南西向きバルコニーの遮熱対策!太陽光の性質を知って驚き。コンクリートが暑くなるのを防げ!

息子と娘の理科のテキストを見ていて、意外なことに気が付いた私…。

「太陽の光・熱が、直接空気をあたためることは、ほとんどない」と書かれていました。

それは知らなかった…太陽の光は直接空気をあたためると思っていました笑。

そこで、我が家の暑い南西向き二階リビング&バルコニーの遮熱対策について、さらに考えさせられることになりました。

ちなみに我が家の二階リビングには、南西向きに掃き出し窓が二つあり、その外に広めのバルコニーがあります。一応人工芝は自力で敷いたのですが、庇の出も浅いので、直射日光がバルコニーと窓に降り注ぐという過酷な環境です…!

太陽の熱が地面をあたためることで空気があたたまる

「太陽高度が一番高いのは12時頃ですが、地温(地表面の温度)が最高になるのは午後1時頃で、さらに、気温が最高になるのは午後2時頃。」とのこと。

太陽の日差しそのものが、家の周りの空気を熱くして、それによって家の中も熱くなる…のではないのだなと今さら知った私。

太陽からの熱が、屋根や外壁、そしてバルコニーのコンクリート部分や家の中の床をあたため、そこから気温が高くなっていくのですね。

太陽の熱であたためられた地面(バルコニーのコンクリート部分や、床(窓越しに太陽光が入る))のせいで、バルコニーや二階の掃き出し窓周辺が熱くなり、そのために二階が熱くなるのかも。

もちろんそれだけではなくて屋根からの熱とかいろいろとあるんだと思いますが…

屋根の対策となると、屋根のリフォームとか太陽光発電を増設するとか大がかりなことになってしまうので、とりあえずすぐにできて効果がありそうな対策は、バルコニーの遮熱対策だろうと思いました。

バルコニーの遮熱対策

掃き出し窓に付けた「スタイルシェード」は、ななめにしてバルコニーの地面を太陽の熱からある程度守ることができます。

掃き出し窓に対して、まっすぐ下におろして固定しておくこともできるのですが、やはり日差しの強いときは、バルコニー前壁に向かってななめに設置しておくと、暑さをかなり防げている感覚があります。

窓から入る日射だけではなく、バルコニーの地面があたたまるのを防ぐことができるからだと思われます(当然ですね)。

よしずでもある程度可能なのですが、シェードの方がバルコニーの前壁部分からも日差しを遮れるのでより良さそうです。

さらにしっかり遮熱するには…?

もし可能なら、図のように、バルコニーの前壁の外側にも、遮熱シート(オレンジ部分)を垂れ下げられたらいいな…と想像しています。

バルコニーの地面よりは太陽の熱の影響を受けないかもしれませんが、コンクリートの前壁なので、その部分も直射日光から守れれば、よりバルコニーが熱くなるのを防げる気がします。

ただ我が家のバルコニーの前壁は色が白なので、熱を吸収する濃い色のシェードを付けてしまうとあまり変わらないのかも…?

白っぽい色の遮熱シートで、風通しも良い物であれば効果があるのかな?

実際にやってみて実験してみないことには分からないですが、とにかくバルコニーが熱くなるのを守るのが我が家の遮熱対策の肝になる気がしています。

窓の遮熱対策

窓から入る日差しを遮り、リビングの床があたためられてしまうのを防ぐには、

窓に貼る遮熱シート(クールブレイドなど)や、

遮熱カーテン、遮熱レースカーテン

などの方法があります。(我が家は両方とも導入済)

シャッターもいいかもしれませんが、金属製のシャッターは余計に熱をこもらせてしまうので、閉めるなら途中までにするか、ルーバー式のシャッターにするといいかも。

ちなみに窓に貼る遮熱シートは、複層ガラスやLow-eガラスに貼ると熱割れを起こす心配があるので、もし導入するなら自己責任となります。

我が家の掃き出し窓も、もともとのガラスはLow-e複層ガラスなのですが、インプラス(内窓)を設置してあり、そちらはふつうの単板ガラスなので、そちらに遮熱シート(クールブレイド)を貼っています。

水を撒くのもGOOD

ちなみに、最高気温が40℃位になってしまう超猛暑日には、灼熱のバルコニーに水を撒くと、かなり効果を感じます。

ただ本当に暑いので、窓を開けて外に出るのもツライ…!バルコニーにスプリンクラー機能でも付けたい!!と本気で思うくらいです。

広いバルコニーにちょっと後悔

広いバルコニー、流しそうめんをしたり子どもがプール遊びをしたり、ゴーヤのグリーンカーテンなどガーデニングをしたり、洗濯物をたくさん干したりと、けっこう活躍はしているのですが、

夏の遮熱対策を考えるとけっこう、かなり、足を引っ張る存在ですね、「広いバルコニー」という存在自体が笑。

もっと最低限のサイズにすればよかったのかなあとも思いつつ、もうこうしてしまったのは仕方がないので、これからも色々と対策を試行錯誤していこうと決意しています。

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