せっかくの注文住宅なので、工夫ができるところは工夫したいな…と思い、色々調べた結果、絶対に付けたい!!と思ったのが、壁をへこませて収納棚や飾り棚を作れる「ニッチ」でした。
玄関、洗面所、トイレなど、あらゆる場所に豊富に付けたニッチ。
1年ほど住んでみて、そのメリットと、デメリットについて、分かったことをまとめておこうと思います。
【「ニッチ」のメリット】
- 適材適所の「収納」ができて便利!
- 卓上カレンダー置き場や、推し活ゾーンとしても便利
- マガジンラックニッチは、絵本・雑誌収納として便利
- 普通の壁が、ちょっとオシャレな感じになる
- インターホン・給湯器リモコン用のニッチ、スッキリ見える
適材適所の「収納」ができて便利!
上の写真は、トイレ、洗面所、脱衣所に付けたシンプルなニッチ(「トイレ埋め込み棚)」。
建てたハウスメーカーのオリジナル商品で、1万円と少しというお手頃価格なのに、オープン棚(可動)と、扉で隠せる部分があり、とっても機能的です。
※もともとはトイレ用の埋め込み棚なのですが、洗面所などにもリクエストしてつけてもらいました。
トイレのニッチには、予備のペーパーや、掃除シート、流水音発生器を置いています。扉内にはサニタリー用品などの見せたくないものを収納。
洗面所のニッチには、メガネケースや保湿クリームなどを収納。
洗面所ニッチの扉の中には、コンタクトの予備などを収納。
脱衣所(浴室ドアのすぐそば)のニッチには、お風呂用のヘアクリップや、体用の保湿剤などを置き、扉の中には「バブ」など錠剤タイプの入浴剤や、末っ子の着替え(かつてはオムツなど)を収納。
このニッチだとタオルを置くことは難しいですが、一枚くらいであれば、小さく折りたたんでおくことは可能です。
※タオル用ニッチは付けられず、洗濯機横マグネットラックを設置
タオル用のニッチも欲しかったのですが、スペースがなくて断念…。
その代わり洗濯機の横に、マグネットラックを貼り付けて、そこにぞうきん(使い古しのタオル)やたわしを引っ掛けたり、お風呂用ブーツや洗剤、体重計などを収納しています。
ニッチ的な役割を果たしてくれていて便利なのですごくお勧めです。
卓上カレンダー置き場や、推し活ゾーンとしても便利
キッチンカウンターのダイニング側に付けた横長のニッチには、卓上カレンダーや、読みかけの文庫本などが置かれています。
(こちらのニッチのサイズは、よこ100㎝、たて15㎝、床からの高さは65㎝です。)
ここに置いてあると、卓上カレンダーや文庫本を出かける時にサッと持っていけて便利なので、ついつい置いてしまいます。
家族のスケジュールを確認したいという時にも、ここに置いてある卓上カレンダーなら、みんながすぐに確認できます。
その後このニッチは私の推し活ゾーンとなっています笑。アクリルスタンドやCD、ぬいぐるみなどを飾るスペースにピッタリです!
どのニッチも、今や生活には欠かせない、とてもとても便利な存在として、毎日大活躍しています。本当に付けてよかった…と思っています。
マガジンラックニッチは、絵本・雑誌収納として便利
リビングには、マガジンラックニッチを3か所付けました。
子どもの絵本を収納したり、私のお気に入りの雑誌を飾るスペースとしても便利に使っています。
マガジンラックのバーにS字フックをかけて、エコバッグをつるしたりもしています…!
普通の壁が、ちょっとオシャレな感じになる
これは、玄関を入ってすぐ目の前にある壁に付けたニッチです。
(こちらのニッチのサイズは、よこ45㎝、たて60㎝、床からの高さは110㎝にしました。)
玄関入って目の前は、廊下ではなく壁にしたい、という希望が夫婦共通でありました。
玄関入ってすぐ廊下の奥の方まで見えるのは避けたいね、という理由で。(結局廊下は見える間取りにはなってしまいましたが…)
でも、白い壁がどん、とあるだけではつまらない…、そこで、活躍するだろうと思ったのが、このニッチです。
アクセントクロスも加えて、雑貨を飾るのにピッタリの空間ができました。
インターホン・給湯器リモコン用のニッチ、スッキリ見える
玄関のドアホン(TVホンモニター付き親機)と、給湯器のリモコンも、ニッチに埋め込んで、壁ででっぱらないようにしました。
ニッチ下部に少し板も付けたので、ちょっとしたものを置いておけます。
(こちらのニッチのサイズは、よこ30㎝、たて63㎝、床からの高さは112㎝にしました。背が低めの私でも問題ない高さです)
【「ニッチ」のデメリット】ほこりがたまるなど…
- ホコリがたまりやすい!
- 角がちょっと危ない
- つい物を置きがちになる
ホコリがたまりやすい!
どうしても、物を置きっぱなしにしたりするとホコリがたまることもあります。
あまりものを置いていなかったり、置いていても日々使うもの、移動させるものが多い場合は、あまりホコリは気になりません。が、玄関のニッチは特に、小物をおきっぱなしなので、時々ホコリ掃除をするようにしています。
もし汚れがついてとれなくなってしまっても、捨てられる家具のように簡単には買い換えられないので、要注意です。
角がちょっと危ない
これらのニッチのデメリットとしては…あえて言えば、ニッチの角や、扉がちょっと危ないというところ。
うっかり扉付きニッチの扉をあけたまま、しゃがんで何かを拾ったり探したりしたときに、立ち上がると扉の角に頭をぶつけてしまうというリスク…。
まさか?と思うかもしれませんが、夫婦でそれをやったことがあるので、ニッチの作り方に注意してみてください。
つい物を置きがちになる
それから、オープン棚の場合は、つい物をポンポン置きがちで、散らかって見えてしまう…というデメリットもあるかもしれません。
例えばトイレのニッチにはつい、トイレットペーパーの芯を置いてしまいがち…。
ニッチをつけすぎた場合も、ちょっとうるさく見えてしまうかもしれません。
ニッチを付けて、ついやってしまうことやデメリット
高さや位置を失敗すると、使いづらくなることも
また、ニッチの「高さ」や「位置」を微妙に失敗すると、使いづらくなってしまうことも。
例えばトイレのニッチは、オープン棚はちょうどいいのですが、扉付きの棚のほうは、ちょっと上のほうにあって、座ったままだと手が届きにくいです。
立った状態で、扉の中の掃除用具を取り出すときとかには問題ないのですけどね…。
【「マガジンラックニッチ」にもメリット・デメリット】
リビングには3か所に、「マガジンラックニッチ」を付けました。これにも、メリットとデメリットがあるな…と、使っていていて分かりました。
- メリット①雑誌を飾れる
- メリット②絵本の収納に便利
- デメリット①ホコリがたまりやすい!
- デメリット②簡単には買い替えれない
メリット①雑誌を飾れる
上の写真はキッチン横の飾り棚の下のマガジンラック。
階段を上がってすぐの場所にあるので、ある程度デザインには気を遣うことになりますが、私の好きなアーティストの雑誌を飾ったりして楽しんでいます。
おしゃれな表紙の雑誌などを飾れば、ちょっと素敵なカフェみたいな雰囲気を演出できそうです。
メリット②絵本の収納に便利
上の写真の、畳コーナー横のマガジンラックは、リビング側からはほとんど見えないので、末っ子の絵本がゴチャゴチャと入れてあっても、全く気になりません。
本棚を置くよりもずっとスッキリとして見えると思うし、末っ子も絵本を選んだり取り出したりしやすく、とても活躍しています。
デメリット①ホコリがたまりやすい!
このマガジンラック、とても便利なのですが…ホコリがとてもたまります(涙)。
ニッチの場合は、そこまで気にならないのですが(玄関ニッチはちょっとホコリがたまりやすいです。物を置いたまま動かさないからだと思われます。他のニッチは、オープン棚に置いたものも、日々使って動かしているのであまりほこりはたまりません)、
マガジンラックは足元に近い場所にあるせいか?とてもホコリが気になります。特に、赤いマルを付けた部分のような、角や隅の方にホコリが…。
さらに、ニッチの上部分にも…(涙)。
ふつうに、はたきで掃除をすればいいし、ティッシュで拭くだけでもけっこう取れるし、
もし本棚を置いたとしてもホコリはたまると思うので、まあ仕方ないかなとは思うのですが。
ホコリは、ダイソンのブラシツール(コンビネーションノズル)でホコリ掃除をするとすごく楽です!
デメリット②簡単には買い替えれない
また、ニッチの場合は、本棚のように簡単に買い換えられないので、もし落とせない汚れがついてしまったら大変…!というデメリットもあるでしょうね。
やっぱり要らないや…と思っても、簡単にはなくせないし捨てれない。
まあ、全面にポスターやカレンダーを貼り付けてしまえば、わりと隠せてはしまいますが。
【ニッチ、付けてよかった?】
デメリットはやはりいくつかあるにせよ、やっぱり我が家は、ニッチを付けてとても良かった…と、今のところは思っています。
贅沢なことを言うと、玄関のニッチに間接照明を付けてもっとオシャレにしたかったかな?と少し思います。