子どもが小学校入学を迎える前に、用意しておきたいのが、学習机。
実際にこの机であまり勉強することは少なくても、教科書や、どんどん増えていく学校の道具…、さんすうセットや絵具セット、彫刻刀セットなどを、個人の机まわりにまとめて収納しておく場所として、とても重宝します。
家に2つあった「くみあわせですく」
上の子ふたりには、小学校入学前に、ニトリの「くみあわせですく」を購入しました。
できるだけコンパクトで、でも収納力もあるデスクを買おうと思って、子どもを連れてニトリに行くと、子どもたちが欲しがったのがやっぱり、CMとかでもよく見る、くみあわせですくでした。


この大きなサイズの机が我が家には二つもありました。
子どもたちも、買った当初は大きな「自分の机」に大喜び!でした。
しかしその後、子どもが増えて、部屋に大きな机をたくさん置くのは厳しくなり、
長女のくみあわせですくを違うものに買い換え、末っ子のデスクもそれと同じシンプルコンパクトなデスクにしました。
くみあわせデスクも、そうではないデスクも両方使ってみて、メリットとデメリットがより分かってきました。
くみあわせですくのメリット
ニトリの売り場で見たときは、広い空間に置いてあったこともあり、そんなに大きく見えなかったのですが、狭い家にいざ置いてみるとやはりそれなりの大きさで、とてもしっかりとした机です。
組み立ててもらえた
ニトリの場合は、配送員の方が組み立ててくれるのがとても助かるところ!(小さめのデスクなど、組み立て対象外のものもありますが、この組み合わせデスクに関しては、「配送員組み立て」商品でした。)
デスクの奥行きがあって勉強がしやすい
勉強がしやすいように、机のサイズ感もよく考えられていて、テキストとノートや筆箱なども余裕で置けます。

組み合わせパターンが豊富
組み合わせパターンも色々あるので、部屋に合わせて、棚の向きを変えたり、本棚を全部奥にやって横幅をスリムにしたり、わりと自由です。
※組み換えはちょっと大変ではありますが、説明書を見ながらなら、なんとか私一人でもできました。
説明書は絶対に捨てないでくださいね…!
でも、横幅スリムな組み合わせにすると、その分奥行が大きくなって、部屋が狭く見えてしまうという部分も…。
本棚を机の右側に置き、引き出しのワゴンを机の左側に置いた場合。

本棚を上下に分けて、本棚(上)を机の上、本棚(下)を横に付けた場合。

↓
本棚をすべて奥に置くと…。

横幅はスリムになりましたが、前にどーんと出てきたような感じがしますね。
机単体では安定性が足りず、奥か横かで机を本棚に立てかけないと安定しないので、どうしてもこんな感じになります。
※このあたりは、新しい商品では変わっているかもしれません。
とはいえ、いろいろな使い方ができるのはやっぱりすごい!部屋に合わせて、成長に合わせて組み替えていけるのが便利なのは間違いないです。
収納力がバッチリ。引き出しも、本棚も豊富
もちろん、収納力はバッチリです。
のちに、収納力の高い、でもデザイン性も高いシンプルなデスクを末っ子用と上の子の買い替え用として購入しましたが、やはりそういったデスクに比べると、くみあわせですくの収納力がすごいです。
A4の本やプリントをたくさん収納できるし、足元にも本をたくさん置けるし、夏休みに持ち帰る学用品の置き場所にも困ることがなかったし、やっぱりよく考えられているなと感じました。
引き出しもたくさんあるので、収納したり取り出したりもしやすいし、子どもはなぜか引き出しに何かをしまっておくのを嬉しがりますよね笑。
保証やアフターケアもしっかりしている
「5年保証」とかも付いているようだし、アフターケアもしっかりとしていて(別記事で書きます)、なくした部品を取り寄せてもらえたり、とても助かりました。
ニトリの商品はやっぱりメリットがたくさんありますね!
くみあわせですくのデメリット
ライトが邪魔だった
デスクについていたライトがちょっと大きくて、組み替える時とかも邪魔に感じました。
ライトがつかなくなってからは、買い換えるのも面倒で、そのままになってしまいました…。
最近はLEDなのでそんなにすぐに切れてしまわないと思いますが、デスクライトはついていないモデルを購入して、ライトは別のものを使ってもいいかも…。
でも、しっかりデスク全体を照らしてくれて、安定感もあるので、今でもくみあわせですくについているライトを使っている長男には便利そうです。
中高生以降、デザインが気に入らなくなるかも?

もう少し白くてかわいい机がインテリアにはよかったかも…とか、デザイン的にやっぱり「おしゃれ」ではないかも…と、新居に越してから親の私も思うようになってしまいました。
長女も中学生になってから「もっとかわいい机がいいな…」「もっと大人っぽいお部屋にしたいな」と言うようになりました。
長男に関しては、まったく文句は言わず、中学生以降時々、くみあわせですくで勉強しているのを見かけます。
見た目が気になる場合は、椅子だけでも変えると、かなり印象が変わると思います。

大きくてかさばる

しかし子供部屋のスペースには限りがあるので、3人分の机を置くとなると、くみあわせですくが2つも3つもあると厳しいです。
物理的にも厳しいし、見た目的にも大きくて圧迫感があり、狭い子供部屋では存在感がすごくて…。
また、あまり使わないラックが余っていたりもしました。(すべてセットなのでやっぱり値段も高かった…)
横幅がスリムになるように組み替えてみても、先述のとおり、どーんと前に来る感じがしてしまったり、そもそも横幅がけっこうあるのでどうにも圧迫感がありました。
しかもその組み換えの時に、すごく重くて大変だったために、失敗してダボ?部分を折ってしまい、処分して買い替えることになりました…。
末っ子にはもう少し幅が狭くてシンプルでコンパクトで、でも収納力がある机を買い、上の子の机も新しいデスクに買い換えて、3人分を余裕で置けて、将来的には仕切ることもできるような計画を立てました。

買い換えたデスクは、幅85㎝とスリムで、パソコンデスクではありますが、机の奥行、収納力、安定性などがしっかりとしていて、棚も可動棚なので、教科書やプリントのサイズに合わせることができます。
自分で組み立てないといけないところがちょっとネックではありますが、電動ドライバーがあれば2時間ほどで組み立てられました。
学習机はデザインをとるか機能性をとるか?
子ども部屋のインテリア計画も、とても大切だったなあと、今更ながら思います。子どもたちも、お部屋をオシャレにしたい、大人っぽくしたい!とも言い出すし、家を建てるときに机やベッドも全部一新してしまうのもアリだったなあ…。
とはいえ、新しいデスクに買い換えてみると、やっぱりニトリのくみあわせですくの収納力は、勉強道具、子どもの趣味の物などの収納にも本当に便利だったし、余裕のあるサイズ感とずっしりと重い安定感があって、勉強しやすさ満点だし、パソコンやタブレットも置いたりすると今のデスクはやっぱりちょっと小さいかも?
デザインをとるか機能性をとるか…難しいところだなと今でも考えてしまうところです。