2022年2月下旬、いつもより寒いと思われる今年の冬…。
我が家の3年目になるオリーブのシンボルツリーにも少し異変が…!?
枝先の葉が茶色に?
2月下旬頃に、オリーブの木を観察していると、枝先のほうにある若い葉がいくつか、茶色っぽくなっていることに気が付きました。

これは枯れてしまっているのか?病気なのか虫なのか…。
でもなんとなく、冬の間、雨も少なくて乾燥していたので、水切れをおこしてしまったのかなあという気もします。
庭植えの植物は基本は水やりは必要ないそうですが、あまりに雨が降らない場合はやっぱり水やりをしないといけないですね…。
外は寒いし、特に朝の水やりはつい忘れてしまっていた(というかあきらめていた)ので、ちょっと反省しました…。
これを機に冬の剪定。
愛用している、オリーブの育て方の本を見返してみると、ちょうど、2月・3月は剪定をしておくのに適した時期。
オリーブはとても成長が早いので、一年を通して剪定をすればいいのですが、冬は特に成長が停滞している時期で、新しい芽が出てくる前にやっておくとよいそうです。
果実をつけたい場合は、新しい枝を切らないように気を付けないといけないのですが、我が家は果実をつけることは全く期待していないので、切る枝選びもあまりこだわらず(笑)、すっきりとした樹形にするために不要そうな枝を切っていきます。
そして茶色くなってしまった枝先は思い切ってたくさん切っていきました。
いつも切りすぎて後悔するのですが、春になるとあっという間にわっさわさになるので(笑)、あまり心配はいりません…。
でもだんだん、一番高い位置の枝が、手が届かなくて大変になってきました…。
踏み台や脚立を持ってくるのも面倒だし危ないので、休みの日にでも夫にお願いしようかなという感じです。
それにしてもたった3年でそこまで成長するとは、なかなかの成長力。我が家の雑な植え方・育て方でもすくすく育ってくれてありがたいです。
一緒に同じ花壇に植えた花は、病気になったりして何度も抜いては新しいものを植えていますが、オリーブは、虫にやられたりなんだりしながらも、あまり大きな病気にかかったりはせず、元気に育ってくれています。
ただとにかくすぐに枝はが増えて剪定が大変なのは事実…。
剪定には、剪定用のはさみを買っておいたのがとても便利で助かっています。少し太くてかたい枝もかんたんに切れます。
木質化してしまった庭植えのローズマリーやラベンダーなんかも簡単に切れるので本当に便利です。
私が持っている商品は「アルミダイキャスト剪定鋏」。お手頃価格で、とてもよく切れて使いやすくて、本当に買ってよかったと思っています。
施肥と、土壌改良
2月から3月と、6月、10月頃は、肥料を施すのに適した時期。
庭植えのオリーブの土をアルカリ性にするための石灰類も2,3月頃に施すとよいそうです。

買ってある苦土石灰と、オリーブ用の肥料を株元に施しておきました。
ちなみに葉の先の緑色が薄くなって、やがて茶色く枯れていくのは、鉄やマンガンなどのオリーブが必要な要素が足りなくなった時が考えられるようで、オリーブ用の肥料ならそれらの要素もしっかりと含まれています。

少し先端あたりの葉の色が薄くなっているかも…。やはり肥料のあげ時だったのかもしれません。
病気の可能性?
もしくは何か悪い病気とかではないといいのですが…。
少し調べると、カビ菌が原因の「梢枯病(しょうこびょう)」というのが少し心配です。枝先から茶色く枯れていきだんだん広がっていくという怖い病気…。
枯れたオリーブの葉が時々下に落ちているし、こまめに片付けるようにしたほうがいいかも。
少し調べた感じでは、水不足による枯れなような感じはしますが、いずれにしても気を付けていきたいと思います。