2018年築の注文住宅に住んでいます。
計画中だった時、本当にいろいろな間取りを考えました!!
いろいろと考えた結果、ボツになった間取りがたくさんあり、せっかくなので、いくつか紹介しておこうかな?と思います。
我が家の最終間取り

こちらが我が家の最終間取りです。
一階には広めのWICと狭い寝室、広めの玄関のせいでちょっと狭くなった子ども部屋があります(笑)。
二階にリビングダイニング、キッチン、スキップフロアになっている勉強コーナーや畳コーナー、お風呂洗面トイレに小さめのWICがあります。
キッチンは対面式で、ベランダの方に向いています。
キッチンをタテにする案

キッチンをタテにして、ダイニングテーブルを横づけにし、キッチンの前にはバーカウンターをつける…という案もありました。
こうすると、なんとなくおしゃれだし、収納から洗面への回遊性が生まれ、なかなか魅力的!だと思いました。
キッチンの隣なのでパントリー的にも使えるし、タオルなどの洗面周りの収納にもなるし、便利そうです。
ただ、トイレの位置がキッチンの目の前で、その点はちょっといまいちです…。
夫としては、このキッチン前のカウンターがオシャレでよさそうだなと気に入っていたようですが…。このままだと、カウンターに置くイスが一階へ続く下り階段に近くて、とっても危なそうです(汗)。
結局、やっぱりキッチンは普通に横向きで、ベランダに向いていた方が、広く感じそうだねということで、この案はナシになりました。
でもやっぱりこっちのほうがおしゃれな感じだったかも?と少し心残りもあります。
中庭を作る案

左が一階、右が二階です。
玄関の上がりかまち?が変な形をしていますが(笑)、土間を広くして、自転車を置いたり、ちょっと座れるいすとテーブルを置くという、ちょっと変わった案です。
そして家の奥に中庭があり、その分、前の間取りよりも少し縦に長い間取りです。
南北に細長い土地なので、奥の方の部屋が暗くなるのを心配して、中庭を作ろうと考えていたため、このような案が出てきました。
二階の畳コーナーにも押入れが作れて、なかなかいいなと思っていました。
でも、風水的に、中庭は「欠け」になってしまうということや、この間取りだと建坪がわりと大きく、予算オーバーになりそうだったのであきらめました。

また、この図のように、本当はベランダを一部インナーバルコニーのようにしたいなという気持ちもありました。
リビングの前の部分がこのようにちょっとジグザグしていますが、こうすることで空間に変化も生まれるし、少し憧れていました。
しかし、我が家が絶対に譲れなかったのは、「三角形の勾配天井」。これがあったために、このジグザグした形は難しいことがわかり、あきらめました。

この天井では、リビングの前面を凹凸させると、なんだかすごいことになりそうですよね…。
より今に近い別の案

1階は、今の間取りよりも、寝室が広くて収納が少し小さいです。(これだと、東側がふさがれてしまい、寝室に朝日が入りません。そのためボツとなりました)。
2階は、洗面近くの収納が最終の間取りよりも小さく、
カウンターはスキップフロア(小上がり)ではなく、階段に向かっている普通のカウンター。
こちらの方がシンプルな案なのかな?
でも、この案だと家自体の横幅が少し狭い設定なので、収納が狭かったり、勉強スペースも狭いかな…ランドセルがきっとここにドンと置かれて目障りだな…と。
トイレも、奥には行きましたが、トイレと洗面への通路のせいで、収納が小さくなってしまい、なんだかもったいない!
そして試行錯誤の末、いちばん最初に紹介した最終間取りに行きつきました。
結局、間取りは…今のでよかった?
いろいろな案がありましたが、やっぱり、今の間取りが一番いいね!と思うことにしています笑。
間取りを考えていたら、次々に迷いが生まれて、永遠に家が建てられなさそうだったので笑、ある程度のところで妥協あるいは決断をすることも、必要なのかなと思います…。
ちなみに私の場合は素人が勝手に考えた間取りを担当者の方とも相談しながら実現させていったのですが、やはり基本的にはプロにお任せした方が間違いがないし後悔も少なくなるのかもしれません。