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【体験談】旗竿地の「手前」の土地・家のデメリットは?旗竿地の家、旗竿地の隣の家、両方に住んでみて

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以前、いわゆる「旗竿地」(敷地延長、など別の言い方もあるようです)に建つ家に住んでいました。

いわゆる「竿」の部分に駐車場があり、「旗」の部分に自分の家がありました。

そして家の前2m先に、旗竿地の前の家が建っていました。

通りから見ると、ほぼ前の家のうしろになって、隠れてしまっていました。

その後この家から引っ越しをしたのですが、 

今住んでいる家は、旗竿地の手前にあたる位置に住んでいて、すぐうしろに旗竿地の家があります。

※わが家の位置関係は図とは実際は少し違いますがイメージはこのような感じです。

旗竿地の家のデメリット・メリットについては別記事にしましたが、今回は、「旗竿地の手前の家」について、経験をもとに、デメリット・またメリットはあるのか?書いてみたいと思います。

旗竿地の「手前」の家のデメリット

・家のすぐ横に旗竿地の駐車場があり、音や視線が気になる

・家のすぐ裏に旗竿地のリビングがあり、視線や音が気になることも

・前面道路が近くて視線や音が気になる

・暑い

・すぐ横に旗竿地の駐車場があり、音や視線が気になる

旗竿地の手前の家の場合、家のすぐ隣に、後ろの旗竿地の家の駐車場があることが多いです。

旗竿地のおうちにとって、「竿」の部分は、けっこう重要な場所で、車を複数台持っている場合は縦列駐車で停めるし、自転車を停めることもあるし、子どもを遊ばせたり自転車の練習をさせたり…ということは、私も実際にありました。

たいていの場合、この竿部分のすぐ横に、旗竿地の手前の家のリビングがあります。

駐車場側に大きめの窓があることも多く、「うるさいかもしれないなあ…」と心配して、子どもの遊びも早めに切り上げさせていました。

(住む人によっては、この竿部分でバーベキューをしたり、子どもがボール遊びをする場合も…)

現在は、旗竿地の手前の家に住んでいますが、旗竿地の家には小さい子供がおらず、とても静かなお宅で、しかも我が家は二階リビングなのでなおさら気配などもほぼ気にならず、全く何も困っていないのが現状ですが、やはり、住む人によって環境がかなり変わる可能性がある…ということですね。

また、旗竿地のお宅の人や、宅配業者などが、竿の手前で路上駐車することがあったり、駐車の際に少しタイヤで入り込まれてしまったり…というトラブルも聞いたことがあります。

境界にブロックやフェンスがあることも多いですが、お互いの共有になっていることも多く、もし壊れた場合はお互いに協議して直したり…という手間が発生することも。

旗竿地側の人が、自分のフェンスだと思い込んで、洗濯物をたくさん干したり、ガーデニングに使用したり、子どもが遊んで壊しそうになったり…ということも…。

旗竿地側のお宅の人との日頃からのコミュニケーションも大切ですね…!

・家の裏にすぐ旗竿地の家のリビングがあり、視線や音が気になることも

これはお互いの家の間取りにもよって違いますが、たいてい、旗竿地の家のリビングと、手前の家の部屋もしくは浴室などが、けっこう近い位置に配置されます。

旗竿地の手前の家は、なるべく敷地の後ろ側に建てて、前の方は駐車場にしますよね。そのため、家と家の距離が近くなってしまいます。

今の我が家も、1階にある寝室のすぐ後ろに、旗竿地の家のリビングがあります。

1階の寝室に付けた窓を透明にしてしまったために、旗竿地の家からの視線が気になり、常にカーテンが閉めっぱなし…。でもそれだと真っ暗になっていやなので、ガラスフィルムを自分で貼り付けたりもしました。

幸い、音がうるさいなど気になることはありませんが、時々、楽しそうな笑い声がリビングの方から聞こえることはあります笑。

あえて言うならシャッターの開け閉めの音が気になるときはあります。

また、旗竿地側だった頃は、リビングのすぐ目の前約2m先に、手前の家の「浴室」があって、よく赤ちゃんの泣き声が聞こえていました笑。ほほえましかったし、迷惑ではありませんでしたが、手前の家側からしたら、浴室なわけなので、我が家のリビングからの視線が気になることがあったかもしれません(もちろん向こうの窓はすりガラスだし、ブラインドなどでの目隠しも当然されていましたが)。

(向こうが浴室の掃除のために窓を開けた時に、目が合いそうになったことはありましたね…)

旗竿地の手前の土地を購入して家を建てる場合は、旗竿地の家の間取りとの位置関係もよく考えて、視線が気になりそうな窓は作らない、長く過ごす場所を旗竿地の家の近く側になるべくつくらないなどの工夫をした方がいいかもしれません。

建売物件の場合は、お互いの家の間取りがどうなっているか、よく確認してから購入した方がいいですね。

・前面道路が近くて視線や音が気になる

旗竿地の手前の家の場合、うしろに旗竿地のお宅があることでなおさら、前面道路に近い位置に建つことが多いです。

前面道路側に、リビングの大きな窓をつくることも多く、日当たりはなかなか良いのですが、反面、通りからの目線が気になることも…。

前面道路からの目線が気になるので、我が家も1階の掃き出し窓には、夜でも透けないレースカーテンをのちに買いなおしたし、子どもがうっかりめくったままにしてしまわないようにチェックが欠かせません。

1階の部屋(我が家の場合は子供部屋)で過ごすときは、通りを行き来する車の音や、隣の家の車が駐車・発車する際のエンジン音が気になったり、近所の立ち話の声も少し聞こえてきますし、気を遣うことがありますね。

・暑い

目の前は道路で、何も建物がないことが多いので、日当たりがよすぎて暑いことも…!

そのため、旗竿地の頃、手前の家のリビングは、夏でもシャッターがよく閉まったままだったし、シェードを設置していたりと、大変そうだなと思っていました。(旗竿地側だった我が家のリビングは日陰で涼しかった…!冬は寒かったけれど…!)

今は、旗竿地の手前で、日当たりがいい家になりましたが、夏は本当に暑くて対策に追われています…!(スタイルシェードの設置、クールブレイドの設置、よしずを買うなどなど…)

日当たりのよい家は気持ちがいいですが、「日射遮蔽」もとても大事なので、旗竿地の手前に家を建てる場合は、対策を考えたほうがいいです。(軒を深くする、窓を大きくしすぎない、シェードを設置するなど…)

旗竿地の「手前」の家のメリット

・旗竿地よりは売却しやすい

・日当たりがよい

・家が通りから見えるので外観や庭にこだわる人に向いている

手前の家は「整形地」で日当たりもいいことが多いので、売却したいという時には、旗竿地の家や土地よりも売りやすいです。

我が家は旗竿地の家を住んで数年で売却したことがあり、駅から近いという強みがあったので、わりとすんなりと売却はできました。

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旗竿地の手前の家、後悔?よかった?

旗竿地にも、旗竿地の手前の家にもどちらも住んでみましたが、

それぞれにメリットもデメリットもあったので、どちらがよかったのか正直、はっきりとは言えません。

やはりそれぞれの家で間取りや設備など条件も違うし、隣に住む人によっても違ってくるので一概には言えませんが、我が家の場合は、旗竿地の手前の家だからといって大きな後悔は今のところありません。

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