2018年築の注文住宅に住んでいます。
もともと購入した建売住宅に住んでいましたが、売却をして注文住宅を建てることになりましたが、入居までかかっただいたいの日数(期間)や、だいたいのプロセスについて、ご紹介しておきたいと思います。
1:家を建てたいなあと思った頃(入居の約11か月前)

2017年秋頃。末っ子が歩き出し、上の子たちも大きくなってきて、前に住んでいた家のリビングの狭さと日当たりの悪さがだんだん大きな不満として爆発。
夫も、もともと注文住宅を建ててみたいという夢があったので、なんとなく注文住宅について調べたり、気になった土地があって見に行ったりしてみました。
2:スーモカウンターに行ってみた(入居の約10か月前)
まずは家の売却からしないといけないし、売れるのかどうかも分からないし、いったいどれくらい我が家が注文住宅にお金を使えるのかが分からなかったし、こんな状態でも「うちで建てましょう」と言ってくれるハウスメーカーがあるのだろうか?という心配もあったし、とにかく家づくりの段どりも分からなかったので、とりあえずスーモカウンターを予約して話を聞いてみることにしました。
だいたいの流れを記載した資料を見せてもらいながら、説明を受けて、
とりあえずは家の売却から始めないといけないということ。まずはいくつかの不動産会社に査定をお願いしてみることもおすすめされましたが、ハウスメーカーが売却のお手伝いや紹介をしてくれる可能性があることを教えてもらい、少し前進できそうな気がしました。
価格帯ごとにハウスメーカーをいくつか紹介されて、我が家はとりあえずまだこだわりが何もなかったので、低価格帯のハウスメーカーから3つ選んで、営業の方からの連絡を待つことになりました。
3:不動産査定をネットから依頼(入居の約10か月前)
ネットで不動産査定を3社くらいにお願いしました。
ネットで必要事項を送信したあと本当にすぐに電話連絡がきてビックリしましたが笑、どの方もすごく丁寧で、家に来てじっくりと相談に乗ってもらえました。
査定してもらえた価格はだいたい自分たちが想像していたくらいの価格で、これくらいなら残りのローン+仲介手数料も払えるし、おそらく大丈夫かな…という目途が立ちました。
また、近隣の同じような家の売却実績なども見せてもらえて、本当に参考になりました。
査定額は、不動産会社によって少しずつ違いますが、高い査定額を出してもらえたからといってその価格で売れるわけではないし、結局は相場や、買いたい人とのご縁で決まるのかな…という感覚がつかめました。
「タウンライフ不動産売買」などで簡単に無料で一括見積依頼ができます。

4:紹介されたハウスメーカーに行ってみる
スーモカウンターで紹介された3つのハウスメーカーの住宅展示場へ行ってみました。
スーモカウンターで紹介される営業の方は、経験豊富な方に限られているとのことで、確かにどの方もとても詳しく経験豊富で頼りがいのある感じの方々でした。
土地を探さなければ!ハウスメーカーも決めなければ
話をしている中で、「もしかしたらハウスメーカーの人が、おすすめの土地を知っているのではないか」という期待があったのですが笑、やっぱり土地は基本は自分で見つけてこないといけなさそうだな…と分かりました。(ほかのハウスメーカーならもしかしたらあったのかも?)
とにかく「ここに建てたい」と思える土地を見つけなければいけない、と同時にハウスメーカーも決めなくてはいけない、ということが分かってきました。
そして早めにローンがいくらまでなら通るのか?仮審査をやってみるということをおすすめされた記憶があります。

その後、気になった建売物件で試しに仮審査をしてみたのですが、そのおかげで、のちに土地を見つけた時にすぐに話を進められてよかったです。
家の売却について進展あり
その中の一つのハウスメーカーの方が、提携している不動産会社の人と連絡をとって、家の査定をしてくれるとのことで一度、営業の方とふたりで家に来てくれました。
結果的にはその紹介してもらった方に売却を依頼することにして、意外と早く売却が決まりました。(入居の9か月ほど前に決定)
5:土地探し&ハウスメーカー検討&仮住まい探し(入居の約9か月前)

あちこちの土地を見に行ったり、査定してもらった不動産会社さんに紹介されたおしゃれな建売物件なども見に行ってみたりもしました。
その過程で、「まだローンが残っている状態でこの物件が買えるか」を知りたくて、ローンの仮審査もやってみました。(これのおかげで、土地を見つけた時にすぐに話を進めることができました)
ハウスメーカーについては最終的には3つに絞り、土地を決めたら見積もりを出してもらってその中から決めよう、という流れになりました。
また、旧宅の売却が意外と早く決まり、希望金額との交換条件で早く退去することになってしまったので、いったん仮住まい(賃貸)に引っ越しをすることになりました。その借り住まい探しもなかなか大変だったのですが、唯一見つけたファミリーもOKな広さの物件で決定し契約しました。
6:土地を見つける(入居の約9か月前)
希望の地域にいい土地がない…これはまずいかも…色々と妥協しないといけないかも…と少し気分が落ちかけていた頃、
ネットでたまたま新しい土地情報を見つけて、その足で見に行ったのが、入居の約10か月ほど前。
担当の方に、こちらの現状を伝えて、まだこういう状態だけれど仮審査でこのくらいの物件でOKだった…という話をしたらとんとん拍子に話が進んで、仮押さえができました。
建築条件付きの土地でしたがいくらかで条件を外してもらえて、この土地で家を建てよう、というのが決まりました。
同時にハウスメーカーの最終的な選定も進めていて、間取りや主なオプションも盛り込んだ見積もりを比較しながら、どこに依頼するか本格的に悩みました。

でも、この時に考えていたオプションでは、まだまだ実際には足りなくて、どんどんオプションが増えていくことになってしまいました…!これは難しい!
7:もろもろの契約、借り住まいへの引っ越し(入居の約8か月前)
旧宅の売却の契約や、土地の契約、ローン関連の諸々の手続き、決めたハウスメーカーとの工事請負契約、そして仮住まいへの引っ越しも行いました。
ハウスメーカーに、契約金100万円の振り込みもこの時に行いました。
そしてハウスメーカーとの細かい打ち合わせも始まりました。
8:詳細の打ち合わせ、プラン決定、追加変更契約(入居の約8か月前~)
細かい部分の打ち合わせのために何度かハウスメーカーを訪れて、細かいオプション、例えばフローリングやアクセントクロス、照明、カーテンなども選び、プランを最終決定し、追加変更工事請負契約を締結。
その合間に、お風呂の細かいオプション(カラーセレクトなど)を選ぶために、ショールームに行ってみたりもしました。
9:地鎮祭(入居の約5か月前)、着工(入居の約4か月前)~竣工
そして3月末頃に地鎮祭を行い、無事に着工し、少しずつ家が出来上がっていくのを楽しみにしていました。その間に、何度か工事中の見学にも伺いました。

10:入居

無事にスケジュール通りに家が完成し、入居したのが2018年8月中旬頃でした。
我が家が「建てたいなあ」と思ってから、入居まで、1年もかからなかったということで、改めて、意外と早いスピードで進んだなあと、振り返ってみると思います。
ちなみに入居1か月くらい前に、大きな家具(ダイニングテーブル、TV台)を選ぶためにあちこちに行ったりもしました。

やってみればよかったこと
土地探しや家の売却の過程で、ある不動産会社から、「まずはFPに相談してみて、ライフプランを…」という話をされたのですが、なんとなく恥ずかしかったり面倒だったりで、断ってしまいました。
でも今思えば、やっておけばよかったな…と思います。
もちろん自分たちの資産の状況や、これからの見通しなどは自分で分かっていることだとしても、やっぱり客観的な意見というのも大事だなと。
厳しい話をされたとしても、それそれでひとつの意見と受け止めて、最終的には自分たちで決めればいいわけで、とりあえず話を聞いておけば、無理のないプランを優先しよう、という気持ちになっただろうし…(我が家はオプションもりもりで予算オーバーになりました…)。
無理のない住宅購入のために、無料でFP(ファイナンシャルプランナー)に相談できるサービスもあります。

また「タウンライフ注文住宅」を利用すれば、複数の住宅会社の見積もりをとれるので、手間を省きつつ比較できます。見積もりをじっくりと比較することは、自分に合ったハウスメーカーを探すための大事なステップの一つです。
