注文住宅を建てようと決めてから、様々な土地を見に行ったのですが、
土地の検討範囲を広げてみた時に、傾斜地や、坂の途中の土地や中古住宅を見に行ってみたことがあります。
実際に見に行った傾斜地の物件
一つは、坂の多い地域の途中にある、手前から奥に向かって高さが高くなっていく形の、傾斜している土地でした。

駅やスーパーが割と近いこと、価格がお手頃だったために見に行ったのですが、思った以上の傾斜があり、しかも少し狭く感じて、ここでどうやって家を建てるのか?と不安になったことと、家の前の道もとても狭くて車が止めにくそうだったり、坂道の途中にあるので行き帰りも大変そうだな…と思ったり、玄関までけっこう傾斜のある階段を上ることになるようで大変そうに思い、見送ることに。
ただ、周りのお宅を見ると、低い位置には車の車庫を作っているお宅が多かったし、傾斜を活かしてかっこいい家を建てていたりと、土地としての活用方法はきっと色々あるんだろうなと思いました。
実際に見に行った坂の途中の中古住宅
もう一つは、ゆるやかな坂の途中に建つ中古の一戸建てを見に行きました。
その物件は坂の途中にあり、坂はゆるやかだったし、土地の広さ的にも前面道路の広さ的にも、全体的に前に見た物件よりは余裕がありそうに見えました。

こちらも車を停めるガレージがあったり、鉄骨住宅だったので少しのリフォームで暮らせそうだったり、価格もその地域にしてはお手頃だったことからわりといい条件だなと思ったのですが、
駅から遠かった(徒歩10分以内で探していたところ、徒歩15分の土地だった)ことが最大のネックになり、検討から外すことになりました。
でもスーパーやクリニックまでの距離、学区などほかの条件は良かったので、見に行った後もしばらく忘れられず、この物件が売れてしまったかな?とネットで何度かチェックしたりしていました…。
坂の途中の賃貸アパートに住んだ経験:日当たりがよく快適だった
一戸建てとはまた違うかもしれませんが、以前、坂の途中にある賃貸アパートに住んだことがありましたが、そこまで坂の上り下りは大変には感じていなかったし、一階(地下?)には車を止めるガレージがあったので雨にぬれず車を停めて置けたので夫も気に入っていました。
子供が赤ちゃんで抱っこだったり、ベビーカーの頃だったり、荷物が重かったりするときは、さすがに、坂ののぼりおりが少し大変さもありましたが、駅から近かったこともあって大した負担には感じませんでした。むしろ日々の運動になっていいなと思ったかも。
(坂道よりも、エレベーターがないことのほうがしんどかったです。階段で4階までのぼっていたので)
思い返してみると、駅やスーパーから家まで帰る時、「家に帰る時が下り坂」だったので、疲れた時に坂をのぼらなくていい、というのも大きかった気がしますね。
傾斜地だったおかげか日当たりもとてもよく、狭いアパートの一室でも明るくて快適に暮らせたという記憶があります。
傾斜地・坂の途中の家のメリットまとめ
・日当たりがよい家が建てやすそう(眺望もよさそう)
・地下室やガレージを作ったりと傾斜を活かした家づくりができる
・土地が比較的安く買える
・運動になる、体力がつく
傾斜地・坂の途中の家のデメリットまとめ
・坂の上り下りや、家の前の階段も少し大変かも
・地盤改良や擁壁などの工事費用がかかることがある
・雨など自然災害のリスク
・雪が積もったときや道が凍った時に滑りやすかったり大変さがあるかも
・自転車やベビーカーを使用する際に注意が必要
(・風水を気にする場合は気になるかも?)
まとめ
我が家は結局、坂の途中の家や土地とはご縁がありませんでしたが、あの土地はなかなか良かったなあといまだに思い出す物件もあるくらいだし、坂の大変さなどは電動自転車などでもカバーできるかもしれないし、車を運転できるならなおさら気にならないかも。
老後や来客時が少し大変かもしれませんが、それは2階リビングにした我が家も同様ですし笑、条件などをしっかり確認してこだわった家づくりをすれば素敵な家が建つのではと思います。