ポンプ式のシャンプーやトリートメント、コンディショナーは、最後の方がなかなか出てこなくて、底のほうに残ってしまい、もったいないし、イライラしますよね…。
とはいえ途中でもういいやと捨ててしまうのももったいないし…そこで、最後まで使い切るために、色々対策を考えて実際にやってみたことを紹介します。
トリートメントやコンディショナーが最後まで使えない悩み…
特にポンプ式のコンディショナーは、ドロドロなので、まだずいぶん残りがあるという段階でもポンプから出てきにくくなります。
シャンプーの場合は、最後の一回だけ、ちょっとお水を入れて振れば、残りのシャンプーをしっかり使えるのですが、コンディショナーは水気を加えると効果が薄れそうだし、そもそもドロドロすぎて水にも溶けにくいしそれも難しい…。
つい、新しい詰め替え用の中身を入れてしまったこともありますが、本来なら詰め替え用を入れるときは、きちんとボトルの中を洗ってキレイにすることが大事なので、洗わずに中身を追加し続けるのは衛生的に問題もあります…。
そこで私が実際にやってみたことは、
- ボトルをさかさまにしておき、指でくり出す
- マドラースプーンや割りばしなどでくり出す
- 詰め替え用をそのまま使えるグッズを使う
- チューブタイプのトリートメントを最後まで使うための工夫
この4つでなんとか乗り切っています!
方法①ボトルをさかさまにしておき、指でくり出す
ボトルをしばらくさかさまにしておく
考えた末にやってみたのが、とても単純ですが、ボトルをさかさまにしておくという方法。
ポンプがあるとさかさまに固定できないので、ポンプを外し、お風呂のカウンターにしばらくさかさまにしておきました。
すると、出口の方にコンディショナーがたくさんたまってきて、指でくり出すと、たくさん出てきました!
ちなみに、一度指で触ってしまった中身は、早めに使い切った方が良いと思われます。ボトルを再利用するならしっかりと中を洗ってから詰め替え用を入れましょう!
一回ではとても使いきれない量だったので、いったんポンプを付けて戻し、翌日にまたさかさまにして使うことにしました。
すると翌日はもう量が少なくて、お風呂に入ってからさかさまにしたのでは、なかなか入り口の方までたまってくれませんでした!早めにさかさまにしておくべしです。
もしくは、ボトルを元に戻して立てておくのではなくて、「横にしておく」だけでも、翌日にまたさかさまにしたときに出てきやすくなります!
また、お風呂のカウンターについてしまったコンディショナーは、取れるだけ取って使い、残りはきれいに洗い流しておきます。残っていると、カビなどの原因になるので要注意ですね。
横にしておく・洗面器の中で・バスケットの中でさかさまにするなどの工夫も
カウンターの上ではなく、洗面器の中や「手おけ」の中でさかさまに置いておくと、カウンターが汚れないので、最近はこうすることが多いです。
※その後いろいろ試しましたが、量が少なくなったら、ポンプを挿したまま、常にさかさまにしておくと、使う時に繰り出しやすかったです。ただ、深めのシャンプーホルダーがないとポンプごとさかさまにしておけないので、下のようなバスケットがあると常にさかさまにしておきやすいです。
シャンプーなどを収納する場所も増えるし、タオルバーに引っ掛けるだけなのでとても便利ですよ!
ただ、さかさまにしておくと、ポンプからトリートメントが出てきてしまいやすいので、さかさまにしたポンプの先を上向きにして、中身が出てきづらいようにするのがおすすめです。
方法②マドラースプーンや割りばしなどでくり出す
割りばしを使う
さかさまにするのがイヤな場合は、先が細くて小さい長いもの、例えば「割りばし」を使って繰り出すという方法もあります。
先が細いので少しやりづらさもありますが、使い捨てができるので楽ですね。
ダイソー「マドラースプーン」を使う
もしくはダイソーで見つけた「マドラースプーン」のような細長いスプーンを使う方法も。
ただし容器のサイズによっては少しスプーンの長さが足りないこともあるので要注意です。
。このダイソーの商品は長さが20㎝(スプーンの先の広さは1.4㎝ほど)ですが、もう少し長めのマドラーが安心かも。
例えばこちらは長さ22.3㎝、幅1.3㎝のマドラースプーン。
方法③詰め替え用をそのまま使えるグッズを使う
詰め替えをぶら下げて最後まで使える便利グッズ
詰め替え用を買った時、ボトルに詰め替えず、便利グッズを使って、詰め替え用パックのまま浴室にぶら下げて使う方法。
「詰め替えそのままワンセット」という商品は、詰め替え用の口にしたの写真のようにポンプのようなものをとりつければ、丸い部分を押すだけでトリートメントが出てきてくれます。
そしてお風呂場のバーの部分にひっかけておけるようなフックもついています。
詰め替え用のパックをそのまま使うので、詰め替える必要がなく、手間も省けて、衛生的。
最後はパックを絞り出せるし、最後までしっかり使えて良いです!
ちなみに「スタンダード」と「ミニ」という2種類のサイズがありますが、トリートメントはたっぷり使いたいし粘土が高いので一回でたっぷり出る「スタンダード」、シャンプーは量を調整したいし、トリートメントよりはするっと出てきやすいので「ミニ」を使うと、私には使いやすかったです。
ひっかける場所がないならマグネット式のタオルバーが便利
詰め替えをそのまま使えるグッズを使いたくても、お風呂の中にタオルバーがなくて、引っ掛ける場所がないよ…という場合は、浴室で使えるタイプの、マグネットでくっつくバーやフックを購入すると便利です。
タワーのマグネットタオルバーは、かなりしっかり張り付くので安定感があります。
方法④チューブタイプのトリートメントを最後まで使うための工夫
ちなみに、チューブタイプのトリートメントの場合は、チューブをぎゅっと押さえたり、クルクル巻いたりなどができるので、ポンプタイプに比べると比較的最後まで使いやすいのですが、
それでも、テクスチャーによっては、入り口付近にたまってなかなか最後まで使いきれない場合がありますよね。
ヘアカラーコームの細い方を使ってくり出す
私も、「ルプルプカラートリートメント」というヘアカラートリートメントを愛用していて、最後まで絞り出せず困っていたのですが、
そのカラートリートメントを髪に伸ばすときに使っているコーム(ヘアダイブラシ)が役に立っています!
トリートメントのチューブの先についているキャップを外してから、
このコーム(ヘアダイブラシ)の、本来は持ち手になる細い部分を丸い出口に差し込んで、ぐいっと中身をくり出すのです。
先がすごく細いので、取り出しにくさは少しあるのですが、
チューブの中に差し込んでくり出して、くしの先についたトリートメントを、髪にこのまま直接つける(くしの先を髪に押し付ける)、
という作業を何度か繰り返せば、かなりの量の最後のトリートメントを使うことができるので、いつもこうやって使い切っています!
マドラースプーンも便利
また、チューブタイプのトリートメントの最後の方、特に出口のまわりのあたりに集まったものが取り出しにくいですが、これに関しては、ダイソーのマドラースプーンを使うとかなり取り出しやすかったです!
ダイソー ステンレス製マドラースプーン20cmパックの真ん中あたりをカットする方法も
もっと口が小さくて、何も入れられないタイプのトリートメントもありますが…その場合はパックのどこかをハサミで切って最後までかき出して使うという方法もありますね…!
まとめ
ボトルタイプ、ポンプタイプのトリートメントを最後まで使う方法は意外といろいろありました!
試行錯誤をした結果、最近は、「詰め替えそのまま」を3セットくらい買い、詰め替え用のパックをそのまま使うことにすっかりはまっています。最後までしっかり絞り出して使いきれるし、詰め替え用をボトルにそそぐ手間も省けるし、ひっくりかえしたりスプーンでくり出したりという手間も省けてとにかく楽です!
でも詰め替えそのままを買うのにはちょっと費用がかかるし、ボトルのほうが安くて買うこともあるので、そんなときはひっくり返したり、マドラースプーンを使ったりなども引き続き実際にやっています。
最後までしっかり使ってなるべく無駄のないようにしていきたいです!