注文住宅「窓」の失敗、その2。
前回は、一階の窓を引き違い窓ばかりにしたために、隣の音が聞こえやすい、シャッターを閉めっぱなしなので光も全く入れられないなどのお悩みを、ぐちぐちと綴りましたが…
今回も、「音」問題に関連する、階段途中にある窓の後悔です。
階段を明るくしたくて…たくさんの窓を設置
玄関を入って左側の壁にも、窓をたくさん付けて、明るくしたいし、換気もたくさんしたいし…と思っていました。
そこで、開け閉めできる、縦すべり窓を3か所付けました。

普通の縦すべり窓は、バーをクルクルと回して窓を開けるのですが、開けられないように「ロック」する機能もついています。


階段途中の縦すべり窓…いらなかったかも…!

この縦すべり窓は、階段の途中にあるので、操作のためのチェーンがぶら下がっています。
そこで少し困ったことがあって…
誰かが少しだけチェーンを操作して、窓が開いてしまっていることに、気が付かないことがある…ということ。
普段、ロックしている他の縦すべり窓は安心です。もし窓が開いていたら、ロックのバーも手前に出る状態になるので、すぐに分かります。
でも、ロックするバーがないために、開いていることに気が付かないことが多い、この階段途中の窓…失敗したかも。

掃除もすごくしづらいです…。階段の途中の部分に何とかして踏み台を置いてのぼったら届くかな…という位置。危険だし、ほぼ掃除はされていないです…。
少しでも開いていると、リビングのうるさい音が漏れてしまう…!
もし窓がうっかり少しでも開いたままだったら、子どもたちの大きな声、歌声、泣き声etc.が、お隣へきっと漏れてしまうだろうという心配が…!
お隣との距離は約1mしかありません。お互いに窓が開いていたらうるさい音はつつぬけでしょう…。窓が閉まっていたとしても心配なレベルの近さですよね。
気づいたときに焦って閉めるのですが、「よし閉めたからもう大丈夫」と思っていたら、また後日、ふと寝る前に確認すると、あれ、チェーンが動くぞ…え、少し開いていた!?と焦る…ということが。
私が換気のために少し開けたのを、閉め忘れているのかもしれませんが。
チェーンは危ないし、子どもが面白がって触ってしまうのかもしれないし、ちょっと余計な窓だったかも…と思います。
階段の明かり取りには、最強の天窓がある!
この階段途中の窓がいらなかった理由のもう一つ。
階段が暗くならないようにと、階段上には天窓があるのです!

天窓があれば、階段は十分すぎるくらい明るいです。
だからこそ…階段途中の窓は余計だった!!いらなかったなあ…と、本当に思います。
とはいえ時々、換気のために使うので、あってもよかったのかなあ…。
本当に、注文住宅は難しい…。
これから注文住宅を建てる方には、窓という窓、細かいところまでじっくりと考えて建てることをおすすめしたいです。
※ちなみに「付けてよかった窓」も一応あります!