2018年築の注文住宅では、リビングのあちこちに収納(クローゼット)を作ることにこだわりました。
でも、子どもの勉強道具などを入れる収納の扉を、「折れ戸」にしてしまって、使いづらくてちょっと後悔しています…。
でも、使っているうちに気が付いた折れ戸のメリットがたくさんありました。
折れ戸のクローゼットにしてみてわかった「デメリット」
- 扉を全開しても、扉があるので、端の方が使いづらい(※ただし扉はずらせる)
- 折れ戸と壁の間に入ったものが取れなくなる(※ただし扉はずらせる)
- 折れ戸に物が挟まって開かないことがあった
- レール部分の掃除も面倒
扉を全開しても、扉があるので、端の方が使いづらい


リビングの小上がりのスタディカウンター奥にある収納の扉を、なんとなく折れ戸にしたのですが、観音開きにすればよかったな、と後悔しています…。
折れ戸を全開にした時も、重なった扉の部分(端の部分)があるので、物を取り出しづらくて、不便です。
ここには主に子どもの勉強道具や教科書類が入っているのですが、端の部分のものが取り出しづらくてよく文句を言っています…。
実はこの折れ戸の扉を、ずらすことができます。後述しますが、やってみると意外と簡単でした。
折れ戸と壁の隙間に入った物が取れなくなる

(上から見た図)
折れ戸を開けたときにできる、レールと折れ戸の間、内側の三角形の隙間(黄色の〇部分)に、子どものキーホルダーや、空のペットボトルが落ちているのを発見したことがありました…。
薄い物なら、扉を閉めれば扉の下から這い出してきて普通に拾えるはずなのですが、ある程度の厚みのあるものは扉の間に挟まったまま出てきません。

しかも我が家のこの収納は、下部が収納ではなく壁になっている(階段上のため)ので、その壁と折れ戸の扉の間に挟まったまま出て来てくれないしどうやっても届きません…。
これも、扉をずらす方法でなんとかなったと思います。早く知りたかった!
折れ戸の隙間に物が挟まって開かないことがあった
掃除・片づけをしていて、なんとなく収納の折れ戸を開けてみたのですが、どうも最後まできっちり開かない、何か引っかかっている?と思って見てみると…。

空のミルクティーのペットボトルと小さなぬいぐるみのキーホルダーが落ちているのを発見。これのせいで、扉が最後まで開かないようでした。
小さなぬいぐるみのキーホルダーは、柄の長い「コロコロ」で取り出すことができました。


レール部分の掃除も面倒
扉に物が挟まってしまったときに、ついでに、折れ戸のレールの掃除もしておきましたが、意外とレールに細かいゴミがたまるんだな…ということに気が付きました。
折れ戸の場合、扉が邪魔になって、レールの掃除もなかなか大変です…。
折れ戸にしなければよかったと後悔
リビングのクローゼットの扉を、折れ戸にせず、両開きの観音開き扉にしていれば、こんな苦労をすることもなかったのに…!と後悔しました。
食品パントリーの扉のように、観音扉にすればよかったです…。

リビングの折れ戸の収納を使っているのは、主に子どもたち。勉強道具やちょっとした小物などをポンポン置いているので、今後もまた物が落ちてしまいそうです。
子ども自身も、「折れ戸、イライラする!」と言っているし、しまったな…と思っています。
ただし折れ戸には「メリット」もあった
実は折れ戸の扉はかんたんにずらせる
折れ戸を開いて左側に寄せた状態で、ぐぐっと右側へ押してみると、がちゃっと金具が外れるような音がして、扉を簡単に右側へ動かせました!

左側へ扉を戻すと、がちゃっと音がして、簡単に元に戻すことができました。
少し勇気がいりますが笑、意外と簡単に扉をずらすことができるので、上記の折れ戸のデメリットは解消できそうです!
開けるときに力がいらない
ただし、我が家の開き戸(観音開きの扉)は、開けるのにちょっと力が必要で、末っ子が小さいころは自分で開けるのに苦労していました。
その分、しっかり閉まっている感じもするのですが…急いでいるときや何かを持ったまま扉を開けたいときは、ちょっと面倒に感じます…。
開けるときの音も静か(観音開きの扉に比べて)
観音開き(開き戸)の扉は、開けたときに音が「パカン」と響きます。
夜、誰かががパントリーの観音開きの扉を開けると、音が響くので、私が寝室に居ても「あっオヤツを探しているな…」と気づいてしまうし笑、単純にけっこううるさいです…。
折れ戸の方が、弱い力でも簡単に開けられて、静かに開け閉めができるので、折れ戸のほうがむしろよかったのかな…と思いますが、これもハウスメーカーの仕様や設備によって違うと思います(実家は、折れ戸の収納を開けるときの音がけっこううるさいです)。ご参考まで。
どうしても今後不満なら、リフォームを考えてもいいかも…。
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