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建売住宅

南側2mに隣家があったときの日当たり。1階リビングや2階の日当たりのイメージ

前に住んでいた家は、南側約2mの位置に隣の家があり、特に冬の日当たりが悪い…ということは理解したうえで購入した物件でした。

建売だったため、リビングの位置を工夫してこちら側に…などということもできず、リビングが一番日当たりが悪かったです。とはいえ、意外と日の入る時間帯もありました。

日当たりの感覚について、思い出して記録しておこうと思います。

この記事を書いた人

2018年にハウスメーカーで2階リビングの家を新築。これまでの家選びや家づくりに後悔した経験をもとに、どなたかの参考になればと思いつつブログを書いています。★ESSEonline 日刊住まい公式ライターとして記事執筆もしています

前に住んでいた家の間取りと、隣の家の位置関係

※位置関係や方角は目安です。

前に住んでいた家は、南西向きの1階リビングでしたが、南側の約2m先に隣の家(2階建て・寄棟)が建っていました。(西側は空き地)※正確には、窓から隣の家の壁まで2.4mほどありました。

リビングは南西側の1階にあったため、ほぼ日当たりは望めない…という位置にありましたが、意外と日の入る時間帯もありました。

1階リビングの日当たり

春の日当たり

初めて内覧をした時は冬の終わりごろでしたが、西側が空き地だったので、夕方に内見すると西日のおかげで少し明るく見えていました。

下の写真は3月終わり頃の午後3時半。さらに西側からの日が入ってわりと明るく見えます。(おもちゃが散らかっているのは気にしないでください笑)

3月30日午後3時半

内覧をした季節や時間帯がよかったのか悪かったのか、こんな感じで明るかったので、あまりマイナスイメージを持たずに入居しました。

そして4月中旬の午後14時頃がこのような感じで、前の家の屋根が影になっていますが、リビングに日が入っているのがわかります。

4月15日午後2時16分

ちなみに4月終わり頃の朝7時ころの写真だと下のような感じ。

リビングの中までは光は入っていませんが、レースカーテンのあたりに明るい日が少し入っているようです。

夏の日当たり

夏は、もちろん冷房は必要ではあるものの、リビングが暑くなりすぎず快適でした。

夏にしばらくの間帰省で家を空けて、昼間に帰ってきたとき、もちろん冷房はついていませんでしたが、ほとんど暑さがなく、快適だったのを覚えています。

こちらは6月下旬の午後14時頃。リビングの掃き出し窓に少し日が入っています。

6月29日14時14分

ちなみに下の写真は南西側の玄関、6月上旬の午前9時の様子です。

リビング隣にある玄関の窓にも日が入っているので、やはり夏場はある程度の明るさが期待できていたと思います。

6月6日午前8時59分

下の写真は、8月中旬、午後16時半過ぎ頃。リビング南西側の掃き出し窓から、リビングの床に日が当たっています。

秋の日当たり

こちらは10月中旬の午前11時頃。少しだけリビング右側の窓に日が入っています。

10月14日10時42分

ちなみに下の写真は10月終わり頃の11時半頃。リビングにある縦長の窓のうち、左側にある窓に少し日が入っていました。

10月26日11時43分

ほんの1時間ほど、おそらく家と家のあいだからさす日がこちらの窓に入っていた感じです。

この昼間の時間以外は、午後に西日が入ったかな?というくらいで、ほぼ日当たりはなかったと思います。

冬の日当たり

冬はやはり日当たりは期待できない…と思いきや、やはり、南側の家と家の間から、少しだけ日が入る時間帯があったようです。

上の写真は2月中旬の11時半頃。ちょっと分かりにくいですが、リビングの窓に少し日が入り、窓際に置いたクッションにも日が当たっています。

ただ、やはりこのしばらく間をのぞいてはほぼ日当たりは見込めず、冬はとにかく1階リビングの底冷えがひどかったという記憶があります…。

しばらくして、リビングに大判サイズのパズルマットを敷いてからは、かなり底冷えが改善されて快適でした!

 

端っこの細長いパーツが取れやすかったり子どもが外して遊んでしまったり、下にゴミが入り込みやすいなどの面もありましたが、これのおかげでかなり冬が快適になったのは事実です。

汚れても取り替えや買い替えも簡単だし、初めから敷き詰めておけば傷も予防できたのになと本気で後悔したくらい気に入った商品でした

  

2階の日当たり

2階は日当たりがよかった

2階に関しては、割と1年を通してどこかの部屋に日が入っていた…という印象です。

方角などは目安です。

2階はこのような感じの間取りだったので、いちばん左側の部屋には、朝日が入ったし、午後は右側の部屋に西日が入りました。

ただ冬至のころは日が入らない日もあったように思います。

ちなみにこちらは12月下旬の午前8時頃、2階のバルコニーからの太陽のようす。

12月27日午前8時15分

太陽の高度が低いので、前の家の屋根の陰になってしまう時間帯もありましたが、2階はいずれかの部屋にはある程度日が入り、明るかったように思います。

夏はとにかく暑かった…!

ちなみに夏の2階は、しっかりと日が入るので、ものすごく暑かったです…!

階段の途中からものすごくもわっとした感じがして、寝る時は冷房をガンガン効かせないと厳しかったですね。

ちなみにこちらは2階の真ん中の部屋。4月中旬の午後1時半頃の日当たりです。

4月15日13時26分

【まとめ】3Dマイホームデザイナーなどで日当たりを計算するのがおすすめ

周りの建物の関係によって状況は様々

南側2mの位置に隣の家がある…といっても状況はさまざまで、周りの家の状況などによって日当たりがけっこう変わってきます。

上記のように、私が以前に住んでいた家も、かなり条件が悪いと思いきや、南側の建物と隣家のあいだが少しあいていたために、意外と日が入る時間帯がありました。

そのため、リビングの位置がもう少し南東側に(図でいうと左側に)ずれていたら、そこそこ日当たりがよかったのではないかなと思います。

我が家もその後、新しい家を建てましたが、日の当たり方をいろいろと想定してはいたものの、意外と家と家の間から朝日が入ることが入居してからわかり、もっとこうすればよかった…と思ったこともありました。

日当たりのシミュレーションを各部屋で行う

日当たりのシミュレーションをしっかりと行いながら間取りを作れれば、南側に家がある場合も日を取り入れる工夫ができると思います。

日当たりのシミュレーションを行う方法は、

  • ハウスメーカーに日当たりの計算をお願いしてみる
  • 「ココナラ」を使って依頼してみる
  • 「3Dマイホームデザイナー」を使ってみる 

といった方法があると思います。

ハウスメーカーにお願いしても無理な場合も多いし、少し手間やお金がかかるかもしれませんがやってみると意外な日当たりポイントが分かるかもしれないのでお勧めしたいです。

ちなみに我が家は、夫がパソコンに「3Dマイホームデザイナー」を入れて間取りを作り、隣の家との距離なども設定して、日当たりシミュレーションも行いました。

部屋ごとにどの季節にどれくらいの日が入るかというのが分かったので安心できました。(ただお風呂やキッチンの日当たりを確認し忘れていたので、入居後に意外と日が入ることがわかってビックリ笑!でした。)

3Dマイホームデザイナーは、間取りを考えるうえで、図面を立体にしてイメージするのにすごく役に立ちました。それがきっかけで、リビングがより広く見えるように間取りを微調整したりもしました。

また、家の外観を考えるときや、窓の形や位置、大きさ、内装(アクセントクロス)を考えるときにもすごく役立ちました。

※3Dマイホームデザイナーで作成してみたリビングの図。窓から日が入っています。

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