洗面所と脱衣所、そしてトイレは、できればそれぞれバラバラの場所にしたかったです。
2018年築の注文住宅の我が家の場合、家の横幅に余裕がなく、
さらに、リビングからなるべくトイレを遠くへおいやるために、「洗面所にトイレがある」「洗面所兼脱衣所を経由してトイレへ行く(洗面台のすぐ隣にトイレ)」という間取りになりました。
それにはやっぱりデメリットもあったし、意外なよい点もありました。
「洗面所経由のトイレ・コンパクトな間取り」が意外と使いやすい理由・メリット


意外にも、この「洗面所経由のトイレ」や「洗面・脱衣所・トイレが密集しているコンパクト間取り」が、メリットも生んでいました!
①お風呂前のトイレに便利
まだ小さい末っ子、お風呂に入る前に、必ずトイレに行きたがります。
しかも全部脱衣してから行きたくなるという…小さい子は仕方ないですよね、寒くなるとトイレに行きたくなるものですから…。
そんな時も、我が家のトイレは、脱衣所に接しているので楽です。
廊下に出ないといけなかったり離れていたりしたらもっと寒くなってしまうだろうし、間に合わなくなってしまったら大変ですし、見守るこちらもトイレが近くにあるので手間がかかりません。
②トイレのあとの手洗いがしやすい

トイレから出た後、すぐ隣に洗面所があるので、しっかり石鹸を使って手を洗うことができます。
トイレ内の小さい手洗いや、トイレタンクの手洗いだと、石鹸を置く場所がないし、しっかり石鹸を付けてじっくり手洗いするスペース的な余裕もないですが、洗面所ならスペースに問題がなく、ゆったり手洗いができます。
しかも手洗いに使ったタオルはすぐ隣の洗濯機ですぐに洗えるので衛生的!タオルを変える頻度もおのずと高くなります。
また、トイレ内に手洗いカウンターを付けるよりも、普通の洗面台を隣に付ける方が、費用的にもお安かったです。
ちなみに我が家のトイレはタンクありなので、タンク部分で手を洗うことも可能ですが、狭い場所で手を洗うと水撥ねも心配。掃除の場所や、タオルの交換も面倒なので、トイレ内にタオルは置いていません。家族みんなも、トイレ内では手を洗わず、洗面所で手を洗ってくれています。
③水回りの掃除がまとめてできる
水回りがコンパクトに集まっているため、掃除がしやすいです。
ウタマロクリーナー一本を持って、風呂、トイレ、洗面台、キッチン、と一気に掃除することも。

また、別記事にも書きましたが、洗面所周りは、髪の毛やホコリなどがとても落ちやすい場所。
脱衣所や洗濯機の周りも、糸くずやホコリがたくさん落ちやすいです…。
が、その近くに掃除機がセットされているので、気が付いたときにさっと掃除ができます。

もっと言えば、家族が多いと、リビングもキッチンもとにかくゴミが落ちやすいので、一気に掃除機をかけやすい、廊下のない仕切りもほぼないこの間取りは、掃除がしやすくて良いです。
軽くて充電もしやすくて吸引力も抜群なダイソンの掃除機があれば、どんな間取りでもさらに楽です。

洗面所に髪の毛が落ちやすいので、近くに掃除機置き場があると便利!
④トイレカバー・マットなどの洗濯もしやすい(洗面台をスロップシンク的に使える)
トイレマットやトイレカバーなどを洗う時、すぐ隣に洗面台があるので、洗面台でさっと予洗いをしてから洗濯機に放り込めます。
洗面所と脱衣所が隣り合っていて、しかも仕切りもないため、洗濯はとてもしやすいです。
前の一戸建ての家の時も、マンションの時も、同じように、「洗面所と脱衣所は一緒」、と言う感じで、ちょっと狭い感じもありつつ、やっぱりこの間取りは間違いないのかも。
- 汚れ物を洗面台で下洗いする→洗濯機に入れる、という作業がとてもスムーズ。
- 朝起きて、洗面台に立った時や、トイレに行った際)に、「あっ洗濯機を回さないと」と気づき、すぐに洗濯機を回せる
もちろん洗濯機の横にスロップシンクを置いたりと、家の大きさなどに余裕さえあれば、いくらでも解決しそうですが、コンパクトな家なら、水回りを一か所に集めるのは賢い方法だと思います。
また、洗濯機を回すのはタイマー予約をしておけばラクなのかもしれませんが、使い終わったお風呂上がりのタオルや、予洗いをして濡れたままの洗濯物を入れたまま一晩置くのは、洗濯槽のカビの心配もあるので避けています。そのため、朝起きてトイレ・洗面のついでにサッと洗濯機も回せる今の位置が便利に感じます。
⑤廊下がないので空間を有効に使えている・リビングからなるべく遠くになる
廊下がない間取りで、かつリビングからなるべくトイレを遠ざけるために、洗面所を経由してのトイレという間取りになりましたが、
廊下というちょっと無駄なスペースを作らずに済んだし、リビングからも洗面所の扉を挟んでトイレ、という風に、少し遠くに追いやれたのは、よかった点だと思います。
間取りを考えている時、リビングから近いトイレの位置関係に悩んだ経緯
洗面所経由のトイレのデメリット
洗面所に誰かがいるとき、トイレに入りづらい

洗面所を経由してトイレへ行くので、誰かが洗面所や脱衣所を使っているときはトイレに行きづらい、というデメリットがあります。
のちにカーテンを付けたので脱衣所使用時のトイレは問題がなくなりましたが、
洗面所に誰かがいるときはトイレの音が聞こえてしまいそうで、ちょっと落ち着かない気分になります。
対策は?

トイレの音が気になると思う時は、流水音発生器を使ったり、
洗面所に誰も居なくなってからトイレに入る、
もしくは1階(別フロア)のトイレを使う、ということもあります。
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