旗竿地の一戸建てを選んで数年間住んでいたことがあるのですが、どうしても、家の見た目が気になってしまった私…。
実際の旗竿地の住み心地は、奥まっていて落ち着いていて、人の目も気にならず、夏も涼しいし、二階は日当たりはばっちり。
見た目とリビングの日当たりが悪いことだけが不満で、全体的には住み心地はよかったのに、住み替えという結果に至りました…。
旗竿地の形にもいろいろ。
「敷地延長」や「旗竿地」などいろいろな言い方があるみたいですが、形にもいろいろありますよね。
うちの場合はこんな感じでした。

前にある家のうしろに、ばっちり隠れてしまう感じの、旗竿地の家でした。
そのため、通りから見ると、我が家は、ほんの一部しか見えませんでした。
これだと、「◎◎さん家の、うしろの家」という感じを強く感じました。
旗竿地に建っていてもあまり見た目が悪くならないように、かっこよく建てようという気配りも感じられず…。そのため、前の家とほぼ同じような家がうしろに隠れている、という感じが強かったのです。
もし旗竿地に注文住宅を建てるなら、「前の家のうしろ」という感じをあまり出さないようにできるだろうな…リビングの日当たりにも気を配れたのにな…と思っていました。
いつか外壁をガラッと変えよう!などと夢見てはいましたが…。
一度、外壁塗装の見積もり比較をやってみればよかったな、と本気で思います。

旗竿地っぽく見えない旗竿地の家。
でも、こちらの旗竿地の家は、あまり、「前の家のうしろの家」という感じがしない気がしませんか?

通りから見ると、二軒の家が並んで見える形です。
これなら、「旗竿地感」があまりしなくて、よく見るとそいういえば旗竿地だね、というくらいの印象を受けます。
近所を散歩しているときに、こういう形の旗竿地の一戸建てもけっこう見かけたのですが、こちらならあまり見た目も気にならないな…とわたし的には思ったのです。
旗竿地の家を建てるなら。
旗竿地に建つ「注文住宅」は、オシャレで凝ったものが多い、という話を聞いたことがあります。土地を安く手に入れられる分、家そのものにお金をかけられるようになるし、いろいろな工夫で旗竿地のデメリットをカバーできるからでしょうね。
「竿」の部分をオシャレなアプローチにしたり、見た目もかっこよくしたりと、工夫次第で旗竿地だっていくらでも素敵になるはずなのです。
一方、私が住んでいた旗竿地の一戸建ての場合、価格が安いし固定資産税も安いし、いいところがたくさんあるのですが、やはり見た目やリビングの日当たりなど、気になる部分が多いのも事実です。
旗竿地の一戸建て、今でもたくさん新しいものが立ち続けていますが、建売業者さんには、できるだけ、旗竿地の家の見た目や日当たりに、気を配ってほしい!!と言いたい、願いたいです。