ふとんカバー(掛けふとんカバー)を洗ったあと、また掛けふとんにカバーを付けるのって意外と大変ですよね…。
カバーの内側にあるひもを、ふとんに結び付けないといけないのですが、ふとんってすごく大きいので…。
一人暮らしを始めてから、何度も、布団カバーをかけるために、布団をカバーの中にどうにかこうにか入れて、手をカバーの中に入れて、よく見えない状態でずれ防止のためのリボン結びをして…でもうまくいかなくてしまいには体ごとふとんカバーの中に入り込んで暗闇の中でリボン結びをして…と苦労してきました。
でも何度か洗濯とカバーかけをしているうちに、簡単な方法を発見!
夫にも何度か教えてみたものの、何度話しても理解してもらえなくて笑。今回、図に書いてみようと思いました。
知っている人は知っている方法だと思うのですが、念のため記録しておきたいと思います。
コツ!ふとんカバーを裏返し(中表)、ふとんに結び付けて、ひっくりかえす。

コツは、「(洗ったあとの)ふとんカバーを、裏返しの状態(なかおもての状態)のまま、ふとんに結び付ける」ということ。
ふとんカバーの裏返しというのは、本来は内側である部分をおもてにする「なかおもて」という状態のことです。つまり、ふとんカバーの内側の縫い目が外にある状態になります。

洋服を脱ぐときに、すそを持ってばっと脱ぐと、中表(なかおもて)の状態になりますよね。その感じです。(そのまま洗濯カゴに入れられるとちょっとイラっとしますよね)
ふとんカバーを、ファスナー部分をあけて内側をひっくり返すとなかおもての状態になります。
また、ふとんカバーのファスナーは開けたままというのも大事です。(紐を結び付けてからファスナーを開けてもOKですが)
カバーが裏返し(なかおもて)の状態なら、ずれ防止の紐が外側にあるので、ふとんの4隅+中間点にあるループ部分に、紐がとても結びやすいです。
そしてその状態で、結び付けてから一気にひっくり返す!という方法です。
①裏返しのふとんカバーを、ふとんの上に載せる

カバーのないかけふとんの上に、裏返し(なかおもて)の状態のふとんカバーを載せます。
ふとんカバーがなかおもてにさえなっていれば、ふとんカバーの上下や表裏、ふとんの裏表は気にしなくて大丈夫。ふとんとカバーのたてとよこが合っていればOKです。
②ふとんカバーの紐を、ふとんのループに通して結ぶ

裏返した(なかおもての)ふとんカバーを、ふとんの上に置いたら、ふとんの4隅+中間点にあるループに、ふとんカバーについている紐を通して蝶結びをします。
※ふとんカバーのファスナーはまだ閉めないでください。
③ファスナー部分から、ふとんカバーの中に手を入れて、奥のふたつの隅部分をつかむ

④つかんだ奥の隅2つを、ファスナーの開いた部分からふとんカバーの外へ出す

ここが少し難しくて、夫にもなかなか理解してもらえないのですが…
つかんだ奥の2隅(★)を、ふとんカバーのファスナーが開いている口部分へ向かって外へ出します。(★の部分を、ふとんカバーの外側へひっぱり出す)
ここで、裏返しになったふとんカバーが表に返りますし、
紐で結びつけられたふとんごと裏返しにすることで、ふとんがカバーの中に入ります。


⑤ファスナーをしめて完成
あとは、ふとんカバーのファスナーをしめれば完成です。
ふとんは大きさが大きいので、ちょっとイメージがしづらいと思うのですが、小さいものを想像してみると分かりやすいかもしれません。
奥の隅部分をカバーの中から外へ出すことで、ふとんカバーはひっくり返り、結びつけられたふとんカバーの中に入ります。
訳が分からない…という場合は、一度、ふとんはない状態で、裏返ったふとんカバーを表にするにはどうしたらいいか?をイメージしてみるといいかも。
その場合も、奥に手を入れて、ファスナーのあいている部分から外に出してひっくり返しますよね?
それを、ふとんがある状態でやるので、難しくなってしまうのかもしれません。
これで伝わるといいのですが…何度かやってみるといつの間にか分かってくるかと思います。
私も、最初にこの方法に気が付いたときは、どうしてこれでいいのか?が理解できないままで笑、なぜかこれでうまくいくんだよな…というのを繰り返し、何度かやるうちに自信が出てきました笑。
できるようになると、ちょっとした家事がすごく楽になります!