【少し後悔】オリーブのシンボルツリーに後悔。虫の被害に遭う、剪定が必要…鉢植えにすればよかった?

2018年に注文住宅を建てて住んでいます。

入居後、ちょっと洋風の雰囲気のある「オリーブ」をシンボルツリーとして選び、庭の花壇に植えて育ててきました。

最初はとても小さな苗だったのに、2年ほどで約2mまでに成長し、南西向きの強い日差しにも耐え、しっかり成長してくれたことには感謝。

でも、ここまで育ててきて、シンボルツリーをオリーブにして後悔したことが何度かありました…。

後悔の理由①次々に虫の被害に遭う!

植えて1年でまず、スズメガの幼虫(イモムシ)に葉をたくさん食べられた

2019年の秋に、若い黄緑の葉っぱが、次々に何者かに食べられて欠けたりなくなっていっていることに気が付きました。

そして、黒いぶつぶつが地面に落ちているのも発見。

みるみるうちに葉が少なくなっていき、かなり禿茶瓶になってから、「スズメガ」の幼虫(緑色のイモムシ)にやられたことに気が付きました。

幼虫とはいえかなりの大きさのイモムシでとてもビックリしました…!

このスズメガの幼虫が次々にオリーブの葉を食べ、コロコロの丸いフンを下に落としていたのです…。

丸いフンは最初は小さいのですが、体が大きくなるのと比例してフンも大きくなっていきます…

そしていつか蛾となって旅立っていくようです。

我が家は、オリーブの木を玄関ポーチのすぐそば、郵便受けのすぐ隣に植えてしまったので、イモムシがいたら気持ち悪くて気になってしまうので、イモムシのいる枝ごと切って駆除しました。

しかも2019年は、かなりの数のイモムシがいて、まだ植えて1年くらいのオリーブだったのであまり大きくなかったこともあり、葉がかなり食べられて貧相な姿になってしまいました…。そこまでされては駆除せざるを得ません…。

その後も毎年毎年、必ず、スズメガのイモムシに遭遇しています…。毎回、コロコロのフンを見つけてから、その真上の部分を観察しているとイモムシを発見します。何度見ても慣れないし正直ウンザリ…。

その後、スズメガの卵が、葉や幹に産み付けられているのを発見したことも何度もあります…

 

次に…ハマキムシ

スズメガの幼虫を駆除してほっとしたのも束の間、その後すぐに、葉っぱが丸まり、蜘蛛の巣のような白い糸と黒いツブツブが、葉のところどころにあることに気が付きました。

今度はどうやら「ハマキムシ」のせいだったようで、たくさんの葉っぱごと剪定し、かなり貧相な姿になってしまいました。

あまり薬剤には頼りたくないな…と思っていたのですが、ここまで次々と虫にやられてしまってはもう耐えられないし、

我が家はオリーブの実を収穫して食べたりはしないので、「ベニカXファインスプレー」などの薬剤を買って少しスプレーしてみることにしました。

 

翌年の春以降も、ハマキムシ、スズメガの幼虫に遭う

その翌年、2020年5月に入ってからかなり若い葉が増え、枝が伸びて、元気に成長しているオリーブの木ですが、去年の虫害の痛い記憶がよみがえってきます…。

そのため、あまり伸ばしっぱなしにせず、長すぎる部分を少し剪定してみたり、時々、上記のベニカXスプレーをかけてみたり、葉のようすをできる限り観察したりしています。

しかし先日、また、白い蜘蛛の巣らしきものを発見してしまいました…!ハマキムシだと思われます。

すぐに駆除しようと思い白い糸は駆除したのですが、虫は見つからず、もしかしたらまだどこかに潜んでいるかも…。

スズメガの幼虫ほどは葉を食べてしまわないようなので、ハマキムシに関してはもう気にしないというのもアリかな…と思い始めています。

結局その後も、秋頃を中心に、毎年スズメガの幼虫(イモムシ)に遭っています。(7月にイモムシに遭うことも…)

葉がかなり食べられてからだと、また貧相な姿になってしまうし、イモムシが大きくなってからだと駆除も大変になってしまうので、なるべくこまめなお手入れ(剪定)と、観察がとても大切だと思います…。

けっこう虫の被害に遭いやすいオリーブの木…少し後悔です。

後悔の理由②強風で、何度か派手に倒れた

台風のときなどの強風で、派手に前のめりに倒れてしまったことも何度かありました。

根本から派手に45度以上倒れてしまっても、何とか戻せばその後も元気に育ってくれているので、オリーブって強いなあと感心するのですが、

オリーブは根が浅いために倒れやすいらしく、特に我が家の場合、支柱の強度が足りなかったようで、とても反省し、支柱を立て直しました…。それも何気に大変でした。

もっと大きな花壇で、余裕をもって植えて、しっかりとした支柱を立てていれば、安定してくれたのかな…。(我が家の花壇はちょっと小さすぎたかも)

後悔の理由③葉が黄色になって不安…原因不明

そして最近、少し悩んでいるのが、葉っぱが時々、黄色になってしまうこと。

2018年秋に植えたオリーブですが、2020年の8月頃から黄色くなった葉がいくつかあることに気が付き、心配してきましたが、冬の間は落ち着いていました。

ところが2021年春、暖かくなるにつれてまた黄色い葉がぽつぽつと増えてきました。

虫のせいなのか、なにかの病気なのか…不安で色々と調べてはみたのですが、結局原因は分からずじまい、謎のままです。(でもなんとなく、昨年コガネムシの幼虫の死骸らしきものを株元で見つけたのでそれかもしれません)

後悔の理由④「剪定」が必要でめんどう

庭植えのオリーブ、生育力がなかなかすごくて、どんどん成長していきます。

秋に虫の被害に遭って大幅に剪定されてかなり貧相な姿になってしまっても、次の春にはもうモッサモサです笑。

2021年2月にもしっかりとした剪定をしたのですが、春になるとまたいろいろな枝が伸びてモサモサになり、ハマキムシにやられてたくさん剪定。

でもまた1か月後にはいろいろな枝が伸びたり増えたりで、たくさんの枝をばっさばっさと剪定をしました。

何度切っても切っても、暖かいうちはすぐに枝が伸びていきます!

でも、ちゃんと透かし剪定をしたり、変な方向に生えた枝を剪定しておかないと、風通しも悪くなるし、

またまた虫の被害に遭いやすくなり、枝が混みあうほどに虫も見つけにくくなるし、

かなりこまめに剪定をしないと大変なことになります。

それに枝葉が多すぎるとまた倒れやすくなってしまうし、

自分の手では届かないところまで樹高が高くなってしまうとそれこそ虫の被害にも気づきにくく、剪定などもしづらくなるので、約2m以下は死守!!です。

しかもただ何となく長い枝を途中で切ればいいというわけではなく、「同じ方向に生えている枝」とか、「下の方に向かう枝」は「枝元から」切ったほうがいいとか、「木の真ん中や真上に向かう枝などは交差しやすい」のでそれも切ったほうがいいとか…。

オリーブの剪定の仕方を本などで学びながら、度々、やる気の出たときに必死に剪定しています。

我が家では「12カ月栽培ナビ オリーブ」という小さな本が大活躍しています。毎月のお世話についてや、剪定の仕方など、分かりやすく書いてあるので何度も読み返しています。

倒れたり何度も虫の被害に遭ったり葉が黄色くなったりと、どうも元気がなさそうな時がある我が家のオリーブですら、すぐにもっさもさになるこの生育力の強さ!!なので、

これからオリーブを植える方は、植えた後の管理に心しておかないといけないかもしれません。

後悔の理由⑤目隠しにはあまり向いていない…?

我が家はオープン外構で、玄関ドアの前に目隠しになるものが何もないので、

せめてオリーブが目隠しになってくれればと思って、ドアの手前に花壇を作り、そこにオリーブを植えたのですが、

虫による被害と、頻繁な剪定のため、目隠しにはほぼ役に立っていません笑

「成長力はすごいけれど、もさもさにしておくと風通しが悪くなり、虫の被害にあいやすくなったり、倒れやすくなったりする」ので、頻繁に剪定をしないといけないのです…

2mを超える高さになってくれているので、もちろんないよりはましですが…

しかも玄関ドア、そして郵便受けのすぐそばにオリーブがあるため、

ここに虫、特にスズメガのイモムシがいると、見て見ぬふりもできず…

もし玄関ドアや郵便受けから離れた場所にあれば、あまりイモムシなどの存在を気にせず放っておけたかもしれないのですが…

玄関ドアや郵便受けに近い位置にあるために、結局、苦手なイモムシと毎年毎年戦い続けています。

上手に剪定ができたり、虫にも慣れていたりする方なら、上手に目隠し用の木として育てられるかもしれませんが…

オリーブはちょっとスカスカなくらいのほうがおしゃれに見える気がするのでなおさら、あまり目隠しには向いていなかったなあと、個人的には思います。

オリーブには良い面もある!の理由

とはいえオリーブのシンボルツリーにはいい面もあるので、今のところはまだ、「抜いてしまおう」とまでは思っていません。

見た目はやっぱり素敵

オリーブの木の見た目は素敵だし、洋風の家に合う感じで、気に入っています。

でも、理想を言えば、庭の花壇に地植えではなく、テラコッタのポット(鉢)に植えられたオリーブがかわいいな…と思います。

カフェやイタリアンレストランの玄関先に置いてあるイメージです。

地植えだと、とにかくすぐにどんどん大きくなってしまうので、剪定が大変だし、放っておくと大変なことに…。

しかも剪定も頑張っているのになかなか思うような樹形にならない涙。

ただし、地植えの方が水やりもほとんどいらないので、楽ではありますが…。

もし、「もうオリーブはやめよう」と思って抜こうと思っても、地植えだと一筋縄ではないかないでしょうね。

しかし鉢植えなら、もしやめようと思ったら、直植えよりは簡単にリセットできそうですし、オリーブなり他の木なり、また苗を買ってきて鉢に植えて育て直しができる…。

鉢植えの場合は、地植えよりも、水やりの世話が少し大変ではありますが、鉢植えにしておけばよかったかな…とも思います。

とはいえある程度大きくなれば、大きなサイズの鉢へ植え替えをしないといけないでしょうし、いずれは花壇に行くのかもしれませんが。

冬もほぼ落葉しない

また、オリーブは常緑樹なので、冬でもほとんど落葉せず、一年中緑の葉っぱを茂らせてくれているというのも良い点です。

もちろんいくらかは落ちますし、株元には放っておくとけっこうオリーブの枯れ葉がたまるので時々掃除していますが、

でもご近所に植えてある木は、秋以降に葉っぱがすべて落ちていき、掃除も大変そうだし、ご近所のお庭にも飛んで行っているし(秋冬の葉っぱを落とした木も風情があって素敵ですけどね!)。

まとめ

オリーブのシンボルツリー、洋風で、ちょっとしたかわいさもあるし、好きではあるんです。

派手に倒れても、戻せば元通りにまた元気に成長してくれるし、

南西向きの庭で西日の当たるものすごい暑さでも枯れたりしないし、思った以上に強いですし。

でも、我が家のオリーブはどうも虫にやられやすくて、それが一番、とにかく大変…

そしてぐんぐん伸びて成長するので剪定も大変だし、倒れたり葉が黄色くなって対策方法を調べたり…。

(ちなみに我が家のオリーブは一度も実がなったこともないし花が咲いたこともありません笑。収穫は目的にしていないのでそれは良いのですが…)

オリーブのシンボルツリー、何かと大変で、ちょっとだけ後悔です。

とにかくスズメガのイモムシを見るのがいちばんつらいかな涙。

もしイモムシがいたとしても、気にしないでいられる場所に植えればよかったかな、という後悔もあります。我が家は玄関ポーチのすぐそば、しかも郵便受けのすぐ隣に植えてしまったので、さすがにイモムシがいたら気になってしまい無視できず…。

オリーブに限らず、庭木はなんであっても虫にやられやすいのかもしれないし、我が家の土づくりや管理とかに問題があるのかもしれないので、オリーブのせいではないかもしれないですけどね。

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