現在、2018年築の注文住宅に住んでいます。
以前、建売住宅に住んでいる頃に、正直言って注文住宅がうらやましい…と思ったことがありました。
注文住宅が羨ましいと思ったきっかけ
近所で見かけた立派な家

駅近で、格安の建売物件を見つけて、購入し、引っ越しをしてしばらくした頃。
子供を連れて公園を訪れて、ベンチに座りながら子供を見守っている時に、公園の目の前に立派な家が何軒か並んでいるなあ…と気が付きました。
りっぱな塀や生垣に囲まれていて、外壁は個性的な色で、大きさも大きくて立派なおうち…。
おしゃれな洋風の家だったり、落ち着いた雰囲気の家だったり、庭には色とりどりの花が咲いていたり、それぞれの家が個性を持っていて、何より広くて優雅そうでうらやましくなりました。
子どもたちが成長して、結婚相手を連れてきた時に、実家がこんな風だったらいいだろうなあ…なんて想像をしてしまいました。(単なる見栄張りの発想ですね…恥ずかしいですが)
実家や親戚の家を思い出して
その後、実家や親戚の家は、全部注文住宅だったなあ…と思い出し、やっぱり当時住んでいた格安の建売物件とは違うなあ、ということに改めて気が付きました。
土地代が全く違うにしても、普通に暮らしていた家が、贅沢な注文住宅だったのか…と気が付き、そういえば子供部屋の壁紙や窓の大きさなどを選ばせてもらったなあと思い出したりしました
その後注文住宅に住み替えてみたものの…
でも住み替え時は、次も建売でもいいと思っていた

当時住んでいた建売住宅は、日当たりが悪いことを理解した上で買ったつもりではありました。
でも、家族が増えてリビングが狭くなってしまったこと、特にそのリビングがいちばん日当たりが悪かったこと、そしてさらに空き地だった隣の土地にも家が建ってしまい…。
いよいよリビングが真っ暗になってしまい、家を住み替えることを決意しました。
そこで次に住む家を探し始めたのですが、次は注文住宅に絶対にしたい!!とは思っていませんでした。
住む地域は大きく変えたくなかったし、駅から近い場所という条件も譲れなかったので、注文住宅をゆったりと建てるような土地はとても買えない…。
憧れているような、優雅な注文住宅はそう簡単には建てられない…というのはすぐに理解できました。
建売物件の方が軒数も豊富で、立地もよく、注文住宅を建てるよりもリーズナブル。
日当たりや、デザインなども文句なし!という物件も、周辺にたくさんあったからです。
でも最終的には夫の希望や、次々に増えていった理想のために、注文住宅を建てることにしました。
とはいえ選んだ土地は横幅が狭く、間取りや見た目には制限が発生。以前憧れたような、かっこいい豪華な注文住宅とは全く違う、こぢんまりとした注文住宅になりました。
注文住宅といってもいろいろ

希望の立地で余裕のある立派なおうちを建てるのはすごくお金がかかります…。
我が家の場合は、近くに建った建売住宅の方が、安くておしゃれで日当たりも抜群で…という現実もあり、やっぱり注文住宅にこだわらなくてもよかったんじゃないかな…という気持ちも捨てきれません。
特に我が家は、性能にこだわって建てたわけではないので、近くの建売と性能はほとんど変わらないし、むしろ色々と負けている部分もあると思います。

結局、もっと立派な家に憧れたりもする
憧れだった注文住宅を建てた今も、街中で見かける、もっと立派なおうちに憧れたりします。
東京に出かけた時に、人気のおしゃれな駅のすぐそばに立派な一軒家が建っていて、これはすごい…と感嘆したりもしました。
やっぱり自分には手の届かないものに永遠にあこがれていくんだなあ…。
注文住宅は難しい!
本当に注文住宅は難しいし、奥深いし、性能や頑丈さなどの技術や考え方も変わっていきます。また、住む自分たちのライフステージもどんどん変わっていきます。そのため、結局、定期的に何度も新しい家を建て替えないと満足できないんじゃ…と思うこともあります。
憧れだったはずの注文住宅を建てた今、後悔が多すぎて、やっぱりあのおしゃれな建売の方がよかったかも…といまだに気になっている物件もあったりします笑。
注文住宅はうらやましいなあ…と思ったのも単純すぎて浅はかだったかもしれないし、注文住宅を建てた後の自分も、まだまだ知識も何もかも足りなかったし、もう一回やり直したいなあとも思うし…。
とはいえ、後悔はたくさんありつつも、今の住まいにはそこそこ満足して楽しく暮らしているので、住み替え自体は良かったとは思っています。
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