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間取り

玄関の「土間」、横幅と奥行きを広めにしてよかったと思えた理由。住んで3年経って思ったこと

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我が家の玄関は、家の大きさに対してちょっと広めです。

「土間」の部分もちょっと広めで、少し冷えるかも…とか、掃除が大変…というデメリットもありつつ、

意外とこまごまとしたことで活躍していて、よかった面もありました。

この記事を書いた人

2018年にハウスメーカーで2階リビングの家を新築。これまでの家選びや家づくりに後悔した経験をもとに、どなたかの参考になればと思いつつブログを書いています。★ESSE online (住まい)でも記事を書いています(ペンネーム:東島由樹)

玄関土間2.5畳、奥行き1820㎜ (玄関スペース全体:約6畳)

延べ床面積が約105平米の家で、玄関土間の広さは2.5畳(土間収納部を除く)。

土間の横幅は2.5コマ(2275mm)奥行きは2コマ分(1820㎜)ほどあり、

土間から上がり框(かまち)を上った部分も玄関土間と同じくらい、2.5畳ほどあります。

この規模の家にしては、玄関土間の広さ、特に奥行きがちょっと広めなのかなと思います。

一般的な玄関ホールの奥行き

玄関ホール

一般的には、土間部分の奥行きは1.2mほど、靴を脱いで上がったホール部分は奥行き1.5mほどあれば十分と言われています。

我が家の場合は、土間部分の奥行き1.8m、ホール部分の奥行きも1.8mもあり、一般的に十分と言われている奥行きよりもかなり広めだと思われます…!

玄関

玄関スペース全体約6畳 奥行き約3.6m!

1畳の土間収納と玄関ホールも入れると、玄関スペース全体で6畳くらいあります。

玄関スペース全体での奥行きはなんと3640㎜…約3.6mもあります。

玄関が広い分、他の部屋が狭くなったり、玄関に物を置きがちになる(今のところはそうなっていませんが…一時的に水の箱が置かれることは大いにあります笑)、土間が広いと冬が寒いかも?、掃除が大変、などのデメリットもありますが、

今のところはメリットの方がたくさんあるなと感じています。

以前も広い玄関のメリット・デメリットの記事を書きましたが、最近また「これはよかったな」と思うことがありました。

注文住宅、こだわりの「広めの玄関」、メリットとデメリット
2018年築の注文住宅の我が家の玄関は、家のサイズに対してちょっと広めです。 玄関の広さ(土間+玄関ホール)は約2.3坪...

広い土間が役立ったこと

ガーデニング作業を土間内でできる

いつの間にか趣味になっていた「ガーデニング」。

まだまだ初心者で、枯らしたりダメにしたりすることも多いし、虫に遭ってヒエーと心が折れかけることもあるのですが、毎年春と秋の植え替えの時期は、お花選びや植え替え作業を楽しんでいます。

昨年の夏も本当に暑かったですが、ニチニチソウとペンタスは、虫にやられることもなく元気に夏じゅう花を咲かせてくれました。

ただ、花壇はとても小さいので、植えられる数も限られています。そのためプランターや鉢がどんどん増えているのですが、その植え替え作業の時などに、土間内で作業ができることで、「玄関を広くしてよかった…」と、つくづく感じているところです。

紫外線に弱いのと、オープン外構のため、せっせと植え替え作業しているところを通りを歩く人にじろじろと見られるのが恥ずかしかったり(笑)小心者…。

それに細かい作業は、風があるとやりにくいので、屋内で作業ができるのは本当に助かります。

玄関内の作業では、土間を汚さないために、ダイソーで購入した、「園芸シート」が活躍。

ダイソー 持ち運びできる園芸シート

四隅をホックで留めることができ、4辺に壁(立ち上がり)ができるようになっているので、土が周りにこぼれにくく助かっています。

冬の間の植物の保管場所として

寒さに弱い植物の鉢を、玄関内に取り込んでおきたい…という時に、土間が広くて助かりました。

土間が狭かったら、玄関内に置いておくのは難しかっただろうなと思います。

レースラベンダー、冬の間は主に土間内に置いておきましたが、玄関の窓からの光のおかげか、冬の間はとても元気に咲いてくれていました。

春先になって黄色くなってきて心配していたのですが、鉢を掘り返して植え替えをしようとしたところ、見事に根が回っていて、根鉢をくずして新しい土で植え替え、ハダニ、赤ダニ対策もがんばったところ、最近は黄色くなるのも防げていて、何とか元気を取り戻してくれたように見えます!

この植え替え作業も、土間内でゆっくりとできたので、広くて良かった…と思いました。

その後もこのレースラベンダーは、何とか、枯れずに夏も越えてくれました。そろそろまた今年も玄関内に取り込む時期が来たかも…!

でも、まさかガーデニングのために、広い土間が活躍するとは、家を建てているときは思いもよりませんでした(笑)。

傘を干す、一時的にものを置くなど

前も同じように書いていますが、傘を開いて干しておく場所として、広めの土間がとても活躍します。

レインコートを干したり、ベビーカーも開いたまま置いて置いたり、

台風が来そうなときは自転車も土間内に入れたり

生協が来るときに在宅できなかった時に土間内にボックスを置いておいたり(外だと見た目が気になったり風で飛ばされたり心配なので…)、

一時的に何かを置いておきたい、という時に、広めの土間が役に立っています。

出入り時が快適

家族みんなで一斉に出かけたり、帰ってきたりしたときに特に感じますが、玄関が広いおかげで、玄関が渋滞しないというのが、意外と快適ポイントです。

正直、マンションの頃の狭い玄関などでも、私は、玄関の渋滞であまりストレスを感じたことはそんなにないのですが(笑)、

夫は今でも度々、家に出入りする際に、「あー広くて良かった!」と言っています。

家族が多いので靴の量も多いのですが、靴が置いてあっても、広めの玄関のおかげで、家族そろっての出入りも問題なく、スムーズです。

子どもがスポーツの習い事で、道具を土間収納から出したり、ちょっと整理したり、選んだり、というのも、玄関土間と収納が広いおかげで、快適です。

もちろん外に大きめの物置を置くとかでも解決できそうな気はしますが。

家庭訪問の時にも?

おそらくもうすぐ、学校の先生の家庭訪問があるのですが、最近の情勢から、リビングまで通すことは少なくなっていて、玄関先で対応する、ということが増えているようです。

こちらとしても、二階リビングまで案内するとなると、何から何まで掃除し整えないといけないので笑、玄関先だけで済むのはとても助かります…!

そのため、広めの玄関ホールがあって良かったかも。

立ったままなのか、上がり框に腰かけてもらうのかは分かりませんが、お話をする際も、ある程度離れていられるし笑、お互い気づまりせずに対応ができそうな気がします。

ペット関連の置き場として

我が家の玄関のシューズボックス上にはカメの水槽を置いています。が、ここにひな人形や五月人形を飾るときは、土間に移動させます。

もし今後、ネコを飼うことができたら、広めの玄関土間の片隅に、ネコのトイレを置こうかな…とも妄想しています。

セカンド冷凍庫を置く場所として

間取りの関係でなんとなくできてしまっていた、この玄関の微妙な隙間。子どもが小さい頃は、ここにベビーカーを置いたり、ベビーカーの上に雨でぬれたカッパを置いて乾かしたりと活躍していました。

でもベビーカーも使わなくなった今、ここはすっかりデッドスペースに…。時々、生協のボックスを置いたりはしていましたが。

そこでここに、セカンド冷凍庫を置くことになりました。子どもたちがいよいよ食べ盛りで、冷凍庫がいつも満杯で本当に困っていたので、常に涼しくて、冷凍庫の音も気にならない玄関に、冷凍庫を置く場所があってよかったです。(本当はキッチンに置く場所があればベストでしたが!)

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土間の広い間取り、もちろん向き不向きは家庭による

もちろん、玄関土間が広くても他の部屋が狭くなって結局不便、という場合もあるし(我が家もちょっとそうなっている…!)、土間が広ければよいとは一概には言えません。

ただ玄関土間を広めにとればこういういい面もあるので、どなたかの参考になれば幸いです。

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