持ちよく朝起きることができました。

分譲マンションや賃貸マンションに住んでいる頃は、リビングは日当たりがよくても、寝室や個室は日当たりが悪いことがほとんどで、寝起きがあまりよくありませんでした。

やはり人間は、朝日とともに、光を浴びて起きるのが健康的だなあと実感しました。

一階リビングが暗くて気分が沈んでしまうときは、二階に行けば日当たりがよくて気持ちよく過ごせます。

二階にトイレがあることも多いし、二階の一部屋をセカンドリビングのようにしてしまえば、二階で過ごすのに問題はほとんどありませんよね。面倒なのは宅配便が来たら下まで降りて受け取らないといけないということくらいかもしれません。

旗竿地のデメリット

メリットがたくさんある旗竿地ですが、やはり、デメリットも決して少なくはありませんでした。

①日が入らないので暗い、寒い、リビングが底冷えする

これが一戸建ての底冷えか…と日々実感しました…。(家の性能などにもよりますが)

でも、大判のパズルマットを敷くと、かなり床の冷たさが解消されました。

木目調の大判のパズルマットなので、見た目もなかなかよかったです。

また、LDKが15畳と、そんなに広くなかったので、暖房をつければすぐにあたたまるし、そんなに暖房代もかかりませんでした。

思い切って、床暖房を付けるリフォームをする…というのもとてもいいですね!マンションに住んでいた時に床暖房があったのですが、本当に快適だったので、この建売のリビングに床暖房があったら最高だろうなと何度も思いました。

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②周りが家で囲まれている場合、風通しは悪い

でもこれは、整形地であっても、三方を家で囲まれていれば、風の通りが悪いことにはあまり変わりありませんが。

③家の見た目はあまりよくない

日陰になっていることが多い、家の後ろに隠れている家、という見た目になります。

車が竿の部分に停まっている時に、友人夫婦を家に招いたら、車の横をカニ歩きで通ってもらうことになり、「ここ!?」とビックリされてしまいました…。

でも、「人は見た目だけではない」のと同じで、家も見た目だけではありませんよね!

④売る時にちょっと売りづらい

でも我が家は駅チカという強みもあり、売れました(売却損は少し出てしまいましたが)。

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⑤建て替える際に問題があることも

旗竿地の場合は重機が入りづらく、建て替えが難しかったり余分な費用がかかる場合もあるでしょう。

⑥今は建物に囲まれていなくても、いつか囲まれてしまう可能性がある

例えば、買った時点では南側だけに家が建っていて、横や後ろは駐車場や空き地などで何も建っていない場合。

のちのち、その駐車場や空き地がなくなって家が建ち、いよいよ囲まれてしまう可能性もあるので、要注意です(実際にうちがそうでした)。

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結局、どう?旗竿地の建売住宅

すごく立地が気に入っているけれど、お値段的に厳しい場合、旗竿地の建売住宅を選んで予算を下げるのは、賢い選択だと思います。

無理して高い家を買うと、のちのち、本当に大変ですからね。

どんな家であっても、メリットがあればデメリットもありますし、自分の中で納得のいくバランスで選ぶのがいいのだと思います。

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