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間取り住み替え

LDK(リビングダイニングキッチン)が15畳だった前の家。狭く感じていた理由を考える

もともと、今の家を建てようと決めたのは、前に住んでいた家のリビング(LDK15畳)が、5人家族には狭く感じていたからです。

しかも隣の部屋とつなげて使ったりもできない間取りだった…という理由が大きいです。

ただ、前の家のリビングが狭く感じた理由にもいろいろあったように思います。

この記事を書いた人

2018年にハウスメーカーで2階リビングの家を新築。これまでの家選びや家づくりに後悔した経験をもとに、どなたかの参考になればと思いつつブログを書いています。★ESSEonline 日刊住まい公式ライターとして記事執筆もしています

【旧宅のLDK約15畳】リビングダイニングが狭く感じた間取り

前に住んでいた家の、LDKの広さは約15畳

数字でそう書くとそこまで狭いわけでもないし、間取りや使い方次第では全然狭くないと思います。

でも、なぜか狭く感じていて、それが不満で住み替えをすることになったのですが、

どうして狭く感じていたのか?を振り返って考えてみました。

狭く感じた理由①形・間取りの問題

間取りの問題1:キッチンの割合が大きかった

まず、住んでいた家の間取りだと、カウンターキッチンで、しかもキッチンスペースの割合が大きく、キッチン背面に大きな食器棚、冷蔵庫に加えて大きな収納棚や45L のゴミ箱を2つ置く余裕すらありました。

そのためLDのスペースがキッチンに圧迫されていた感じがあります。

カウンターキッチンではなく、壁付けキッチンであれば、対面キッチンほど、キッチンとダイニングがここまではっきりとは区切られないので広く使えたかもしれません。

キッチンに余裕があり、色々なものを置けたのはいいのですが、そのせいでリビングダイニングが狭くなってしまって、さらにキッチンへの通路はデッドスペースになっていたので、すごくもったいない感じがします。

間取りの問題2:真四角・正方形に近い形だった

また、同じ広さでも、縦に長い長方形のLDKなら、奥行きがあって広く感じたと思うし、スタディカウンターなど個人のスペースが作りやすかったり家具も置きやすかったと思うのですが、

うちの場合は真四角の形に近かったため、狭く感じたのかも…と思います。

間取りの問題3:隣の部屋とつなげて使えなかった

しかも、同じ一階には和室があったのですが、廊下と玄関を挟んで向こう側にあったため、つなげて使うこともできませんでした。

もし、LDKのすぐ隣に和室があれば、ふすまやドアなどを開ければつなげて使えるので、狭く感じるのを解消できたと思います。

もちろん、独立した和室も、親が泊まりに来た時や、子どもが赤ちゃんの頃の寝室としてなど、色々と便利な面もあったんですが。

狭く感じた理由②物がどんどん増えてしまった

住んでいるうちに、子どもたちのおもちゃが増えるだけではなく、学校のもの、習い事のテキストetc.とにかく物が増えていきました。

隣の和室に置くようにしたり、できるだけ二階の個室に持って行こうと心がけていましたが、やっぱり過ごす時間の長いリビングに、物が集まりがちでした。

しかも冬は二階に洗濯物を干しに行くのも寒くておっくうなので、暖房の効いたリビングで洗濯物を干すことも多かったです。

そんなこんなの中で末っ子が生まれ、末っ子用のタンスやおもちゃ箱も置くことになってしまい、このリビングではもう…無理…となってしまいました。

狭く感じた理由③子どもたちの成長

そしてこれも大きな理由…子どもたちが成長して、体が大きくなってきたことも大きいです。

前の家に越してきた頃は子どもたちはまだまだ小さかったし、リビングの狭さはそこまで気になりませんでした。

もともと夫だけが背が高く大きい体型で、何より天井が低いのが圧迫感があるとは言っていましたが、しばらくすると慣れたようでした。

でも子どもたちがどんどん成長して…。これで、子どもたちが中高生になった頃には、かなりのサイズの人間がここに集まるわけで、このリビングでは厳しいだろうなと。

さらに、いちばん上の子が受験でリビング学習し始めると、さらに狭さが気になり、限界を迎えました…。

スタディカウンターがなく、ダイニングテーブルで勉強するしかないので、ごはんの時は勉強道具一式を全て片付けないと家族でごはんが食べられません。それが何よりもきつく感じました。

狭く感じた理由④レイアウト・家具の問題

当然置くべきと思っていた「センターテーブル」は、物置に代わり、いつしかむしろ邪魔なものだねと気づき、処分してしまいました。

他にも、LDKには「ソファ」と「ダイニングテーブル」を置くべきだねという先入観があり、両方ともしっかりと置いていました。(前に住んでいた広めリビングのマンションからそのまま持ってきたものでした)

でも、大きなソファを置かないようにするだけでずいぶん変わると思うし、ソファをダイニングセットの一部にしてしまうのも賢い方法です。

「ダイニングソファーセット」も最近はデザインが色々増えているし、私も買おうと本格的に考えたことがありました。

ビーズクッションだって十分快適でしかも移動も簡単というメリットも大きいです。

大きな家具を置くことをあきらめられず、「余白」が少なくなり、「通り道」も少なくなって窮屈感が増していたように思います。

レイアウトや家具についてはもっと工夫の余地があった気がします。

【今の約22畳のLDK】十分な広さはある(5人家族)

前より広くなったLDK

今は、2018年に家を建てて住み替えた結果、約22畳ほどのLDKになりました。

広々としたリビングにこだわったため、LDKに仕切り壁などはほぼなく、勾配天井で天井高も高くなっています。

今回のLDKは、やっぱり前に比べると広々と感じます。

15畳から22畳ほどのLDKというのは、そこまでものすごく広くなったわけではないし、数畳の違いですが、家族がそろっていても大丈夫な広さです。(ソファが足りないと思う事はあります…ヨギボーを買おうかな)

今のサイズになった子どもたちと、前の家のリビングで5人がそろったら…と思うと、ちょっと厳しいかもと想像します(前の家のリビングでも、物や家具を減らしたり、使い方次第では十分いけると思いますが)。

今のところ、このLDKが、家族5人そろっても狭く感じないのには一応理由があると考えています。

余裕感も大事かも

リビングには、ある程度余白があったほうがいいかも。もちろん余白がありすぎると無駄なスペースになってしまいますが…物がぎゅーぎゅーではない余裕感もある程度あった方がよさそう。

前の家のリビングでも、家具の背の高さを低めにして、背の高さをそろえたり、テレビの前は何も置かずスッキリとさせるなど、色々と工夫できた気がします。

今のリビングは、ソファとテレビの間には基本は何もないし、家族5人が居ても、ある程度の余白があります。(ダイニングチェアや畳スペースがあいている、スタディスペースがあいているなど)

さらに、天井高が高いので、そこには常に何もなく、余白になってくれています。

もちろん、ちらかってしまった時は、あまり余白がなく感じてちょっとイライラするので、なるべくリビングにものを増やさないように心がけることが大事です…!

個人の居場所、定位置があるといい

今は、大きめに作ったスタディカウンターや、リビング隣接の畳スペースなどのおかげで、それぞれが思い思いに過ごすことができてよかったです。

前の家の時、リビングが狭くても、「この人の居場所はここ」とある程度決めることができ、個人個人がある程度のパーソナルスペースを維持できる工夫ができればよかったのかもしれません。

例えば、先述のように、ソファは置かずに、ダイニングテーブルとソファを兼ねている「ソファダイニング」を置けば、省スペースでも、ある程度自分の席や位置が決まり、いつでも家族が居やすくなりそうです。

まとめ

リビングが狭い…という悩みが大きくて引っ越しを決めた我が家でしたが、振り返ってみると、前の家のレイアウトの問題など、もしかしたら工夫できる部分があったのかも。

リフォームでキッチンを壁付けにすればもっと余白部分が増え、余裕が生まれたんじゃないかなと少し妄想しています。

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