前に住んでいた家も、今住んでいる家も、ドアはほとんど「開き戸」です。
実際に数年間住んでみて、そして注文住宅の間取りを考えてみて、開き戸のメリットとデメリットに気が付きました。
開き戸のデメリット
・扉が前か後ろに開くので、邪魔だったり、危なかったりする
・風で急にしまって驚いたり危ない時がある
・開き戸と開き戸が重なると邪魔になる
・開けたり閉めたりにレバーが必要で面倒。レバーが出っ張っていて危ない・邪魔な場面もある
リビングと子ども部屋の開き戸で、危ない!という場面があった
これは現在の家の入居前の子ども部屋の写真ですが、赤マルの部分が開き戸のドアで、部屋側に開いている状態です。
一番下の子が部屋の中にいた時、うちの子が急にリビングのドアを開けてしまって、下の子が足をぶつけてしまったことがありました。
子供は遊んでテンションが上がってくると、いきなりドアを開けたりしますよね、鬼ごっこをしていたりとか、驚かそうとしたりとか…。
リビング側や、子ども部屋への内開きの開き戸は、ちょっと危ないなと感じました。
でも、廊下に向かって開くのも、廊下にいる人にぶつかりそうで、それもまた危ないのですが…。
急に閉まってビックリすることがある
扉を換気などのために開けていると、風が吹いて急にバン!と閉まってビックリすることもありますよね。
静かに閉めるつもりだったのになぜか急に閉まって驚くこともあります…。
開き戸のレバーにぶつかる・服の袖がひっかかることもある
開き戸にはたいてい、レバーがついていて、これが出っ張っているために、しゃがんでいて立ち上がったときにぶつかりそうになったり、歩いていると服の袖がレバーにひっかかることもあります…。
子供が小さいころは、ここに頭がぶつかってしまいそうで心配したこともありました。
開き戸のメリット
・扉一枚分のスペースがあれば付けられる
・気密性や遮音性が高い
引き戸にできない場所も、開き戸なら付けられた
開き戸のデメリットが頭の中で膨らんで毛嫌いして、「注文住宅では引き戸を多用しよう!」と思った私。
でも、実際に家に導入しようとした際に、「引き戸はいろいろなことが限られてしまう」ことが分かりました。
引き戸をしまう部分が必要なので、そこにはコンセントも、電気のスイッチも付けられないし、絵やカレンダーを貼ったりもできないし、タンスなど何かを置いておくのも難しくなったりします。
引き戸を作るには、扉をしまうためのスペースが必要なのですね…!
開き戸なら、ドア一枚分のスペースと、開けるスペースさえあればOKなのです。
そのため、開き戸なら、間取りがとっても作りやすくなって助かるなあと思ったことを覚えています。
引き戸にしてしまったために掃除機用のコンセントが付けられず、ちょっと不便になってしまった場所もありました…(ウォークインクローゼット)。
→我が家が付けたコンセントの位置と、もっと欲しかった位置について
引き戸なら、開けっぱなしにもしておけるし、その開き具合も微調整できるし、とても便利なのですが、引き戸にもデメリットがあるのですね…。
たとえば、引き戸のトイレにすると、音もれがすごく気になる、という話も聞いたことがあります。
家の中で、どこを開き戸にするか引き戸にするかというのは、意外と重要ポイントなんですね。
→引き戸を採用してよかったと思う場所について
→子供部屋の扉を引き戸にしてみたかった!