2020年7月。長雨が続いて、一階の湿気問題が心配になり、とうとう「除湿機」を買ってみることにしました!
除湿機はどうしても室温を少し上げてしまうというデメリットもあると知りつつも、我が家の寝室と子ども部屋、そして一番大きなウォークインクローゼットが、湿気がたまりやすそうな「一階」にあるので、とにかく湿気が心配で。
(前に住んでいた家で、二階の子ども部屋で室内干しをしていたら、クローゼット内の服をかびさせたこともありました…。一階二階は関係ないのかな?)
また、二階でも、お風呂の前後や洗面所隣接のWICの湿気対策に使えるかも、と思い、購入を決めました!
大きさはコンパクト。でも重い!

玄関収納との比較のために取った写真ですが、思ったよりコンパクトだしデザインもシンプル。
でも思ったよりも重くて、二階と一階に頻繁に移動させるのは私には難しそう…。
使い方は簡単
使い方はかなり簡単で、電源を入れて、湿度設定を選ぶ(60%、50%、40%の3段階)、それだけでスタートします。
使い方はとにかく簡単なので助かります!!

約3畳WICで使用、少し暑くなってしまった…
約3畳の一階WICを閉め切って、除湿機を使ってみました。
最初の湿度をうっかり測り忘れたのですが、50%設定でスタートしてその6時間後には湿度58%。
ただし、室温は28.1℃で、暑い…と思いました。
暑いせいで、湿度が下がった感じもあまり感じず笑。もし生活をする部屋であれば、冷房との併用が欠かせない感じがします…。
また、2Lまでたまる水タンクは、まだ満水ではありませんでしたが、一度取り出して捨てました。それでもけっこう重くて、これ以上たまるタイプだと、重くて水捨てがおっくうになりそうなので、このくらいのサイズでよかったかも。
また、タンクの端の部分があいているので、フタの開け閉めなどは必要なく、そのまま傾けるだけで水が捨てられるのでラクチンです。いちいちフタを開けないといけないとかだと面倒ですよね。

その3時間後の夜8時頃には、湿度56%、室温28.6℃。湿度は下がったもののさらに暑くなっていました…!
そしてさらに2時間半後の夜10時半には、湿度55%、室温28.6℃。
夜間はスイッチを切って就寝し、翌朝6時半には、湿度69%、室温は26.9度。除湿機を使わないと、70%近い湿度がやっぱりあるんですね…!
60%の設定でスタート。

その3時間後、湿度は63%、室温27.8度。その4時間後には湿度61%、室温28.4℃でした。
あまり湿度が下がらなかったのは、この日は隣の寝室のドアを開け放したので、除湿機をはたらかせる広さが、3畳ではなく、8畳近くになってしまったせいかなと思います。
WICだけをグッと除湿したいなら、しっかりと扉を閉めた方が良さそう。
<3畳の部屋で、50%設定でスタート>
→6時間後 湿度58% 室温28.1℃
→3時間後 湿度56% 室温28.6℃
→2時間半後 湿度55% 室温28.6℃
<スイッチを切って就寝>
翌朝6時半 湿度69% 室温26.9℃
<約8畳の部屋で、60%設定でスタート>
→3時間後 湿度63% 室温27.8℃
→4時間後 湿度61% 室温28.4℃
やはりしっかりと湿度は下がるし、この間隔で見に行く限りでは一度も「満水」にはなっていません。
満水になると自動停止してしまうので、こまめに見に行かないと、と思っていましたが、6時間くらいは大丈夫そうかな…?
※ホースをつないで連続排水をすることも可能です。
あと音はやっぱり少し気になるので、寝る時だとうるさいかも…。※実際に夜中も使ってみたら、ちょっとうるさかったけれど寝ることはできました(笑)。
そしてどうしても室温は上がってしまうので、もし除湿機を使う部屋で過ごすなら、冷房を併用する必要がありそう。
エアコンの冷房運転だけでも湿度は下がりますが、それだと寒くなってしまう場合は、除湿機を併用すれば、快適な温度と湿度に調整がしやすいのかも…と思います。もちろん余分な電気代がかかりますが…!
そして、この除湿機自体には、室温計や湿度計は付いていないので、どれくらい除湿されているのか?を測るには手持ちの湿度計が必要なのは、じゃっかん面倒かも(笑)。
ただ、我が家のように、エアコンのない狭いスペース(WICなど)の除湿をしたいという場合には、除湿機はなかなか便利では…と思います。

その後、真冬以外はずっと活躍しています!
肌寒い夜の除湿にはちょうどよかった!
ちなみに昨晩は少し肌寒いけれど湿度はそこそこ高い…という日だったので、エアコンの除湿だと寒くなりそうだなと思い、除湿機を60%設定で運転して寝ました(エアコンはなし)。
そうすると、暑くなりすぎることもなく、適度な湿度で、汗をかかずに眠ることができました。
寝る時も、音がちょっと気になりはしたものの、うるさすぎるというわけでもなく、子守歌くらいな感じで(そういえば、赤ちゃんも、掃除機やドライヤーの音で眠ったりしますよね(笑))、いつのまにか寝ちゃってました!
ただ、明け方、止まったり動いたりを繰り返していて、その作動音が気になって眠れなくなりましたが、ほぼ起きる時間に近かったのであまり問題はナシかなと。
そして…長雨の時期に大活躍
そして梅雨の時期、7月に続いた長雨の時期になってから、急にこの除湿機がものすごく働きだしました。
それまでは「60%」で設定しておいても、運転したり止まったり(60%を切ると自動で停止する)だったのですが、急に昼夜問わず常に運転するように。
ちなみにこちらの商品、タンクの容量は2.3Lですが、水が2Lたまったところで、自動停止するようになっています。
自動停止したらタンクにたまった水を捨てないといけないのですが(タンクを空にして戻すと運転再開する)、たっぷり水がたまったタンクはけっこうずっしりと重いです。
コンパクトサイズなのにこんなにもしっかりと湿気を吸い取ってくれるとは、なかなか優秀だと思うのですが、この時期はすぐにタンクがいっぱいになってしまうのがやはり少しネックです。
「市販のホースをつなげば、タンク容量を気にせず連続除湿も可能」とのことですが、つなげ方に自信がなく、トライしていない状態です。
半日ほどの運転で満タンに
例えば、夜寝る前に水を捨てて、朝起きたらもうタンクが一杯で、赤いランプが点滅している日があります。(朝になってもまだ一杯にならず、運転が続いている日ももちろんあります)
そんな日は、朝、水を全部捨てて、再度運転しておくと、夕方か夜寝る前にはやはりもう一杯で、だいたい、赤いランプが点滅して自動停止しています。
毎日一日に2度くらい、タンクにたっぷりたまった水を、近くにある洗面台に捨てています。
そこまで面倒ではないので、面倒くさがりの私でも全然、毎日続いているのですが…。

しかしこの2Lのタンクが、半日ほどでいっぱいになってしまうとは!いったいこの一階奥のWICの中にはどれだけの湿気があるのでしょう…。
置くだけの「みずとりぞうさん」とかだったら、何個置いてどれくらいで交換することになるのか…おそろしいです。
ちなみに、タンクを本体から外す時に、少し注意しないと床に水が漏れます。
運ぶときも同様。水がけっこう一杯までたまっているのでそれは仕方がないですね。
でも、幾度となく水捨てを繰り返していますが、こんなに短時間でこんなに水を吸ってくれたのか…!と、いまだに毎回ちょっと感動を覚えるくらいです。
その感動のために、毎日飽きずに水捨てが続いているのかもしれません!

※梅雨が明けてからは、夜のうちに満杯になっていることはなくなりました!やはり雨続きの時の湿度はすごかったんだろうなあと思います…。
湿気が溜まりやすい場所だから?
この除湿機を置いているのは、我が家の一階のいちばん奥にあるファミリークローゼット(ウォークインクローゼット)。
家の北側にあり、窓はものすごく小さいものしかなく、風通しは全くよくない場所です。
そのためかやはり湿気が溜まりやすいのかな…と思います。

ちなみにこの除湿機だけではなく、古いサーキュレーターも一緒に置いていて、気が向いたときに回して、空気の循環を図っています。
ちなみに、場所を問わず、長雨では家じゅうがすぐに湿気だらけになってしまう…!ので、子ども部屋や寝室も、雨が続いてじっとりする時は、エアコンの除湿運転を一日中続けていたりします。(リビングも当然、ほぼ一日中、除湿運転をしています。)
電気代は当然かかりますが、家のメンテナンス代と思えば、仕方がないかな…。