一戸建ての「開き戸」で経験した、デメリットと、意外なメリット

前に住んでいた家も、今住んでいる家も、ドアはほとんど「開き戸」です。

実際に数年間住んでみて、そして注文住宅の間取りを考えてみて、

開き戸のメリットとデメリットに気が付きました。

リビングと子ども部屋の開き戸、危ない!という場面が

これは現在の家の入居前の子ども部屋の写真ですが、

赤マルの部分、開き戸のドアが開いている状態です。

子どもって、遊んでテンションが上がってくると、いきなりドアを開けたりしますよね、鬼ごっこをしていたりとか、驚かそうとしたりとか…。

以前のリビングは、開き戸をあけるとすぐリビングスペースで、しかもリビングが狭かったので、ちょっとした事故がおきてしまいました。

子どもの友達が何人か遊びに来ていて、一番下の子がリビングにいたのですが、

その時、うちの息子が急にリビングのドアを開けてしまって…。

その子が、少し足にドアをぶつけてしまったのです。

同じようなことが、他の家の子ども部屋でもあって…(うちの息子のしつけが足りないのですが…)。

リビング側と子ども部屋への内開きの開き戸は、ちょっと危ないなと感じました。

でも、廊下に向かって開くのも、廊下にいる人にぶつかりそうで、それもまた危ないのですが…。

「開き戸はゆっくり開ける」のが、とっても大事なのですね、当たり前ですが。

開き戸のメリット

そこで、開き戸を毛嫌いして、注文住宅では引き戸を多用しよう!と決めた私。

でも、実際は、「引き戸はいろいろなことが限られてしまう」ことが分かりました。

引き戸をしまう部分が必要なので、そこにはコンセントも、電気のスイッチも付けられないし、

絵やカレンダーを貼ったりもできないし、タンスなど何かを置いておくのも難しくなったりします。

引き戸を作るには、横にスペースが必要なのですね…!

開き戸なら、ドア一枚分のスペースと、開けるスペースさえあればOKなのです。

そのため、開き戸なら、間取りがとっても作りやすくなって助かるなあと思ったことを覚えています。

引き戸にしてしまったためにコンセントが付けられずちょっと不便になってしまったWICが、我が家にあります…。

引き戸なら、開けっぱなしにもしておけるし、その開き具合も微調整できるし、とても便利なのですが、引き戸にもデメリットがあるのですね…。

たとえば、引き戸のトイレにすると、音もれがすごく気になる、という話も聞いたことがあります。

家の中で、どこを開き戸にするか引き戸にするかというのは、意外と重要ポイントなんですね。

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