我が家は「2階リビング」なので、そもそもリビングイン階段のよい部分とは縁遠く、
もし玄関から子供がそっと帰ってきて一階の自分の部屋にこもってしまったら気づかない可能性があります。
(ただ我が家の場合は玄関から階段、リビングまでがつながっていて壁一枚もないので、玄関のカギを開けたりドアを開けたりするだけでかなり物音がするので、おそらく気づくんじゃないかな…とは思っているのですが)
リビングイン階段のメリットとデメリット
子供がこっそりと部屋にこもってしまうことを避けるためにリビングイン階段にしていたとしたら、確かに子どもが必ずリビングを通っていくようになるわけですが、逆にデメリットもありますよね。
子供が友達を連れてくるたびに、リビングを通ってもらわないと部屋に行けないので、誰かが階段を通るたびに落ち着かない、リビングも常に見られても大丈夫なようにきれいに整えておかなければいけないとか。
また、料理のにおいやリビングの音が、階段を通して二階へ筒抜けになってしまったり、
冷暖房も階段へ逃げてしまうので暑いとか寒いとか(高性能住宅であれば問題はないようですが…)。
そういう面を考えると、もし我が家が一階リビングにしていたとしても、リビングイン階段に絶対したい!とは思っていなかったと思います。
ただ、リビングにスケルトン階段があったらオシャレだなあとか、階段部分は自動的に吹き抜け状態になるので採光をとるためにも使えるし、そういう意味ではリビングイン階段を選択したかもしれません。
とはいえやっぱりデメリットの面も気になる…
ということを頭の中で考えていたら、リビングイン階段のデメリットを解消する方法もあるのでは!?と思いつきました。
階段からリビングは見えないけれど、リビングからは見えるようにする
子供とのコミュニケーションを重視して、リビングイン階段にしたい場合が多いと思うのですが、つまり、「リビングから」→「階段を上り下りする人」が見えればいいのかな…?と。
でも、「階段を上り下りしている人から」→「リビング」が見える必要はあまりなくて、むしろ来客時を考えると見えないほうがいい…。
ということは、リビングから階段は見えるけれど、階段からリビングが見えないようにすればいいのでは?とふと思いました。
例えば、階段ホールとリビングの間の壁に窓を設けて、それをマジックミラーのようにして(笑)、リビングから階段は見えるけれど、階段からリビング側を見ると鏡になっていてリビング内は見えないようにするとか。

ちょっとトリッキーな感じだし、今度は子供側が窓から見えないようにかがんでこそこそ階段を昇ったりしちゃうのかな(笑)。
階段とリビングの間にドア。開けたり閉めたりしておける
もしくは、階段ホールとリビングの間にドアがあって、開けておきたいときは開けておけて、閉めたいときは閉めておける、という風にしたらどうかなと。
どういう風にすればうまくそのドアが機能して、しかも邪魔にもならないか?がちょっと難しいのですが…
例えば、引き戸を使って、2枚引き込み戸、3枚引き込み戸などにすれば、階段ホールがしっかりと見える⇔階段ホールとリビングがしっかりと仕切られる、どちらにもできるかなと。

ただ3枚引き込み戸とかにするとかなり費用もかかるので、そこまでしてやるのか…?とか、
敷地の限られた狭小住宅では、もったいない、無駄なスペースにもなってしまう可能性がある…ということも考えないといけないと思うのですが(それも間取り次第かな?階段スペースと玄関ホールを一体化させるとか…)。
ドアを有効に使えば、もっとうまい方法もありそうな気がします。