二階は引き違い窓を最小限にしてよかった?引き違い窓のメリット、デメリットは?デザイン、防音、防犯性は?

以前も何度か書きましたが、大きなサイズの引き違い窓がちょっと嫌い…です笑。

一階の個室部分には、大きな引き違い窓を多く採用したのですが、特に二階は、大きな引き違い窓を最小限にしたので、よかったんじゃないかな…と思っています。

でももちろん引き違い窓には大きなメリットもあり…!

私が考えた引き違い窓についてのメリット・デメリットをまとめておこうかと思います。

大きな引き違い窓の気に入らないところ

・二階にある大きな引き違い窓、子どもが落ちそうで怖い

以前住んでいた家は、二階に大きな引き違い窓がたくさんあって、採光性や換気にはよかったのですが、子どもが落ちそうですごく怖かったです。

しかも、窓の下に屋根やパラペットなども何もなくなおさら怖くて…。

エアコンの室外機のホースも、地面までかなり長く伸ばして設置しなければならず、料金もかかったし、見た目の問題も…。

・プライバシー性に問題が…。すりガラスがよかったかも(窓フィルムを貼って対応)

大きな引き違い窓の多くは、すりガラス(型ガラス)ではなく透明ガラスですよね。

我が家は一階が子ども部屋・寝室なので、大きな透明の引き違い窓だとプライバシー性が低く、特に夜はレースカーテンだけでは不足なので、厚いカーテンかシャッターを閉める必要があります。

ですが、子どもはうっかりカーテンを閉めるのも忘れやすいし、親が先回りしてやってあげないといけなかったり…、め、面倒です…。

・防音性が低く、音漏れ・騒音問題が起きやすい

引き違い窓は密閉性に劣るので、寒さを感じやすいし、音も漏れやすいです。

大きな窓だとなおさらですよね…。そのため我が家は引き違い窓には内窓を設置しました。

・防犯性が低い?

大きな引き違い窓だと、どろぼうさんも入りやすいですよね…。鍵のまわりのガラスだけ静かに切り取って、手を入れて鍵を開けて、窓を開けて入られてしまうらしいです。

シャッターを下ろしておけば安心ですが、そうすると真っ暗になってしまうので、朝起きにくくなってしまいます…。

・網戸が外れやすかったりがたついたりしやすくてイライラ…。

引き違い窓は、換気するのにとても便利ですが、網戸をあっちこっちに動かす機会が多いせいか、外れやすかったり、がたついてイライラしたり…。

しかも、網戸をしていても、どうしても隙間ができてしまうことがあるようで、そこからゴキさんが…入ってしまったことが度々ありました。

・見た目がイマイチ?

「3Dマイホームデザイナー」で間取りや外観をチェックしている際、大きな引き違い窓があるとなんだか古い感じがして、横長窓やタテスベリ窓、FIX窓などに変えると、なんとなくオシャレに見えました。

※ただ、同じ引き違い窓でも、横長の引き違い窓や小さめサイズの引き違いなら、デザイン性もあまり問題なさそうな気がします。我が家も洗面所の窓は横長の引き違い窓を採用しました。

3Dマイホームデザイナーがないと気付けない部分がたくさんあったので、これから建てる方には本当におススメです…!

でも、引き違い窓にもよいところがある

大きな窓なので採光や換気によい。

やはりしっかり換気したり採光したりするには引き違い窓ですね。掃き出し窓ももちろん、ベランダ・バルコニーに出るためには必須…!

窓を拭くとき、掃除がしやすい。

タテスベリ窓などの場合、はめてある網戸を付け外しする手間がかかる場合が(簡単なものもありますが)。FIX窓は外側の掃除が難しい、というかほぼムリな場合も!

万が一の時に、窓から逃げることができる。

我が家の一階の個室には、大きな引き違い窓が3つありますが、万が一の時、例えば火事などの場合に、引き違い窓なら逃げやすいというメリットがあると思います。でも内窓を付けてしまったので、窓をふたつ開けないと逃げられなくなってしまいましたが(笑)。

既成品のカーテンのサイズが合いやすく、お手頃なカーテンがたくさん売っていので、機能やデザインなど好みに合わせてカーテンを変えられる。

やはりメリットもデメリットもある…

やはり引き違い窓にもメリットもデメリットも両方ありますね…!絶対こうしたらいい!ということはないです。

例えばタテスベリ窓は、デザイン性も密閉性も高いし、子どもが落ちる心配も低いのですが、掃除がしづらいとか、我が家のようなバーをクルクルと回して開けるタイプだと壊れやすいなどもデメリットがあります。

窓の種類、それぞれのメリット・デメリットを考えて、活かしたり工夫したりすると快適なおうちができそうです。

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