2018年に注文住宅を建てた我が家、流行りに乗って?「ファミリークローゼット」を導入しました。
しかも1階と2階、両方に…ファミリークローゼットが2つもある我が家。
そこには成功と失敗が…。
【成功の理由】リビング横のファミリークローゼット(1.5畳)

我が家は2階リビングなので、家族は帰ってきたらすぐに2階に来て、主にリビングで過ごします。
そのため、2階の奥に作ったWIC(1.5畳ほど)が、実質は「ファミリークローゼット」として大活躍しています。

普段良く着る服は、タンスの中にしまってあり、その上にあるバーにもたくさんかけられています。
洗濯機置き場も、干すところ(バルコニー・リビングのホスクリーン・または浴室乾燥機)も2階、片づけるのもほぼ2階なのでとてもラクです。
夫のスーツやワイシャツ、子どもの幼稚園の制服もここにしまっているので、いちいち1階に服を取りに行かなくても大丈夫。

赤い四角が、2階のファミリークローゼット(WIC)で、青部分にはオプションで付けたハンガーパイプ、黄色部分にはシンプルなハンガーラックを置いています。

季節外れのものは、1階のファミリークローゼットに保管しているので、衣替えは必須です。
ちょっと面倒ではありますが、衣替えのタイミングで、要らない服を整理したりしています。
このように、リビング階のファミリークローゼットは、とても便利です!
1.5畳しかないので、5人分もの衣類となると、オンシーズンのものだけとはいっても、冬は特に厚手のものでパンパンにはなりますが笑、まあ大丈夫です。
子供が成長してからも活躍!そのわけは…
別記事で詳しく書きましたが、我が家では、子どもが中高生と大きくなってからも、ファミリークローゼットは絶賛大活躍しています。
一番の問題と思われる着替え場所の問題ですが、2階リビングのファミリークローゼットに関しては、すぐそばにお風呂の脱衣スペース+カーテンがあるために、心配なく使われています。


しかも、着替えたあとの全身チェックは浴室の長い鏡でできるので姿見もいらず、着替えの導線がバッチリです!笑。
【ちょっと失敗】1階のファミリークローゼット(約3畳)
以前住んでいた家は、4LDKの建売住宅で、各個室にクローゼットがあったのですが、とにかく私の服が多くて、あっちこっちの部屋のクローゼットに私の服が進出(侵入)していました…。
そのため、「1階もファミリークローゼットにして、全員分の季節外れの服もまとめて置けるスペースにしよう!」「片づける場所も収納が分散していないほうが何かとラクだろう!」と考えて、
子ども部屋の収納を最小限にし、1階奥にファミリークローゼットとして約3畳のWICを作りました。

青の四角の部分が、ハンガーパイプになっています。
その下には、タンスや衣装ケースがずらりと並べられていて、季節外れの服やパジャマ、小物などがぎっしりと収納されています。

それはそれで便利ではあります、衣替えの時は、この1階のWICと、2階のWICを、往復しながら、衣類を入れ替えればいいので…。

1階と2階で、同じプラスチックタンスを使っているので、引き出しごと入れ替えたりもできて便利です。
(実際は、けっこう中身を見直しながら衣替えすることも多いですが)
引き出しタイプの洋服ダンス(Fit’s)も、衣装ケースも、ほぼ全てここに置いています。
ここ以外の各部屋にタンスを置くことがほぼなくなったので、部屋がすっきりとしたのは良いことです。
失敗の理由1:デッドスペースが多い
ただ、やはり、ウォークインタイプのクローゼットは、隅の部分がデッドスペースになり、とても使いづらいです。

それに、真ん中の部分は人が通る部分なので物を置けないし、デッドスペースになってもったいないです。WIC内に廊下があるような感じですよね、とてももったいない。
失敗の理由2:枕棚が少なかった
また、ドアなどの関係で、枕棚をたくさん付けることができなかったので、なおさら、布団を収納する場所が少なくて困っています!

ふとん圧縮袋を使ってなんとかどうにかやっていますが、正直ちょっと面倒ですね。
失敗の理由3:1階子ども部屋の収納が少なくなってしまった
それに、1階奥のWICに収納を集約したので、間取り的に、子ども部屋の収納はかなり少なくなってしまいました。
広めのファミリークローゼットを作ったおかげで、子ども部屋の収納は最小限に削られてしまいました。
子ども部屋の収納は、90cm×90cmの収納が女子部屋側にたった一つだけで、上の子の学校の制服や上着がかけられています。
そして、お雛様や五月人形もそこに収納されていて、余裕が全くありません。

「子ども部屋の収納はいらない!ファミリークローゼットに集約してしまえばいいや」というのは、ちょっと失敗だった、と思います…。
男子部屋側には収納を作れなかったので、タンスが置かれていますが、そこにも主に女子のオフシーズンの服がかけられています(笑)。どれだけ服があるんだ…
いずれはその中をあけて、男子の制服収納ゾーンにしたい…とは思っていますが、やはり、男子部屋側にも、造り付けの収納があった方がよかったかも…と思います。
まあタンスであれば、自由に場所を動かすことができるので、それはそれで便利ですけど…。
やはり各部屋にしまいたいものがあるし(個人の思い出の物、雛人形など、学校の制服、体操着、布団など…)、普通のタンスよりも作り付けの収納の方が、枕棚があって便利だったな…とすごく思います。
枕棚が各部屋の収納にあるだけで、シーズンオフの布団などをしまっておけるし、スペースを上手に使えたと思います。
【リビング階にはファミリークローゼット、個室にはそれぞれ広めの収納、が理想的かも】
我が家の間取りの反省点として、
リビング階(我が家だと2階)にファミリークローゼットを付けたのは正解だったけれど、
個室階(我が家だと1階)は、ファミリークローゼットとして一つにまとめるだけではなく、子ども部屋にそれぞれ最低でも90cm×90cmくらいのクローゼットが欲しかった…と思います。(収納だらけになってしまうのもうーん…ですが)
夫婦用のクローゼットとしては、ウォークインタイプではなく、180cm×90cmの壁付けクローゼット(枕棚・ハンガーパイプあり)を二つ並べれば、かなり収納力がアップしたのではと思います。
【余談:建売の時のシンプルな壁付けクローゼット、収納力が抜群だった】

少し余談になりますが参考に…。前に住んでいた建売の時の2階の間取りは、ざっくりとこんな感じでしたが、各部屋に「180cm×90cm」の壁付けのクローゼット(折れ戸扉)(図の青い四角部分)があり、中にはハンガーパイプと枕棚がありました。

奥行も90cmあれば、布団も、シーズンオフの服の入った段ボールも、おさがりの保存用の服も、トランクも、まだ捨てたくない不用品(笑)など、収納力が高いために色々と余裕で収納できました。
ただし、各部屋にバラバラにクローゼットがあることで、収納しきれない私の服(笑)が、子ども部屋のクローゼットに収納されたりと、中身がグチャグチャになっていたのが、不満点でした。
引き出しタイプの洋服ダンスも、クローゼット内ではなく、部屋の隅に置いていたので、ちょっとゴチャっとして見えてしまいました。
そのため今回は、「ファミリークローゼットにしよう!そうすればどこに誰の服とか気にしなくてよいし、あの服どこだったっけ?と各部屋のクローゼットを全部探して回ることもなくなるだろうし、洗濯物をしまう場所も1か所ですむ!広ければタンスも置けてよい!」と思ったのです。
でも、子ども部屋にも造り付けのクローゼットが小さくてもいいからあった方がよかった…、ウォークインタイプは、タンスも置けて良いけれど、デッドスペースも多く収納力がいまいちだったかも…、と今さらながら思います。

ただし、デッドスペースになる部分も、あまり使わないスキーグッズや、捨てるか捨てないか検討中の古い服などの「とりあえずの」収納スペースになっているので、意外と活躍しているかも!
あと、二階リビングの勾配天井にある高窓の掃除などのために買った大きな脚立も、そのデッドスペースにしまわれています。意外と活躍しているのか…(でも取り出しづらいですけどね)
