以前、旗竿地の建売に住んでいた頃、庭は南側にある家の影響で、日陰になる時間がほとんどでした。
でも、お花やグリーンを植えて明るい庭にしたいなと思い、実際にガーデニングに挑戦してみました。
日陰でも、しっかりと育つ植物が、意外といろいろあるし、意外と楽しめました。
旗竿地の庭でガーデニングを検討

前に住んでいた家は旗竿地にたつ建売住宅。
日当たりがあまりのぞめない中でも、ガーデニングがしたい…。どんなふうにガーデニングをしたらいいな…。
そこで、イメージをするために少し本を見ながら勉強してみることにしました。
もちろん本に載っているみたいなすごく美しい庭にはなかなかできなくても、少しでも近づけるようにイメージを膨らますことができたり、日陰で育つ植物についてとか、植え方とかを学びました。
その結果、日陰にも種類がある(完全な日陰、明るい日陰、数時間日が当たる半日陰など)ということも知れました。
どのスペースをどんな風にどんな植物で彩るか?
たとえば、「草花で素敵に彩る 小さな庭のつくり方」という本は、写真がきれいでかわいいというだけではなく、「玄関前」「フロントガーデン」「メインの庭」「駐車スペース」「日陰スペース」といった、場所ごとのおすすめの庭づくりアイディアがわかりやすく載っていました。
ほかにも、「日陰スペースにおすすめの植物カタログ」「駐車スペースにおすすめの植物」など、場面場面に応じたおすすめの植物カタログページがあってわかりやすいです。実際に、かなり活用させてもらっています。

こういった本で勉強した、日陰でも育てやすそうな植物をいくつかメモして、お花やさんやホームセンターのガーデンコーナーに、その植物が売っているかどうか、探しに行ってみました。
庭のどこにどんな風に植えるか検討

旗竿地に建つ家で、南西側と南東側には隣の家があり、庭は日当たりはのぞめない場所が多かったです。(図の下側が、南西方向)
家と家の間の位置にある庭(花壇①)は、ほとんど日当たりはなさそうなので、人工芝を敷き、日陰に強そうな植物を植えてみることにしました。
でも、駐車場のあたりは、何時間かは午後に日が当たりそう。ここに花壇を作って花を植えよう、と思いました。(花壇②)
実際に日陰の庭で育ててみた植物
旗竿地の庭の「花壇」で育ててみた植物

日当たりが特に悪そうな、家と家の間の部分の庭(図の花壇①)でガーデニングをしてみようと思って、最初に私が実際に買って育ててみたのは、以下の植物。
- ハボタン
- シロタエギク
- コニファー
- ワイヤープランツ
- ギボウシ(ホスタ)
- アイビー

ハボタンは、ホームセンターで買ってきたレンガのポットの中に植えてみたら、ぐんぐん育ち、次の春にはかなり伸びてしまいました!
コニファーは左側のものほど早くに失敗してしまい、色が悪くなり枯れてしまったようだったので、枯れたものは撤去しました…。水やりや肥料が足りなかったのかもしれません。ただ、2本ほどだけ生き残り、背が高くなるまで成長しました。家の隙間から少し日のあたる時間のある場所だったからかも。
「プランター」で育ててみた植物

その後、この花壇①を撤去して物置を設置し、植える場所がなくなってしまったので、プランターを買ってグリーン類を植えてみました。
白いプランターはホームセンターで購入したもので、うしろにある白い柵はダイソーで購入したものです。
ギボウシは、葉っぱだけど白い模様のようなふちどりがあって、とても華やか!緑のお花みたいに見えて気に入りました。
ワイヤープランツは、とっても元気にぐんぐんと伸びていき、お隣にある葉っぱの居場所を奪うほどに、わさわさと成長してしまいました笑。
ちなみに、このプランターを置いたのは、午前中に少しだけ日が当たるけれどほぼ日陰のゾーンでした。
ただし、このプランターでの栽培は半年間ほどで、その後引っ越してしまったので、長期間だと育つかどうかは検証できていませんが、しばらくの間はグリーンを楽しむことができました。
半日陰のスペースの「花壇」には花を植えた

旗竿地のお庭の中でも、駐車場にあたる位置の奥は、午前中か昼くらいに数時間、日があたる場所(半日陰)でした。(図の花壇②)
そこに花壇を作ったりプランター置いたりして花を育ててみました。
日当たりが足りないかな…と少し心配はありましたが、意外といろいろな花やグリーンが育ってくれました。

特に夏が育ちやすくて、ペンタスや、ニチニチソウなどのお花がしっかり育ってくれました。
ほかにも、カレンソウを植えると、ぼうぼうになりすぎて困ったこともあるくらいでした…!

冬から春にかけては、ビオラが花壇できれいに咲いてくれていました。(時々失敗することもありましたが…)
植物以外にも、庭づくりで素敵な庭に
レンガやブロック、ジョイントタイルを使って庭づくり


植物以外にも、ホームセンターで買ってきたレンガやブロック、ニトリで買ってきたジョイントタイルを使って、庭造りをしてみたら、意外とうまくいって、けっこうお気に入りの庭を造ることができました!
リアルに見える人工芝もおすすめ
なかなか植物を育てるのは難しい、枯れてしまうのがもったいないし、お世話が難しい、という場合は、「人工芝」がおすすめ。
最近は、かなりリアルに見えるものが増えているのでおすすめです。
雑草が生えてくるのもある程度防ぐことができるし、庭の印象もパッと明るくなります。
我が家も前に住んでいた日陰の庭に人工芝を敷いてみると、雰囲気が明るくなってとても気に入っていました。

芝丈の長いもの(35㎜くらい)のものがよりリアルに見えるのでおすすめです。我が家もいつも芝丈35㎜のものを購入しています。
→建売の土の庭を、自力でDIYして、芝や砂利を敷いたり、花壇を作ってみた体験談。