2018年築の注文住宅の我が家のキッチンは、Panasonicのラクシーナ。
念願の食洗機をビルトインし、「乾燥」機能だけを使うことが多いのですが、時々、食洗機で「洗浄」から「乾燥」までをすると、水滴がかなり残るのが気になっていました。
まだ建てて2年なのに故障か…!?と少し焦ったのですが、ちょっとしたことで改善できました!
- プラスチック製のコップや、おわんの足の部分のふちなどにはどうしても水が残るもの
- 残さいフィルターをしっかりと掃除すること
- セットする食器に、食器用洗剤の泡を少しでも残さないようにすること
- 乾燥時間の設定をのばす、という方法もある(電気代などのデメリットもあり)
乾燥だけなら問題ないが、「洗浄」からコース運転すると水滴が残る…
手洗い後、「乾燥」だけを使った時は問題なくしっかり乾燥できるのに、「洗浄」から「乾燥」までやった時は、ちゃんと乾燥しきれず食器にすごく水滴が残ってしまい、もう一回「乾燥」をしたりして、イライラしていました。
説明書を読んでみた…庫内やプラスチック製品に水滴は残るものらしい
改めて、我が家の食洗機「S45VD7SD」のWeb説明書を読んでみると、
・「プラスチック製のものは、水をはじいて大きな水滴になるので、乾きにくくなる」とのこと。
確かに、プラスチック製のコップは特に、すごく水滴が残っていて、ほぼ乾いていない状態でした。
でも、キッチンに置いた、タワーの「ポリ袋エコホルダーLサイズ」に干して置けばすぐに乾きます。
おわんの裏のくぼみなどにも水がたまる
また、おわんの裏のくぼみなど食器の底のあたりにも水滴が溜まりやすいのですが、
・くぼみや凹状のところには水が残る
との説明があったので、仕方ないのかも。
でも洗浄後のきれいな水が残っているだけなので、さっと拭けばOKです。
タンク内の壁に水滴が残る
また、
・乾燥後、食器は乾いていても、食洗機庫内や、タンクのふちに水滴が残るのは故障ではない
とのことも書いてありました。
でも、やっぱり食器にたくさん水滴が残っている状態はちょっと気になる…
ということで、説明書をざっと読んでみて、自分でできる対策方法について、以下のように実行してみました。
解決方法1:「ゴミ受け(残さいフィルター)」を掃除する
残さいフィルターを掃除し忘れていた
説明書を読んでいてはっと気が付いたのですが、「ゴミ受け(残さいフィルター)」、最近洗っていないかも…。
この底の方にあるものが残さいフィルターで、つまむと簡単に取り外すことができるのですが、普段は皿を立てるための白いネットの下にあるので、存在を忘れがちです。
でも今回気が付いて取り出したところ、少しですが生ゴミのようなものが溜まっていて、ギャーと思いながら、キレイに洗いました。
こんな状態で、乾燥機能を使っていたなんて不潔ですよね…反省です。
掃除後…前よりしっかり乾燥されるようになった!
その後、「洗浄」から「乾燥」までやってみると、まだ少し水滴は残るものの、以前よりも水滴が残らずにしっかり乾燥されて終わりました!
これからは、食洗機を使った後は、しっかりと、残さいフィルターの掃除をしようと思います。
その後は、「洗浄」機能を使った後は、習慣のように残さいフィルターをさっと洗うようにしています。洗浄後は必ず何かしらのゴミがついています…。習慣にすると全く面倒には感じないですよ。ちなみに洗剤を使って洗浄をする場合は、洗剤が残らないようにしっかり洗い流した方がいいです。
また、「標準」コースよりも、「少量」コースの方が、水滴残りが少ないかも…と感じていて、
皿の数が少なめのときはいつも少量コースを選んでいます。
解決方法2:食器用洗剤の泡を少しでも残さないようにする
食洗機を「洗浄(洗い)」から使用する場合は、もちろん、食洗機用の洗剤を利用していますが、洗浄から使用する際も、食器を少しスポンジを使って手洗いしてから食洗機内にセットしますよね。
その時に、スポンジに食器洗い用のふつうの洗剤が残っている状態だと、食器に泡がついたまま食洗機に入れてしまうことがあると思うのですが、これがよくないようです。
私もつい、食器用洗剤の泡が皿に少し残った状態で、食洗機内に入れて、洗浄を始めてしまうことがあったのですが、しっかり泡を落としてから食洗機を利用するようにしてからは、乾燥後の水残りがかなり減ったように感じています。
解決方法3:乾燥時間を延ばす設定をする
また、これも説明書に書いてあったのですが、「標準」コースなどのコース運転時に乾きが悪い場合、
・室温が低い場合には乾燥が悪くなることがある。
・しっかり乾燥させたいなら、乾燥効果を高める「設定」をすることをおすすめする。
とのことでした。
「乾燥コース」だけの場合は、乾燥運転時間が90分が目安ですが、
「標準コース」(洗浄からすすぎ、乾燥まで)の場合は、乾燥時間が40分(洗浄から乾燥までで約97分)で、
「少量コース」の場合は、乾燥時間が35分(洗浄から乾燥までが約89分)が目安。
洗浄から乾燥までする場合は、乾燥だけのコースよりも単純に、乾燥時間が短いので、乾きが悪いのは納得…!
ということで「乾燥機能を高める設定」をやってみました。
乾燥機能を高める設定
乾燥機能を高める設定をすると、「加熱すすぎの温度を上げる」「乾燥時間を約60分延長する」ことができるそうです。※「節電」コース意外に対応、とのこと
まず「一時停止/スタート」ボタンを押しながら、「電源 切/入」ボタンを3秒以上押すと、黒い部分の下の方に小さく「点検」という文字が赤く浮かびあがります。
この状態で、コースボタンで「標準」コースを選択し、「点検」が点灯した状態で、「コース」を押して「点検」だけを点灯させ、次に「一時停止/スタート」と押せば、「しっかり乾燥」の設定完了です。
なんだかすごく分かりづらい設定で、これでできたのかどうかも自信が持てない状態でしたが、ちゃんと設定できたあとは「ピー」という音が6回鳴ります。
その後、いつも通り、「少量」で洗浄してみたのですが、乾燥時間がいつもより長く、しっかり乾いていたように思いました。
でも、「乾燥」コースだけの場合も、時間が伸びてしまうのかも…?乾燥だけの場合は、普通の設定で十分だったし、乾燥させすぎるとちょっと電気代とかが心配だし、途中で止めるのがいいのかな…。
乾燥時間が伸びるということは電気代もかかるということなのでデメリットもあります。
今後は、様子を見ながら乾燥の途中でちょっとチェックして止めたり、もしくは、また以前の設定に戻して洗浄後は「乾燥」コースを追加する方法にしたりと、臨機応変にやっていこうと思います。
やっぱり、食洗機はあると便利
初期費用が掛かる点や、お手入れが必要な点、水残り、電気代がかかるなどのネックになる部分はありつつも、やっぱりビルトインなので、食器乾燥機をキッチン上に置いていた時に比べて、見た目的にもスペース的にも余裕ができたので、付けてよかった…と思っています。
それに、乾燥機能だけでも十分活躍していますが、忙しいときはある程度汚れを取り除いた後は洗浄から乾燥までやってくれるので、やっぱりすごく楽です…!
手洗いよりも、食洗機の方が、水を使う量が少ないらしいし、卵のこびりつきや焦げなどのひどい汚れさえ予洗いで落としておけば、食洗機がしっかりとキレイに洗ってくれます。
食器が清潔に、きれいになったような感じもあるので、満足度が高いです。