洋服タンス、木製のものやプラスチックのものなど色々なタイプのものがありますが、我が家はプラスチック製のタンスをメインに使っています。
引っ越しや、模様替えなどのタイミングで「こういうタンスは失敗した…!」という経験があるからです。
重い木製タンスが使いづらかった理由
夫が選んだ大きな木製タンス
前の家に住んでいた時、家族が増え、どんどん服が増え、子どもと私の服が特に幅を取っていく中で、夫専用の洋服ダンスが必要だね!となった時がありました。
そこで夫の希望で選んだのが、こんな商品。
しっかりとした木製の重たいタンスで、完成品で組み立ていらず。
特に、引き出し一つ一つの「深さ」が浅めで、引き出しの数も多め、横幅もしっかりあるものの方が、下法でつぶされる服が少なくなり、シワをなるべく防げるのだ、と。
確かにその通りかも…と思い、ちょっと値段は張りましたが(とはいえそこまで高価なものではなく、数万円ほどでした)、購入しました。
確かに、引き出しが多めで、横幅もしっかりあるので、夫の大きなTシャツも、一折りくらいで入るし、下の方で眠ってしまう服もなくなりそうだし、いいかも?とは思っていました。
数年使うと気が付いたデメリット
しかし、数年間使うと…このタンスにも難点が出てきました。
何度目かの引っ越しが終わったあと、引っ越し業者の人に、「このタンス、引き出しがうまくはまらなくないですか?」と言われました。
そう言われてみれば…。
どうやら、タンスの外枠が少したわみ、うまくはまらない引き出しがあるとか…。
木製タンスの性質なのか、それかタンスの上にけっこう物を置いてしまっていたからか。
ただ、とにかく重たいし、大きいし、動かすのも一苦労。
引っ越しの時も、模様替えの時もとても大変だったし、
いざ買い替える…?と思っても、捨てるのにもおそらくお金がかかってしまいます…。
前にも、赤ちゃん用のタンスとして、1万円くらいの木製タンスを購入したことがあるのですが、引き出しのすべりが悪くて引き出したり戻したりするのがストレスだったり、経年劣化で木の色も変わってきたりシミっぽいものが消えなくなったりと、使いにくくて、引っ越しを機に捨ててしまった、という経験もありました。
プラスチック製タンスのメリット
プラスチックタンスのメリット
- 軽い(移動させやすい)
- 安い
- 捨てるのが楽
- 引き出しも軽くてスムーズ
- 段数の変更が可能
- キャスターを付けられるタイプもあって便利
そこで最近、私がお気に入りの洋服ダンスは、プラスチック製のチェストです。
特に「サンカ」の「ルームス」は我が家にたっくさんあります。
写真左側の背の低いチェストは、幅が少し広いので、私や娘の洋服類が主に入っています。
写真右側の背の高くて横幅のスリムなチェストは、子どもたち用と、タオル類です。
軽い・移動させやすい・安い・捨てやすい・引き出しもスムーズ
どちらも、プラスチック製なので、とても軽いし、引っ越しの時も中身を入れたままの状態で運んでもらえて楽でした。
さらに、捨てるときも、ちょっと移動させたいときもラク。
見た目も圧迫感がないし、引き出す時もスムーズだし、子どもが自分で開け閉めするときも危なくないので本当に重宝しています。
段数を変えられる
タンスの段数を変えたい時も、減らしたり増やしたり…がわりと自由自在なので、置きたい場所に合わせて高さを変えることもできます。
実際、2階のウォークインには4段で使い、1階のウォークインでは同じものを5段で使い、必要になれば1段持ってきて増やしたり…というのを何度かやりました。(そのため同じシリーズ・同じサイズのタンスでそろえるととても便利です)
また、引き出しの深さは浅い方が、服の上に服を重ねる量が減り、探しやすくなるし、下の方になる服のシワになりやすくなるのも防げると思っていましたが、
子供服の場合は、引き出しの深さが深い方が、実は使いやすいかも、と使っていて感じています。
洋服を上に積み上げていくのではなく、たたんだ服を立てて入れて、タテに並べて収納した方が、上からどの服がが見えやすく、下になった服が上の服におしつぶされることもありません。タオルもそうですよね。
私と長女は、もう少し横幅の大きいプラスチックチェストを使っています。
こちらも、1階と2階に置いてあるのですが、同じ種類なので、引き出しごとあっちとこっちと入れ替えて衣替えをしたり、タンスの高さを自由に変えたりしています。
ただし、横幅の広い大人の服は小さいタンスにコンパクトにたたんでしまうよりも、浅くて、横幅がしっかりとあるタンスにゆったりと入れた方がしわになりにくいし良さそうです。そこで我が家は、ニットなど伸びる素材以外は「ハンガーにつるしっぱなしの収納」です。その方が、洗濯で干したハンガーのまま、収納できてしまえて、とてもラクです。
プラスチックタンスのデメリット(見た目、ホコリ、変色、においの変化など)
プラスチックタンスのデメリット
- 調湿性に劣る
- 見た目が安っぽい・カジュアル
- ホコリがつきやすい
- 割れる・壊れやすい
- においの変化
調湿性や見た目は木製のものに劣る
まず、「調湿性」は、桐のタンスなどに比べると劣ると思います。(そのため、WIC内で除湿機を活用しています)
それから、見た目は木製などしっかりとしたタンスに比べるとやはり、質感が軽い感じなので、重厚なインテリアには向きません。カジュアルで少しポップな雰囲気に合いそうです。
ほこりがつきやすい
また、横側の溝?へこんだ部分にはホコリがたまりやすいので、時々ホコリとりモップやティッシュ、掃除機などで掃除をしています。
割れる・壊れやすい・色やにおいの変化
そしてプラスチックなので引き出しの一部などが割れることがあったり、変色しやすかったり、においの変化もあります。
特に、太陽の光が当たる場所に置いていると、臭くなってしまったり黄ばんでしまったりしやすいようです。(我が家にあるプラスチックタンスのうち、日当たりのいい部屋に5年間ほど置いていた10年以上前に購入したプラ製タンスが、最近少し臭いを感じる時があります)
でも、安く気軽に買い換えられる
でもその場合も、安く買い替えることができたり、ある程度の解体もできて捨てるのも楽だったりという面もあるので、我が家はしばらくこのプラスチック製のタンスをメインに使って行こうかなと思っています。
まとめ
ちなみに、クローゼットだけではなく、脱衣所での簡易的なパジャマ収納にも、「サンカ ルームス」のチェストが活躍しています!
別売りの専用キャスターも取り付けたので、動かしやすく、掃除の時にも助かっています。
今後もずっと使っていきたいと思っています。