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対面キッチンカウンター。手元が隠せるシンク前の「立ち上がり」「腰壁」の高さに、少し後悔…の理由

2018年築の注文住宅、我が家のキッチンは、いわゆる「対面キッチン」です。

キッチンに立った時に子どもの様子を見守れること、顔を上げた時にリビングダイニングや窓の景色が見えること、という希望があったため、対面キッチンにしました。

そこで少し迷ったのが、対面キッチンのカウンターの「高さをどうするか?」という問題。

そして、手元を隠せる、キッチン前の腰壁の「立ち上がり」をどれくらいにするか?そもそも腰壁をありにするかなしにするか?ということです。

この記事を書いた人

2018年にハウスメーカーで2階リビングの家を新築。これまでの家選びや家づくりに後悔した経験をもとに、どなたかの参考になればと思いつつブログを書いています。★ESSE online (住まい)でも記事を書いています(ペンネーム:東島由樹)

キッチンカウンターの高さを85㎝にして…少し後悔の理由

身長155㎝の私に合わせた高さにしたが

キッチン

私は身長が155㎝程と低めなので、キッチンカウンターの高さは85㎝にしてもらいました。

一番使用する時間が長い私には、85㎝の高さががすっかり慣れた高さなのでちょうどいいのだとは思いますが…家族も使わないことはないので、それがちょっと問題。

ほかの家族が背が高い…

夫は180㎝程あって背が高いので、たまに料理をするときはキッチンの高さが低くて、とてもやりにくそうです…。キッチントップで包丁で何かを切る時と、食器を洗う時、かなり腰を曲げています。

引っ越して5年がたち、子どもたちもぐんぐん背が伸びてすっかり私の背を追い越していて…しかも自分たちで朝食を用意したり、好きなものを作ったりという機会も増えてきています。

90㎝にして、私がマットやスリッパで調整すればよかった?

そう考えると、もしかしたら高さは90㎝の方がよかったのかも。

私が使う時、気持ち高いかな?と思うなら厚底のスリッパをはいたり、厚めのキッチンマットを置けばいいわけだし。

低いのを高くはできないので、85㎝の低い高さにして、若干の後悔があるかも…。

これまで住んだ家の、キッチンの腰壁・立ち上がりの有無と感想

マンションの時は、立ち上がりがゼロ(フルフラット)、腰壁なし

以前住んでいたマンションでは、立ち上がりがほぼなく、フラットな人工大理石のカウンターがありました。

水撥ねに関しては、ちょっと手元が狂ってしまった時を除いては笑、ほとんど気になりませんでした。

それはカウンターが少し長め?奥行きがあったためかなと。

吊戸棚も外してもらったので、見晴らしもよく感じたし、広々として感じました。

フルフラットなため掃除も簡単・シンプルでした。

出来上がった料理を置いてダイニングテーブル側にいる人に受け取ってもらったり、終わったあとの食器の受け渡しもやりやすかったように思います。(結局、ふきんスタンドなど物を置きがちで、手で持って運んでいたことも多かった気がしますが…)

ただ、洗い物の時は水はねしないように気を遣ったし、キッチンがダイニング側から丸見えなので、シンクがごちゃごちゃしていたら全て丸見え…!

キッチン・ダイニング側どちらも、掃除、整理整頓へのプレッシャーはそこそこありました笑。

建売の時…腰壁・立ち上がりあり・吊戸棚もあって閉塞感があった

その後住んだ建売一戸建てでは、吊戸棚があり、立ち上がりもいくらかあって、対面キッチンではあるけれど、キッチンに穴があいていて、いちおうダイニング側が見える…という感じでした。

キッチンが奥まった場所にあったせいもあり、少し閉塞感がありました。

この立ち上がった壁の部分が、意外と水撥ねで汚れて掃除がしにくかったし、壁があることでついつい物を置きがちになっていました。

一番困ったのは、テレビが見にくかったことかな…!いつも皿を洗いながら首をぐいっと傾けていたような気がします。(テレビの位置や大きさにもよるのかもしれませんけどね。)

キッチンカウンターの立ち上がり約20㎝・腰壁ありの「メリット」「デメリット」

腰壁・立ち上がりありの「メリット」

腰壁・立ち上がりありの「メリット」

  • 壁側にニッチをつけられる
  • 水はねを防止できる
  • シンク側のごちゃごちゃを隠せる
  • 立ち上がり部分にコンセントを付けられる

今回の注文住宅では、立ち上がりについて悩んだ時に、ハウスメーカーの人と少し相談した記憶があります。

やはり向こう側への水撥ねは気になるし、カウンターの向こう側の壁に細長いニッチを付けたいという希望があったので、腰壁・立ち上がりあり(約20㎝)になりました。

腰壁側のニッチには、卓上カレンダーを置いたり、私の推し活グッズを飾ったりと、かなり活躍しています。

また、立ち上がりがあることで、水はねの心配も減りました。

私は不器用なので、洗っている時にうっかり泡や水を壁側に飛ばしてしまうことがあり、立ち上がりがあってよかった…と思いました。

キッチンやシンク内の食器など、ごちゃごちゃを隠せるというのもメリットの一つ。

また、立ち上がりの部分にコンセントを付けることができて、電気ポットやドルチェグストのコンセント用としてかなり活躍しています。

腰壁・立ち上がりありの「デメリット」と後悔の理由

腰壁・立ち上がりありの「デメリット」

  • 「物」を置きがちになる
  • 「水はね」の掃除が面倒
  • 「広々感」は減るかも?
  • 「食器の受け渡し」がちょっとやりにくい
  • キッチンの腰壁、真っ白だとつまらなくて後悔

キッチンの前立ち上がりの壁があることで、ついいろいろとものを置きがちにはなってしまいます。

この写真では、ダイソーで買った猫ちゃんのたわししか置いていませんが、つい乾かし中のペットボトルやら色々置きがちになってしまいます。

でも最近、ゴム手袋をかけておくために購入した、タワーの布巾かけ「布巾ハンガー」が、ギリギリ隠れるくらいの高さなので、ちょうどいい感じがします。

また、立ち上がりの壁に水はねはどうしてもするし、気がついたらちょっとした汚れもついているので、掃除が面倒です。

でもその代わり、この立ち上がり壁がなかったら全部ダイニングに飛んでいたのかなと考えるとちょっと怖いですね。

その場合は、よく見る透明のプレートを前に置けばいいのかな。

そして、20㎝程度の立ち上がりなら、視界は遮られないので、閉塞感そこまでありませんが、腰壁・立ち上がりがなかったマンションの頃よりは広々感は少ないかも。

でも吊戸棚もあった建売のころよりは視界が遮られず、閉塞感もありません。

建売のころと違い、今回は吊戸棚も付けなかったので、目線の先は広々としているしちょうどよいと思います。

テレビも見えやすいし、これくらいでちょうどよかったのかなという感じですね。

私は身長155㎝くらいで低いのですが、20㎝くらいの立ち上がりなら視界に影響しません。ちなみにキッチンの高さは約85㎝です。

ちなみにカウンター越しに食器の受け渡しももちろんできます

でも、フルフラットの場合よりも少し「よいしょ」という感じで気を遣う感じではあるし、

食事後の空の食器は問題なくても、出来上がった料理をカウンター越しに受け渡すのはちょっと難しいです。

カウンターの幅もあまり厚みがない(幅16㎝くらい)し、

ここにティッシュやゴミ箱などを置いてしまっているという理由もあり笑、ここに料理や皿を置いて受け渡しをするのはちょっと不安があります。

食器の受け渡しのことを考えると、立ち上がりは5㎝~10㎝くらい低くてもよかったかな?幅ももう少しあった方がよかったかも。

ちなみに間取りを考える時、キッチンにダイニングテーブルを横付けにすることも検討しました。

こうしたほうが、食器を運ぶときは、横にスライドさせるだけなので、楽だっただろうなあ…と今となっては思います。

また、ダイニング側から見た時、キッチンの腰壁部分や、ガスレンジ前部分の壁(クロス)が真っ白でつまらないし、もったいないスペースになっている気がして…ちょっと後悔しています。

ダークブラウンや、木目調、レンガ調などのアクセントクロスをつければおしゃれに演出できたかもしれないし、ホワイトボードがあったりしてもよかったかな…。

あとからDIYもできるとは思いますが、穴をあけたりするのが嫌だし、最初からやっておけば、きれいに仕上げてもらえるし楽だし、よかったのになあ…。

色々考えると、マンションのころの、フラットで腰壁・立ち上がりのないキッチンカウンターが、どちら側からも食器や物を置きやすくて、しかも見た目もかっこよくて、使い勝手的にも見た目的にもよかったかもしれないなあ…とちょっと後悔の気持ちも生まれてきてしまいました…!

※スタディカウンターは「立ち上がりなし」にした→便利

ちなみに、リビングに設置した、L字型のスタディカウンターの方は、「立ち上がりなし」にしました。

向こう側に物が落ちたりしてイラっとすることはありますが笑、アイロンがしやすいなど、カウンターを反対側からも使いやすいのが大きなメリットです。

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