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インテリア&家電

旅行前後で感じた洗濯問題。乾太くんか、浴室暖房乾燥機(ガス式)か。メリット・デメリットを比較

夏休みに、実家へ行ったり3泊4日の旅行に出かけたり…。

その時に問題になるのが、旅行前後の洗濯問題です。

旅行前には、その前日までの家族全員の洋服やパジャマなどの洗濯問題に追われます。

旅行終了日はその前日に着たものを洗濯しても乾かないので洗濯できず、その当日分も含めて2日分の洗濯物を家に帰ってから洗うことになる。大家族ならではのお悩みです…。

そこで、旅行先で「ランドリー」を使いながら、ふと、我が家にあるガス式浴室暖房乾燥機、それとも乾太くん、どれがいいのかな…と考えました。

この記事を書いた人

2018年にハウスメーカーで2階リビングの家を新築。これまでの家選びや家づくりに後悔した経験をもとに、どなたかの参考になればと思いつつブログを書いています。★ESSEonline 日刊住まい公式ライターとして記事執筆もしています

旅先でガス式衣類乾燥機「乾太くん」が欲しくなったが…

コインランドリーでの洗濯と乾燥、やっぱり楽

宿泊先に無料のランドリーがあり、洗濯機と乾燥機が使い放題でした。

洗濯機30分、乾燥機60分で、干す作業もいらず、干す場所もいらず、洗濯がすっかり終わるのでとにかくラクでした。

(洗濯が終わったら、乾燥機へ入れ替えをするという作業は少し面倒ではありましたが)

衣類乾燥機ってやっぱりいいなあ…やっぱりガス式だからパワフルなんだろうなあ…

家にガス式の衣類乾燥機「乾太くん」があったらいいなあ…と、その時はやっぱりすごく思いました。

乾太くんを導入しなかった理由

  • 置き場所の問題
  • 浴室暖房乾燥機(ガス式)が気に入っていて、設置したかった
  • シワになったり縮んだりするのが心配だった

乾太くんを導入するには、置き場が少し問題です。

わが家の場合は洗濯機の上にオプションで棚を付けてしまったので、それを取り外す必要があると思います。

タオルや洗剤の買い置き、バスマットの予備など、収納としてけっこう活躍しているので、なかったらちょっと不便だったと思います。

浴室暖房乾燥機なら、お風呂の天井部分に設置するので、設置する場所を気にせずに済むというメリットもあります。

また、我が家は、マンション時代に「ガス式の浴室暖房乾燥機」を使ってとても気に入り、どうしてもそれを家に設置したかったので、乾太くんは導入しませんでした。

マンションにあったガス式の浴室暖房乾燥機は、とてもパワフルで、お風呂じたいの乾燥はもちろん、洗濯物もカラカラに乾いてくれて、すごく便利だったという経験があったのです。

(その後、建売一戸建てに住んだ時に、電気式の浴室暖房乾燥機があったのですが、洗濯物を乾燥させるにはパワー不足でした)

また、我が家は女子が多くおしゃれ着が多かったり、肌が弱いので素材にこだわりがあってコットン100%やウール素材などの衣類も多かったり、ワイシャツを洗う機会も多いです。

乾太くんだと、シワになったり縮んだりしまいそうで、入れられない衣類も多いだろうなと思いました。

※フィルターの掃除が必要、というのは、乾太くんの場合も浴室乾燥機の場合も定期的に必要なので、どちらもほぼ手間は同じかなと思います。

浴室暖房乾燥機(ガス式)のメリット

我が家には乾太くんはありませんが、ガス式の浴室暖房乾燥機のおかげで、旅行出発前日に着たものを夜のうちに洗ってしっかり乾かして、片づけておいたり旅行に持って行ったりできます。

以前住んでいた家にあった「電気式」のものと違って、とてもパワフルで、洗濯物がしっかりと乾きます。

  • ガス式のためよく乾く
  • 設置場所が浴室の天井部分になるため、他のスペースにあまり影響しない
  • ハンガーに干す作業は必要。でもある程度何でも干せる
  • 外干し→浴室への移動も楽
  • お風呂の乾燥もしっかりできる
  • 冬は暖房機能を使える(夏は涼風機能も使える)

設置場所が浴室の天井部分になるため、他のスペースにあまり影響しない

先述のとおり、乾太くんの場合は、けっこう大きなもので、ドラム式洗濯機くらいあるのかな?なので、洗濯機の上のスペースなどをあけて、そこに設置する必要がありますが、浴室暖房乾燥機は、お風呂の天井部分に埋め込むので、スペースの問題が起きづらいです。

ガス式のためよく乾く

浴室暖房乾燥機をガス式にしたおかげで、洗濯物がしっかりとからからに乾きます。

洗濯物の量や季節などにもよりますがだいたい3時間ほどで家族5人分の洗濯物がしっかりと乾ききります。

(前に住んだ建売の家についていた電気式の浴室乾燥機はパワーが弱く、洗濯物はほとんどかわきませんでしたが、ガスは本当にパワフルです。)

ハンガーに干す作業は必要。でもある程度何でも干せる

もちろん、ハンガーに干す作業が必要なので、コインランドリーのように放り込んでそのまま乾燥ができるわけではありません。

その代わり、ハンガーに干して乾かすため、縮ませたくない服や、しわをつけたくない洋服も、ある程度あまり気にせず全部まとめて浴室内で乾かすことができるのがメリットの一つです。

かなりデリケートそうなものは、リビングのホスクリーンで干し、サーキュレーターの風を当てて乾かすようにしていますが、よっぽどの物以外は浴室乾燥機で問題ないと感じています。これまでに、浴室乾燥機で干して「縮んだ…」という経験はありません。

また、子どもの学校の上履きも浴室内に置いて乾かしてしまえますし、

バーを一本ぜいたくに使えば、布団カバーなどの大物も干せます。

ハンガーで形を整えて干せば、シワや縮ませる心配もほとんどないので気軽に使えて便利です。(もちろん素材によっては注意が必要ですが)

外干し→浴室への移動も楽

バルコニーで外干ししていて、天気が急変して室内干しに変える…という時も、

外干ししていた時のハンガーやピンチハンガーごとそのまま浴室へ移動させ、浴室のバーにひっかけるだけです。

お風呂の乾燥もしっかりできる

また、浴室乾燥なら、ガス式でしっかりとお風呂場の乾燥、カビ予防ができるのもまた、浴室乾燥のメリットかな、と思います。

マンション時代は、あまりケチらず、お風呂のあともガス乾燥機で乾かしていたため、カビ一つはえませんでした!ただ、ガス式の床暖房も使っていたためガス代は結構高かったです。

今の家では、洗濯物の量が増えたしガス代を節約したいので、お風呂後は普通の「換気」機能しか使わないので、時々赤いカビ予備軍は出てしまいます。が4年経ってもまだ黒カビは生えていないと思います。

もちろん「換気」機能もあって、こちらはガスを使うわけではないと思いますが、お風呂内がもわっとしているなと思った時に換気をONにするとかなり解消するので、しっかり換気ができている実感があります。

冬は暖房機能を使える(夏は涼風機能も使える)

冬にお風呂に入るとき、ものすごく寒い日は浴室暖房を付ける時があります。

夏も、すごく暑い時は、浴室の冷風機能を使うときがたまにあります。

乾太くんを設置したとしても、電気式の浴室換気は必要だと思いますが、暖房機能を付けないと不満を感じたかもしれません。

だとしたら、乾太くんも、電気式浴室暖房乾燥機も、両方付ける必要が出てきてしまいます。

だったらガス式の浴室暖房乾燥機だけ付けたほうが、コスト的にはメリットがあります。

ただし、高気密高断熱の性能の高い家であれば、暖房機能なんて全く必要ない!という場合もあるとは思います。

ガス式浴室暖房乾燥機のデメリットや後悔

  • ガス代がかかる
  • 電気式よりも導入費用が高い(乾太くんと比べたら同じくらいかも?)
  • メンテナンス(フィルター掃除)の手間や、故障、交換時の費用
  • 洗濯物を干していると、お風呂に入れない
  • やっぱり干す作業が面倒

ガス代がかかる

乾太くんの場合も、ガス式なので、都市ガスが必要で使えば使うほどガス代がかかるというのは同じです。

が、浴室の方が体積が大きいため、乾太くんよりもガス代が余分にかかりそうな気がします

(比較したことがないので分かりませんが、我が家では梅雨にひんぱんに浴室乾燥機を使って洗濯物を干す場合も、ガス代が1万円を超えたことはほとんどありません。あくまで我が家の場合はですが)。

導入費用がかかる

導入するときも、7万円ほどだった電気式のよりも高かった記憶があります。

(我が家のガス式浴室暖房乾燥機設置のオプション価格は21万円ほどでした。2018年当時の価格なので参考まで)

メンテナンス

フィルター掃除も、定期的に必要です。(普段はダイソンのブラシ付きのツールで簡単に掃除ができますし、本格的に汚れてしまった先日は水洗い+陰干しですっきりきれいにできました。

新しいフィルターもメーカーに連絡すると1000円未満で購入できました(2023年の価格))

→お風呂の浴室暖房乾燥機のフィルター掃除を実際にやってみた時のこと

先日、換気機能を使っている時に、異音が気になって、有償で修理に来てもらったりもしました。

(5000円ほど支払いました。2年以内であれば保証期間だったのですが、5年ほど経っていたので保証は切れていました…)

→浴室換気の音が大きくなって修理を頼んだ体験談

また、製品としては10年間使用が目安になっているようで、いずれ故障したら買い替えなども必要かもしれません。

乾太くんの場合も、メンテナンスに関してはきっと色々あるので、あまり差はないかもしれませんが…。

洗濯物を干している時はお風呂に入れない

また、浴室乾燥機の場合は、洗濯物が浴室内に干してあると、お風呂に入れないというデメリットはあります。

(使用後は浴室内が暑い!という欠点もあります。しばらく「換気」を付けておくと解消されます。)

我が家は脱衣所に昇降式ホスクリーン、すぐ隣のリビングにも大きなホスクリーン(スカイクリーン)もあるので、すぐに移動させることができます。

そのため、お風呂に入りたいときも、大きな問題はありませんが、

乾燥運転中にどうしても浴室を使いたい…という時は困るでしょうね。(これまでにあまり経験はないですが…)

→2畳しかない洗面所に付けたホスクリーン、洗濯物もある程度は干せる…という話

やっぱり干す作業が面倒

我が家は5人家族。子供たちも大きいので、服のサイズも大きい…。

毎日、洗濯物の量が半端ではないので、毎朝2回、夜にも1回ほど洗濯機を回します。

そのたびに「干す」作業がやっぱり面倒…。

乾太くんがあったら、洗い終わったものを乾燥機にぶち込んで…また別の洗濯物は洗濯機で洗って…その後また乾燥機へボン!とできたのかな…いいな…と、やっぱり思ってしまいますね。

ちなみに、大きな「ドラム式洗濯機」を使っている友人がいますが、洗濯から乾燥までできるので、便利だと言っていました。ただ、フィルターにほこりがたまりやすく、それをしっかり掃除すると乾きがよくなるので、一生懸命あちこち掃除している、と言っていました。我が家の場合、大量の洗濯物を乾燥機能で乾かすには、かなり大型のドラム式洗濯機を選ぶことになりそうで、置き場所の問題があります…。もう少し小型化したら考えたいな…というところです。

結局、どれがいい?(浴室乾燥機と乾太くんの比較)

お風呂に付けた「ガス式浴室暖房乾燥機(ノーリツ)」は、オプション代として約21万円かかりました。(2018年当時の価格)

おそらく乾太くんの場合も、大きなドラム式洗濯機にした場合も、それくらいはかかっただろうな…と思います。

今のところはある程度何でも気にせず全部まとめて乾かせてしまうガス式浴室乾燥機が便利だと感じています。

外干ししていて、天気が悪くなってきたときに、お風呂場へハンガーやピンチハンガーをそのまま移動させればいいというのも楽です。

でも、乾かしたいものを放り込んでおけば短時間ですっきり乾き、干す作業が省ける「乾太」くんもやっぱり魅力的です。

乾太くんは縮みそうなものやおしゃれ着等は乾かせないのがネックですが、おしゃれ着は薄いものが多いし、リビングのホスクリーン(+サーキュレーター)で干せばすぐ乾くし…。

「乾太くん」は、10年後くらいにもし浴室乾燥機が壊れたら、本格的に購入を考えたいです。

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