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注文住宅

西側の玄関のメリット・デメリット。玄関の西日対策を考えてみた

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2018年築の注文住宅に住んでいます。

住んでから早くも5年ほどが経ちましたが、間取りを考えている頃、ちょっと心配だったのが、「西側に玄関を持っていくと暑いのでは…?」ということ。

土地の制約などの理由で、どうしても玄関が西側(南西側)になってしまったのですが、実際の使い心地は…?

この記事を書いた人

2018年にハウスメーカーで2階リビングの家を新築。これまでの家選びや家づくりに後悔した経験をもとに、どなたかの参考になればと思いつつブログを書いています。★ESSE online (住まい)でも記事を書いています(ペンネーム:東島由樹)

西側の玄関の現状

「玄関内」は暑さは気にならない

真夏がすごく気温が高くなる地域に住んでいますが、

我が家の西側の玄関に関しては、1階だし、真夏でも「玄関の中が暑い!!」となることはほぼありません。

玄関先の軒の出(バルコニー)もけっこうあるので、玄関ドアに窓があってもそこまで影響は大きくなく、暑い日に帰ってきて玄関内に入るとむしろ涼しいと感じることが多いです。

土間も広めの玄関になっているので、むしろ家の中でもいちばん涼しい場所になっているかも。

「玄関外」はけっこう暑い…

ただし、夏の午後の玄関の外はかなり暑いです…!

基本コンクリートなので照り返しもすごいし、影になる部分もほとんどないので、外で立ち話とか、掃除や庭いじりは長くはとてもできません…。

車も、西側の駐車場に停めていて、西日に照らされて本当に暑くなるので、午後に出かけるとなると、車の中が本当に熱くなっていて大変です…。

ただし我が家の場合、玄関を出て右側(西側)に壁があるので、玄関ポーチまわりは一応、西日をある程度遮ることができます。でも暑いときはやっぱり暑くて、早く玄関の中に入りたい…!とすごく思います…。

玄関ドアの外側、アイアンの黒い「取っ手」はすごく熱くなる!

また、玄関ドアの「外側」の、黒いアイアン(金属製)の取っ手は、夏の午後はすごく熱くなります。

アイアンの黒、かっこよくて見た目は気に入っているんですけどね…。

熱いものに慣れている私は触っても大丈夫なくらいですが、子供が触るとちょっと危ないので注意が必要です。

ドアノブに布などを巻いておくと少しましになるかも?

もしくは開ける時に、持っているハンカチを使って握るのもよさそうだし、布で覆っておけば、冬場の静電気対策にもなりそう。

インターホンなどの劣化や色あせが心配

南西側の日差しがものすごく強いので、玄関ドアやインターホン付の機能ポールなどの劣化や、色あせが心配です。

住んで5年の時点では、劣化は特に見当たらないし、グレーがかった白っぽい外壁ですが特に色あせや焼けも気になりません。

でも、夏のすごい暑さを考えると、もっと高断熱の玄関ドアにした方がよかったかもしれないし、冬は普通に寒いので、もっと気密性の高い高性能な玄関ドアがよかったです。

冬は普通に寒い

我が家の玄関は、この家のサイズにしてはちょっと広めなせいもあってか、冬はけっこう寒いです。午前中と夜はやっぱり玄関土間からの冷気が気になります…。

玄関ドアのパッキンに小さな隙間を発見することも時々あるので、ちょっと悩みです…リフォームしてもっといいドアに変えたい…。

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午前中は暗めだが窓と照明(ダウンライト)で十分明るい

午前中は日差しが当たらないので、少し暗くはありますが、玄関ドアに窓がついているし、玄関にもたてすべり窓があるので、真っ暗ではありません。

それに、天井には玄関用のダウンライトが3つついているので、照明を付ければ明るさに問題はまったくなしです。

午後以降は日当たりのよい玄関で、とても明るくて気持ちよいです。

西側庭、ガーデニングには苦労も多いかも

間口の狭い土地で、西側(南西側)の玄関なので、も必然的に南西側になり、そこでシンボルツリーを育てたり、ガーデニングも少しやっていますが、西日がきつくて夏に植物を枯らしてしまうことがあります…。(シンボルツリーのオリーブは元気すぎるほど成長し続けていますが…強いです)

夏の午後の日差しが当たらないように、玄関西側の横壁の陰に、いくつかの植物を隠していますが、

それでもいくらかは強い日差しが当たる時間帯があるし、夏場は本当に熱くなるので、北側や東側にも庭が欲しかったな…とちょっと思います。

洗った靴を干すと乾きやすい

ただ、午後の日差しがすごく強いので、靴を洗って玄関外に干しておくと、早く乾いてくれて助かっています。

玄関外の外水栓で靴を洗った後、玄関ポーチに立てかけて干していますが、午後晴れの日ならすぐに乾くので便利です。

西側玄関、西日の対策方法は?

ドアノブが熱くなる…対策

夏に、玄関ドアのドアノブが熱くなってにぎれない!という時の対策としては、

・開ける時に持っているハンカチやタオルなどを使って、素手でドアノブに触れないようにする

冬場の静電気対策にもなりそう。

ドアノブにつけておいても違和感のない、色や素材感の合う布を用意すると見た目的にも安心です。

玄関ドアを正面ではなく横向きにすればよかった?

玄関ドアを家の正面ではなく、横向き(東向き)に付けるという案もありました。その方が、西日を避けることができてよかったのかもしれません。

でも、玄関ドアを外観のアクセントとして活用したかったこともあり、横向きにしてしまうと玄関ドアが全く見えなくなってしまうので、その案も却下になりました。

通りから玄関が見えやすいので、出入りの際はちょっと気を遣いますが、その分防犯対策になるし(玄関回りが通りから見えにくいより見えやすい方が安心らしい)、これはこれでよかったかなと思います。

シェードを上からつるす?

以前、バルコニーの掃き出し窓の外側に、「タカショー」のシェードをフックで付けていたことがありましたが、こういったシェードも使えそう。

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私の使っていたのは2m×2mサイズでしたが、同じものの2m×3mサイズのものも売っています。しっかりとした素材で、日よけとしても雨除けとしても使える優れものでした。

玄関の上部に、バルコニーがあるので、シェードをつるして玄関ポーチを日陰にする、という方法もありかな、と想像しています。

玄関ドアを開けたときに通りから家の中が丸見えになってしまうので、目隠しとしても使えて便利そうです。

まとめ

南西側の玄関は、心配したほど使い勝手は悪くないかもと今のところは感じています。

ただ、夏の午後は玄関の「外」(庭・駐車場)がすごく暑いので、その点だけがちょっとネックかな…。

間口が狭い我が家の条件ではすべて完璧な玄関、間取り、というのは難しかったので、いくらかの妥協はやっぱり必要かな…!

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