2018年築の2階建て約100平米、断熱性能ふつう(低い?)のわが家、冬はふつうに寒いです…。
寒さ対策について、いろいろな記事に散らばって書いてきましたが、これまでにやってみたことのまとめを書いておこうと思います。
①DIYで「窓」の寒さ対策(プラダン・カーテンなど)
本当はすべての窓に「インプラス」などの内窓を設置できればいいのでしょうけれど、窓はたくさんあるし、費用も手間も時間もかかるので、大きくない窓に関しては、できるだけ自分で対策してみようと思い、やってみました。
「プラダン」を寝室の高窓にはめてみた
寝室の高窓(横長の引き違い窓)と、脱衣所の小さい引き違い窓には、ホームセンターで2枚で1000円弱で購入した、「プラダン」をはめてみました。
子供部屋掃き出し窓に「ビニールカーテン」※長めの物を垂らすとよい
子供部屋の掃き出し窓はまあまあ大きなサイズなので、プラダンも難しいか…と思っていたところ、「ビニールカーテン」という商品をネットで発見し、設置してみました。
ちょっと長さが長いカーテンを、床まで付けて垂らすのが、あったかさのコツだそうです!
たてすべり窓に、ダイソーの「クリアカーテン」
2階のキッチン、トイレにあるたてすべり窓には、ダイソーの「断熱クリアカーテン」を設置してみました。見た目もあまり違和感なく、なんとなく空気層が作れている気がするので、いい感じです。
キッチンの吸気口からの冷気も気になっていたのですが、思いのほかこれで少しガードができてよかったです。
FIXの地窓に、ダイソーの「すきま風防止シート」
リビング一画にある畳コーナーには、FIXの地窓(床と同じ高さにある窓)があり、なんとなく寒さが伝わってきているかも?と思っていたので、ダイソーやキャンドゥで見つけて気になって買ってみた「すきま風防止シート」を簡単に設置しました。
すべりだし窓にダイソーの「サッシ枠断熱テープ」
そして、リビングの3連のすべりだし窓と、トイレのすべりだし窓には、ダイソーやキャンドゥで見つけた「サッシ枠断熱テープ」を貼ってみました。
なるべくサッシにのりが残らないように、マスキングテープを使いながら、なるべくテープ部分をたくさんはがさないで済むように工夫して貼りました。
②床にマット・ラグ・カーペットなどを敷く
パズルマットをリビングに敷いた
これは前の家に住んでいた時の写真ですが、底冷えのひどい1階リビングで、大判パズルマットを敷くと、かなり冷えが解消された実感がありました。
パズルマットは隙間からゴミが入り込みやすく掃除が大変ですが、汚れたらその部分だけ取り換えればいいというのが手軽でいいところ。
ラグ・カーペットを子供部屋に敷いた
大判のラグやマットなどを敷くという方法も、思った以上に効果的です。
子供部屋にラグマットを敷いていましたが、5年ほど使って劣化して粉が出てきてしまったので処分してしまいました。でもこれを敷かなくなってから、子供部屋の床がひんやりとして感じるようになってしまいました…。早く代わりの物を買って敷こうと思います。
このカーペットの裏から出る粉は、接着剤が劣化してはがれて粉になってしまったもので、ダニとかではありません。が、これが出るようになったら買い替えの目安時期のようです。
③「小さい家電・衣類」で節電しながら寒さ対策
電気毛布(ひざかけタイプ)が優秀!節電にも
リビングに一人でいる時に、エアコンをガンガンかけるのはすごくもったいなくて…しかも我が家はLDKが23畳ほどあって勾配天井で体積も大きいのでなおさらです。
そこで、ひざかけタイプの電気毛布を買ってみたのですが、これがすごくあったかくて快適です!
電気代も安いので(温度「中」で1時間0.6円くらいだそう)安心して使えるし、温度「中」でも十分ほかほかで、こたつに入ってるみたいな感覚です。(そのためよく中と弱の真ん中くらいに調整したりしています)
家族にも大好評で、色違いを買い足してしまったくらいです。
レンジでチンするあったかカイロ
ちょっとした時に手をあっためたいとか、おなかを温めたいとき、寝る時に足元をあっためたいという時に便利な、レンジでチンであったかくなって何度も使えるカイロが大活躍です。
その他:加湿器、セラミックファンヒーター
また、加湿器を付けて湿度を上げると、暖かく感じやすいです。蒸気式のものはお手入れが簡単でおすすめ。
セラミックファンヒーターも、暖かい空気がすぐに出てくるので、電気代はかかりますが、すぐに温まりたいという時に便利。
セラミックファンヒーターがないとき、とりあえずあったまりたいとう時に、短時間だけドライヤーを使うという方法もたまに使ったことがあります…!
④エアコンももちろん大活躍
冬は暖房つけっぱなしの時あり
特に寒い時期は、暖房を付けっぱなしにして、快適に過ごせるようにしています。
サーキュレーターを回す
サーキュレーターで空気を循環させると、エアコンの暖かい空気が上の方にとどまってしまうのを避けることができます。
⑤リフォーム
内窓を設置
我が家の標準の窓は、「アルミサッシ」「Low-e複層ガラス(断熱タイプ)」でした。
アルミサッシは熱伝導率が高く、寒さや暑さを伝えやすいということを後になってから知り、しかも住宅密集地のため隣家からの音も気になり、内窓をリフォーム工事で設置することにしました。
そのためまずは、浴室の引き違い窓、子供部屋の引き違い窓2つと、寝室の引き違い窓2つに、内窓(インプラス)を設置することにしました。
まずはホームセンターのリフォームコーナーにも行ってみて、サンプルを見てみたり、相談したりしてみました。
次に、ネットで頼んだ業者さんに下見と採寸に来てもらい、ガラスの種類(厚みや、単板か複層ガラスか等)について相談したりしました。
そしてとうとう2020年2月に、1階の引き違い窓と、浴室の窓にインプラスが設置されました。
その後の内窓を付けてみての感想や、後悔ポイントがあるかどうかについてもまとめました。総じて満足度はとても高く、引き続き別の窓にも設置したくなり…。
設置時、「次世代住宅ポイント」というものがあったので、内窓4点を付けたことでポイントが付与され、ダイソンの掃除機とナノケアドライヤーを購入することができました!手続きがちょっと面倒ではありましたが、とてもお得感がありました。
その後、2階の南西向きリビング、冬の朝が寒いし、2つもある大きな掃き出し窓が寒さの原因の一つのような気がして、やっぱりリビングの掃き出し窓にもインプラスを設置することを決めました。そのためまた業者の人に見積もりに来てもらいました。
FIX窓や高窓にも設置したかったのですが、追加費用がかかったり、高い位置のものは特に足場が必要と言われてあきらめることにしたり…。
とりあえず掃き出し窓2つには絶対に設置したかったので、2020年11月に設置完了!
この時は省エネ住宅リフォーム対象のお得なポイント制度がない時だったので、ちょっと残念でした。もしかしたらあったのかもしれないけれど国の資料が分かりづらくて断念。
意外と掃き出し窓だとレールが増えて、踏むとちょっと痛かったりというデメリットも発見しつつでしたが、やはり暖房を付けたらすぐに温まるような感触があったり、内窓を開けてみると外窓と内窓の間にひんやりとした空気が閉じ込められているのが分かったりと、効果がある程度感じられるし、サッシの結露も見なくなったし、総じて満足度はやっぱり高いです。
うっかりもともとあった外窓をあけっぱなしで、内窓だけをしめていた…ということがあって、雨がレール部分にたまっていてビックリ!外窓はちゃんと閉めておかないとダメですね。
また、とある日に、窓の外側に結露を発見。家側(内側)ではなく、「外側」の結露は、窓の断熱性能がアップした証拠なのだそうで、うれしかった記憶が。
間仕切りを付ける・床暖房を付ける・断熱材を追加する・玄関ドアを断熱性の高いものにするリフォームもやってみたい!
階段下にロールスクリーンをつけてもらい、玄関からの冷気が2階リビングへ行くのを防ぐために、冬はよくしめています。リビングが広い場合や、玄関とリビングが近い場合なども、間仕切りのスクリーンや間仕切り壁、ドアなどを設置できると、エアコンが効きやすくなると思います。
リフォームで床暖房を付ける、壁の中や床下・屋根の断熱材のリフォームをする、玄関ドアを断熱性の高いものに変えるなどの方法も、今後ぜひやってみたいです。
まとめ
<手軽にできる部屋の寒さ対策>
・窓の寒さ対策(インナーカーテン・長いカーテンを付けて床まで垂らす)
・床にラグなどを敷く
・電気毛布などの家電を使う
・エアコンの使い方を工夫する
この中で一番効果を感じるものは?と言われると、体感的には、
「電気毛布」が、とりあえずコストパフォーマンスが一番優れているのでは!?と感じています。
持ち運べるこたつ、っていう感じがしますね。
ソファで寝転がる時も、ソファでのひざ掛けにも、椅子に座ってのパソコン時のひざ掛けにも、床に座るときに下に敷くのにも、勉強中の子供のひざ掛けにも、とにかく色々な形で活躍しています。
もちろん、
・内窓の取り付け
も、手間やお金がかかりましたがすごくよかったと思っているし、レンジでチンするホッカイロも間違いなく活躍しているし、ダイソーのビニールカーテンも効果があるような気がしているし、
色々なものにお金をかけてきましたが笑、どれも無駄にはなっていないのでは…と私は思っています。
※勾配天井2階リビングの「暑さ対策」に関するまとめ