リビングの一角に、紆余曲折の末に作った、スキップフロア。
子どもの勉強スペースとして普段は活躍する「スキップDEN」ですが、この「段差」が意外な活躍をしています…!
段差というとデメリットの方が多そうなイメージもありますが、意外とメリットもありました。
【リビングの段差のメリット】
ちょっと座るために活躍。

この段差が、ちょっと座るのに便利で、コーヒーを飲むとき、お茶を飲みながら読書やスマホ、家事の合間にテレビを見る時などに活躍しています。
実家の母が来た時に、ソファがいっぱいな時にもこの段差が活躍。
ちょっと座れる場所が、ソファ以外にあるのは、なかなか貴重かも…と思います。
しかも、座るとテレビも見える角度なのが重要ポイントです。
踏み台昇降運動に使える。

休校が長く続き、外出も自粛であまり運動ができない家族たちですが、
家の中でできる運動として、よく学校の体力測定でやったことのある「踏み台昇降運動」がいいのでは?と思いつきました。
最初は、踏み台や、子ども用の小さいイスなどを使っていたのですが、
このスキップフロアの段差がちょうどいいのでは、と気が付きました!
この段差なら、イスのようにずれる心配もなく、安定して昇り降りができます。
一段だけでもよいし、二段使ってもOKで、動画を見ながらしばらく運動…というのが上の子の習慣になっています。
テレビが見えない方向なのがちょっと残念ですが(笑)、やっていると末っ子も真似してきて、二人仲良く昇り降り…という姿が、ちょっとおもしろいです。
カバン類の置き場にちょうど良い。
前の記事でも書きましたが、このスキップフロアの上がった場所にカバンを置くのがちょうどよい感じになっています。
リビングのフロアよりも、二段上がっているので、ここに物が置いてあっても、床に物が散らかっているという風には見えず、とてもちょうどよいのです。
ランドセルなど、子どもの学校関連のカバンはいつもここに置かれています。
おかげで宿題もしやすく、私も学校関連の洗い物をカバンから出したりしまったりするのもやりやすくて助かっています(笑)。
空間に変化が生まれる。オープンなまま区切れる。
広いリビングにしたいけれど、ただのだだっぴろいリビングでは落ち着かなさそうだし、なんだかつまらない…と思った末に、一部だけスキップフロアを作りたい、という発想に至りました。
我が家の場合は、子どもの勉強スペースとして使おう、という「ゾーニング」が明確だったので、結局使われなくなる…ということも全くなく、
広々とした空間の中でゆるく空間を仕切り、「ここはこういう場です」というのが分かりやすい形になりました。
空間に変化が生まれて、ちょっとこだわりのある間取り、リビングになったように感じるので、満足しています。
【デメリット】少し危ない、間取り変更ができない
ただ、使っているとやはり、段差にもデメリットはあるなと分かりました。
段差が少し危ない
段差なのでどうしても、つまづいたり、足をぶつけてしまったり、滑って転んだりということは何度かありました。階段のすべり止めのようなものを付けるなど、対策はあると思います。
間取り変更が簡単にはできない
全く仕切られていない空間であれば、家具を動かしたり仕切りを付けたりすれば、間取りの変更が簡単にできます。(我が家の子供部屋がそのために仕切りをつけずに広い空間にしています)
段差とカウンターがあると、のちのち、段差はやっぱりいらない…カウンターはなくしたい…となったときに、簡単には変えられません。
まとめ。一部だけ段差、お気に入り。
もともとは、リビングに段差があるのが嫌いだったのですが、今のちょっとした段差はとても気に入っています。
ただの広いリビングよりも、変化が生まれ、用途がいろいろと広がったり、意外なメリットがあったり…。
将来もここが活躍するかは分からないし、どうしてもデメリットもありますが、とりあえずはこの小さなスキップフロアに満足しています。