【土地選び】「神社」が隣の家・物件を検討した経験。メリットとデメリットとは？

日当たりのいい家を建てたくて、注文住宅のための土地選びをしていた時、隣に小さな神社があるという物件を検討したことがありました。

神社が本当にすぐお隣となると、いろいろとメリットとデメリットがあるだろうなと思い、かなりじっくりと考えました。

【神社の隣の家のメリット】

神社がすぐ隣にあるということは、木々もたくさんあって自然が豊かな環境であることが多いです。

私の検討した物件も、家のすぐ隣が神社の敷地で背の高い木がたくさんあり、窓から緑が見えてよさそうだなあとすごく思いました。

家にいながら豊かな自然を感じられるのはとても貴重です。

神社が建てられる場所は地盤が強いといわれているので、そのすぐ隣にある家であればそこも地盤がしっかりとしていると思われます。

お祭りや初詣などのイベント時以外は、あまり人も多くなく落ち着いた雰囲気であることが多いです。

私が検討した物件の隣の神社も、いつ行ってもとても静かで落ち着いていて、少し子どもを遊ばせることもできましたが子どもでいっぱいになることもあまりなく、好感が持てました。

神社がすぐ隣であれば、初詣の時はもちろん、普段ちょっとした隙間時間や散歩や買い物に出る時に、ふとお参りに行くことができます。

私も神社巡りわりとが好きで御朱印帳も持っていたりもするし、初詣は必ず毎年行くし、神社に行くと気持ちが落ち着くし、自然にも癒されます。

好感の持てる神社であれば、むしろ隣にあるのは大きなメリットになりそうです。

神社というと神様が祀られている神聖な場所なので、少し怖いイメージがある人もいるでしょう。

私が検討した物件に関しては、不気味さとかはなく、きれいで落ち着いた小さな神社だったので怖さはありませんでした。

ただその神社の雰囲気にも左右される部分なので、見てマイナスイメージを抱くようであれば避けた方がいいのかもしれません。

地域のお祭りの際や、盆踊り、初詣の時などは、朝から夜まで人がたくさん訪れてうるさく感じる可能性が高いです。

普段は人がほとんど来なくても、年に何回かのイベント時はどうしてもにぎやかになりやすいです。

お祭りが好きだったり、お正月の時期は実家に帰るなどの場合であればほとんど問題にならないと思いますが、一年中とにかく静かに過ごしたいという場合は要検討ですね。

神社には背の高い木々がたくさん立っていることが多いので、落ち葉が自分の家の敷地にもたくさん落ちたり、セミの声が気になったり、カラス・鳩が多いと感じることもあるかも。

私の検討した物件も、中古住宅だったので、何度か訪れてよく観察していたのですが、確かに神社の木かららしき葉っぱが庭や家の横部分にもたくさん落ちていて、掃除はそこそこ大変かもなあと思いました。

神社に立つ木々と、家の方角の関係性にもよりますが、背の高い木々が日当たりに影響することもあります。

あまりに密集している場合は風通しにも影響があるかもしれません。

私が検討した物件に関しては、ほぼ西側に木々が立っていたので、むしろ西日が避けられて夏は涼しそうだなと思いました。冬はその分、午後の日当たりが若干影響されるかもとは思いましたが…。

我が家の検討した物件は、築何年かの中古一戸建てで、まだ古くはなかったので少しリフォームすれば住めそうでした。

小さな一戸建てではありましたが、住みやすそうなシンプルな物件で、私にはかわいらしく感じたし、価格も駅からの距離などにしては手ごろに感じたのでとても気に入ったのですが、夫がやはり一から建物を建てたいとこだわりがあり、解体するには費用もかかるしもったいないし…ということで検討から外すことになりました。

神社が隣という点は、私よりは夫が少し気にしていたようで、鳥居がすぐそばにあったこと、家の前の道が少し狭かったことなども少し気になったようでした。

神社が隣という点も、家族みんなでここはいいね！と思えるのであれば全く問題はないし、むしろ魅力的だなと思った物件だったので、

結局検討から外したあとも、売れたかどうかが気になって何度かネットでチェックしたり、何度かその神社へ散歩に行って様子を伺ったりしたことも笑。

しばらく後にほかの方が買われたようで入居されていて、いいなあ…と思ったりもしました。

その後、理想に近い土地が見つかり結果的には注文住宅を建てられたので、あきらめてよかった物件だったのかもしれませんが、いまだにあそこもよかったかもなと時々思ったりもします。