家を建ててから2年以上が経ちますが、いまさら、屋根部分の換気について気になっています。
近所の家のいちばん上のあたりに付いている、格子のようなものや、小窓が気になって、何だろうと調べてみました。
いろいろな形の屋根裏換気
切妻屋根のおうちでいうと、一番高い位置についている、格子?のようなものが、なんだか気になるなと思っていました。
我が家も切妻屋根なのですがついていないな…と。
あるとなんかオシャレに見える気がしたり(笑)、なんとなく、屋根裏部分の換気になってよさそうだなあと。

または、小さめの小窓(引き違い窓など)になっているものもあったり、丸いものがついていたりするお宅もありました。
調べてみると、これは「妻換気」のためのもので、格子のようなものは「ガラリ」と言われている金物。
窓をこの部分に取り付けることもあったけれど、雨が降ると忘れずに閉めないといけないし、忘れがちになってしまう。
でもこのガラリならそのままでOK…とはいえやっぱり、雨が入ってしまうことがあり、最近は取り付けることが減ってきているようです。
だから我が家も建てる時になにも提案されなかったのかな?ちょっと聞いてみようと思っていたこともあったのですが、聞いてみればよかった、とちょっと後悔。
そうしていれば、屋根換気についてちょっとは知識を得られただろうし、よく調べてみようという気にもなったかもしれないなあ。
我が家は「軒裏換気」
我が家の場合は、仕様書を見てみると、「軒裏換気」となっているので、軒の裏に換気口が付いているようです。
軒の下から見上げてみると確かにそれらしきものがあり、ずらりとたくさん並んでいました。

この「軒裏換気」は、たぶん「軒先換気」と同じもので、雨の影響を受けにくいので、最近最もよく使われている方法なのだそうです。知らなかった…。
ただ、雨の心配はない反面、換気の効果について考えると、バッチリ十分!とは言えない様子。
棟換気、付けてみたかった
どうやら、屋根のいちばん高い部分、頭頂部に付ける「換気棟(かんきむね)」(棟換気)と、軒先換気を組み合わせれば、換気性能がアップするとか。
暑い空気はどんどん上に行くし、頭頂部に換気口があれば確かに、空気が上に自然に抜けて行ってくれそうです。
屋根の換気をしっかりすることは、夏の二階の暑さ対策にももちろんのこと、屋根に起こる結露を予防するのにも大切なことで……そんな大事なこと全く知りませんでした…。
ただこの換気棟も、雨が入らないようにしっかりと施工する必要がありますし、雨漏りをしないような構造にするために空気もあまり抜けづらい構造になっているとか、設置するならかなりたくさん付けないとという説もあったりのようで…難しい…。