前回の続きです。
エアコンが壊れたときの保険と安心のため、そしてダイニング・キッチン側を冷やしたい・暖めたい時のために、リビングに二台のエアコンを付けたいけれど、エアコン用コンセントが一つしかない…。
でも今回、エアコン用のコンセントを増設できそう、ということが分かったのですが、それだったら昨年、古い18畳用のエアコンを捨てて29畳用のエアコンに買い替えたのは失敗だったかもしれません。
18畳用のエアコンはそのままで、もう一台、15畳用くらいのエアコンを増設した方が、トータルの費用は安かった…!廃棄してしまった18畳用エアコンもまだ使えたし。
コンセントの増設を、昨年の時点であきらめてしまったのは、失敗だったな…と思います。
昨年、コンセントの増設をあきらめてしまったのには、いくつかの原因がありました。
思い込みをなくし、考えを柔軟にし、さらに色々と調べていれば…もっとよかったのになあ、という後悔のお話です。
失敗の原因①エアコンは1台でいいや、と妥協してしまった
昨年は、二階にエアコン用のコンセントは1つしかないのだから、大きなサイズのエアコンに買い替えるしかない、と判断しました。
そこで、古い18畳用のエアコンを処分して、家庭用としては最大サイズの29畳用を購入しました。
18畳用のエアコンも、まだ使えたので本当は取っておきたかったのですが、取り外す費用について、「廃棄する」ならとても安いけれど、「次も使えるように取り外す」場合は数万円もかかってしまうし、次に付ける時もまた数万円かかってしまうので、廃棄した方がいいかもとおススメされたのです…。
29畳用のエアコンはとても高かった…。
しかも消費電力も大きいので、電気代も昨年より上がったのでは…と思います(その分しっかりパワフルですし、1月の電気代で比べると暖冬の影響もあり昨年より結局、2千円ほど安かったですが)。
電気代的にも、小型エアコン二台の方が、大型エアコン一台よりも安くなるとか(条件などによるとは思いますが)。
パワフルなエアコンを1台付けても、壊れてしまったときのためや、ダイニングやキッチンをスポット的に冷やしたい・暖めたいときのために、やっぱり二台欲しいものは欲しい…!
「一台でいいや。仕方ない」と妥協してしまったのが、「コンセント増設をあきらめる」という失敗の原因の一つだったと思います。
失敗の原因②リビングに屋根裏がないために、配線を隠せないと思い込んだ
昨年、電気屋さんに「コンセントを増設するなら、露出配線になってしまい見た目に影響するので難しそう…」と言われ、それ以上の方法を探ることをあきらめてしまいました。
しかも、「屋根裏があれば隠せるのだけれどリビング側は屋根裏がないので配線を隠せないね…」とポツリと電気屋さんに言われ、これはもうムリだと思い込んでしまいました。

写真の部分にエアコン用コンセントを増設するなら、どうしてもリビングの壁か天井に、配線が露出します…それはちょっとまずいねと。
でも、「だったら洗面所からキッチンの上までは屋根裏があるのだから、エアコンはその辺りでもいいじゃない」という発想にまで、その時はたどり着けませんでした。

失敗の原因③室外機はバルコニーに置くものと思い込んでいた
また、エアコンを追加するなら、リビング側に付けなければと思い込んでいたのは、
室外機を置く場所は、バルコニー(ベランダ)でしょう、と思い込んでいたせいもあります。

しかし、外のホースや化粧カバーを二階から一階まで伸ばせば、地面に設置することも問題ないし(本当は室内機と室外機がなるべく近い方が良いそうですが)、むしろ、
バルコニーに室外機を置くと、夏場、日当たりがよすぎて、冷房の効率が悪くなることがあるのです。
そのため、追加するもう一台はむしろバルコニーに置くのは避けて、家と家の間に挟まれた日陰の部分にあった方が夏場のことを考えると良さそう!(※室外機の前後左右の空間をしっかり取ることも大事なので、あまり狭い場所はNGですが。)
しかし冬場は、日当たりが良い場所の方が、暖房が働きやすい。しかも一般的には、冷房よりも暖房の方が消費電力が多く、冬場の方が電気代が上がりやすいので、室外機も暖かい場所においてあげた方が良いのかも。
ということから、もしリビングに二台エアコンを付けるなら、
・一台は、冬のことを考えて日当たりの良い場所に置く(ただし夏は日陰を作ってあげる)
・もう一台は、夏のことを考えて日陰になる場所に置く
というのが賢いかもしれません。