注文住宅を建てて3年半以上が経った我が家ですが、そういえば、マイホーム計画中に夫婦で喧嘩したりもめたことはあったかな?と急にふと思いました。
あまりもめたような気はしないのですが、よくよく記憶をたどってみると…やはり、全くないということはありませんでした笑。
結果的には、リビングの床とバルコニーを同じ高さにすることや、ガラス張りの壁みたいな大きな窓にあこがれていた夫ですが、それらはあきらめることになりました。
「とにかくリビングを広くしたい私 VS バルコニーを広くしたい夫」
リビングとバルコニーの広さの兼ね合いに関して。
二階リビングにすることは夫婦で意見が一致していたし、それに関してはもめたりもなかったのですが、
二階リビングなら玄関がない分、「リビングが広くとれる!」というのが二階リビングにする大きな理由だった私と、
二階リビングにすることで、「バルコニーを広く」して、バルコニーとリビングがつながっているように見せられることを期待していた夫。
当初はバルコニーの広さをかなり広くした間取りを作っていたのですが、リビングがその分狭くなってしまい、どうしても少しだけでも広げたくなってしまった私。
両方広げようか?という提案もあったのですが、そうするとかなりお高くなってしまうので、どうしようか…と悩んでいろいろと考えた結果、夫が「確かにリビングが広いほうがいいね」と折れてくれました。
結果的にバルコニーは約7畳。
十分な広さで、洗濯物もたくさん干せるし、ゴーヤのグリーンカーテンなどガーデニングもできるし、流しそうめんも、子どものプールも可能です。

今のバルコニーでも十分に広いし(私にとっては)、広ければ広いほどメンテナンスも大変だろうし、広くて屋根のないバルコニーのせいで夏場の暑さがすごいので、これ以上広くなくてよかったなあと本当に思います。
夫はいまだに、理想の広いバルコニーの映像や画像を見ると「いいなーいいなー」といいますが…。
「バルコニーの床とリビングの床の高さを合わせたい夫 VS 別にいい私」
夫は、とにかく広いバルコニーにするだけではなくバルコニーとリビングの床の高さも合わせてフラットにし、リビングが外まで続いているようにしたい…とずっと言っていました。なんなら今も言います…。
ただ、我が家が選んだハウスメーカーでは、そうする場合のオプション代がかなりかかることで、バルコニーとリビングの床の高さを合わせることは断念することに。

バルコニーの排水の関係か何かで、この立ち上がり部分をなくすのは簡単ではないようでした。
私は早々にあきらめがついたのですが、夫はいまだに、できなかったことが悔しそうです。
「玄関を広くしたい夫 VS 玄関は適度でいい私」

夫はとにかく玄関は広いほうがいい!という派。
これまで住んだマンションや賃貸物件は確かに玄関はミニマムサイズ。家族全員で帰ると玄関が混雑して大変なことに…。
でも、確かに玄関が広いのはいいけれど、居室が狭くなるのはいまいちでは…と最後まで心配もあった私。
でも最終的には、広い玄関を取り、子ども部屋と寝室がちょっと狭くなるということになりました。
我が家のメインはリビングのある二階で、家族みんな主に二階で過ごすのだから、一階はいっか、譲るか…と思った結果です。
やっぱり個室ももう少し欲しかったし寝室ももう少し広いとよかったかなという後悔もありますが、玄関が広くて気持ち良い、収納も豊富、というメリットも確かにあるので、まあいいとします。
「照明計画複雑にしたい私 VS シンプルでいい夫」

リビングの照明についてもちょっとだけもめました。
手前のひとつのダウンライトは、リビングの小上がりになっている勉強カウンター用で、
奥のふたつのダウンライトは、畳コーナーの照明。
この三つは、全部連動させて、三つ同時にON/OFFできるようにすればいいのでは?という夫と、
いやカウンターと畳コーナーは別空間だから(実際は壁もなく同じ空間)、分けたい!という私。
結果、分けることになりましたが、これは一緒でよかったなあと思います笑。夫の言う通りにしておけばよかったなあ。
希望は言う・相談する・譲り合い
せっかくの、自分たち家族のためのマイホームなので、しっかりと希望は言いあって、相談をする。そして譲り合ってバランスをとる… というのが大事かな、と思います。
けんかを避けるために、希望を言うことをあきらめてしまうと、建てた後から後悔がよみがえってきて…なおさらいざこざが…ということにもなりかねません。
マイホーム建築中は、ハイになってしまって冷静さに欠けてしまうこともあるので、「自分がいちばん正しい」とは思いこまず、他人の意見もいったん受け入れてみることも大事かも。(経験談)
<あきらめた設備に関する記事>