【オリーブ】2021年は早くも7月にスズメガの幼虫を発見…。秋にはイモムシ発見せず、その理由は?

我が家のシンボルツリーのオリーブ、毎年のようにスズメガにやられていて、これまでは秋だったのが、2021年には夏前に早くも発見…です。

対策をいろいろとやってみても結局、1年に一回は、スズメガの幼虫(イモムシ)に出会ってしまっています…。

2021年6月、オリーブに卵が…

2018年秋に植えた我が家のオリーブは、イモムシやハマキムシにやられても、切っても切っても成長をし続け、2mほどの高さになっています。

しかし、新芽はすぐにハマキムシにやられて丸まってしまうし、葉が多すぎてもさもさになっているとスズメガの卵を産み付けられた時に発見が遅れてしまう…!

そのため、週に1度くらいのペースで、ハマキムシにやられた枝先やいらない枝葉をバサバサと剪定しています。

週に一度はもしかしたら頻度が多すぎるかもしれませんが、そのおかげでスッキリとした姿を保てていると思います。

少しでも放っておくと、枝は横へ横へと伸びていってアンバランスになっていくし、下向きに生えた枝が伸びていったり、枝が交差したり、いらない枝は早く切らないと太くなり切りにくくなってしまうので。

そんなある日、いつものようにバサバサと剪定ハサミで剪定していると、大ショック。

まだ6月というのに、スズメガの「卵」がオリーブの葉についているのを見つけてしまいました…。

上の写真の、真ん中よりも少し下側、濃い緑の葉についている、きみどり色の小さい卵がそれです。

もう卵が産みつけられる…!?全く想像していなかったので本当にショックが大きくて。

スズメガの幼虫は、6月から10月頃に発生するそうなので、卵や幼虫が見つかってもおかしくない時期のようです…!

この卵は運よく剪定で駆除できましたが、もしかしたらほかの葉にも産み付けられているかもしれません。

もしや2年前の秋、かなりオリーブの葉が食べられて異様な様子になるほどまでだったので、我が家のオリーブから成虫になって飛び立っていったスズメガがいそうだし、そのスズメガが卵を産みに帰ってきていたりして…!

2021年7月末、黒いコロコロ…

幼虫に気が付くタイミングは、たいてい、黒くて丸いコロコロのフンがオリーブ近くのコンクリートに落ちているのを見つけた時です。

そして、黒いコロコロが落ちている場所のまっすぐ上あたりを見上げて、葉っぱが欠けていたりなくなったりしているところがないか探してみると、たいてい、イモムシを発見できます。

イモムシは色がオリーブの葉に似ているので見つけづらいですが、もうすっかり慣れて、見つけやすくなってきました笑… でもイモムシの存在に慣れることはなかなかできません…。

今年こそはイモムシを見たくないので、こまめな剪定や観察を忘れないようにがんばっていたのですが、

2021年7月終わり頃のとある日、玄関先に出た際に、末っ子が「黒いコロコロのものがあるよ」と…

これは間違いない、スズメガのイモムシのフンだと思ったのですが、それでも信じたくない気持ちも強くて、何かの種かもしれないし、と思いたかったのですが…。

インターホンのすぐ近くに、イモムシ発見

その日の午後、もう一度、オリーブを観察していると、とうとう発見してしまいました…。

イモムシの大きさは、フンの大きさに比例していることを知っていたので、このコロコロの大きさだとそこそこイモムシも大きいだろうと思っていたのですが、やっぱり、けっこうな大きさのイモムシでした…。

けっこうな大きさでグロテスクなので写真は控えておきますが、なんと郵便受けとインターホンの真上部分に、オリーブの枝が重そうに垂れてきていて、その先の方にイモムシがいました…!

買い物に出かけていた間に、郵便やさんがインターホンを鳴らして不在届けを入れていったようですが、イモムシに気づいていたかもしれません…とても申し訳ない…。

それにしても、インターホン・郵便受けのすぐそばに庭木、というのは、おしゃれな気がしますがあまりよくなかったのかも。

虫がいても無視できなくなってしまいますもんね…。

もう少し観察するべきだったか…

オリーブを植えてから数年が経ちますが、毎年欠かさずスズメガの幼虫(イモムシ)に出遭っています。

田舎育ちですが大人になってからは虫は大嫌いで、特にイモムシは苦手、画像を見るのも嫌で、動いているのを見るのはもちろんもっと嫌。

とはいえ自然のものなので、放っておくという選択肢もあるでしょうね。

でも我が家の場合、玄関を出てすぐの場所にあり、しかもインターホンのすぐ隣となるとさすがに、目立ってしまうし迷惑です…。

処理をするのも一苦労、見つけた時に家族が誰かいれば頼れますが、私しかいないときは毎回決死の覚悟で処理をします。

見るのも処理するのも早く慣れればいいのかもしれませんが苦手なものはやっぱり苦手ですね涙。

卵がないか観察をとなるべくがんばってみたり、見つけやすいように剪定もなるべくこまめにやっていたつもりでしたが、ほんの数日観察を怠るだけで枝が伸び、葉が増え、手の届かない部分も増えていきます。

雨が降ったりあったかくなったりという時期は特にオリーブも成長しますが、子どもたちが夏休みに入ってからは毎朝玄関に出てオリーブや花壇の花の手入れをするという習慣もつい忘れがちになっていて。

そして「蛾」除けスプレーを購入してあったのですが、最近はそのスプレーをするのも忘れてしまっていました。(オリーブに吹きかけるのではなく、近くのコンクリートや外壁にスプレーをします)

雨が降ると取れてしまう可能性があるので、梅雨の時期は何度かスプレーをしなければいけなかったかも。

2021年秋のオリーブ。スズメガが来なかったかも?

その後、秋には絶対に遭いたくないので、できるだけの対策をしてみました。

その結果、2021年秋には、スズメガのイモムシはいなかったようです。

対策その1:こまめに、ばっさり剪定

やってみたことの一つは、例年以上の「こまめな剪定」。

毎年、気になった時に枝を切るようにしていましたが、今年は特に、モサモサにならないように気を付けました。

一度、夏の台風の時にビックリするくらいに倒れてしまったので、重たかったのかなと思い、その時もかなりスッキリとさせました。

いただきもののオリーブの苗ですが、自分たちで知識もないままに適当に植えたし、花壇もあまり大きくないのに、しっかり2m以上の樹高になり、剪定してもしてもすぐにモサモサになるので、ちょっとくらい切りすぎて不格好になっても大丈夫という自信もあって、思い切ってたくさん切っていました。

インターネットで買った剪定ばさみもとても切りやすかったのでなおさら、ストレスなくバサバサ切ることができました。

不器用な私でも今のところ危なかった!ということはありませんが、とにかくよく切れるので気を付けて使わないといけません。

太い枝を切ったあとの断面には、切り口癒合材を塗っておくと安心です。

切っても切ってもまたすぐ茂る…成長力がすごいです。でもまだ理想の姿にはなれていないのですが…。

対策その2:虫除けスプレー

近くのドラッグストアで見つけたのが、「玄関等・外壁に 虫こないアース 虫よけスプレー」。

スズメガ用ではないですが、商品の側面の「適用害虫」の部分に、一番最初に「ガ」と書いてあったので、買ってみることにしました。

シリコーンが入っているので外壁などにスプレーしても、雨にも強いそうです。

Amazonのレビューを見てみてもなかなかよさそうだなと思いました。(Amazonでとても安かったのでまた一本買い足しておきました)

我が家のオリーブは、すぐそばに外壁があり、玄関ポーチやコンクリート部分もあるので、そこにスプレーしておきました。

雨が続いたあとにもう一度スプレーしなおしたり、スプレーしてから1か月ほどたったと思ったらもう一度スプレーしてみたり。

ちょっと間違ってオリーブに少しかかってしまったこともありましたが、何とか大丈夫だったようです。植物にはかからないように気を付けたほうがいいですね。

とりあえず、この秋(2021年秋)はスズメガの幼虫も卵も、発見していません。

といってもまだ11月上旬の時点なので、まだまだ油断大敵ですが、スプレーもしばらく続けてみようと思います。

ただ、虫除けスプレーを使うときは、マスクや帽子、長そでなどで防備してからスプレーしています。

今後も気を付けていくべし…

今年(2021年)の秋は幸い、スズメガ・イモムシには遭っていないですが、度々、枝先の葉が「ハマキムシ」につづられていたり、しまいには枯れてしまっているのを見ます。

枝先を剪定するとしばらくあとに若い枝や若い葉が出てくるのですが、それが柔らかくて食べやすいためか、次々に標的になっている様子…。

ハマキムシはあまり目立たないし、たまにすっごく小さいアオムシを見ますが、それくらいなら平気になってきたので(スズメガのイモムシに比べたらかわいいもの…)、あまり気にしていません。

でも、今朝、あまりに枝先がたくさんハマキムシにやられていたので切っていこうと思い、茂っている部分もバッサリ剪定しようとがんばっていたら、あっという間に一時間が経過していてビックリしました。

本当に手間がかかります。

ものすごく茂ったり背が高くなったりしてからだと、剪定も絶望的に大変なので、日頃からちょくちょく切っていくことが大事だと思われます。

玄関先にあるシンボルツリーなのでとても目立つし、せっかく大きく育ってくれたのでこれからも大事にしていきたいのですが、虫は本当にもう勘弁してほしい…。

※結局、翌年の2022年にもイモムシに遭遇しています…!

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