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土地建売住宅

南側に家…さらに隣の空き地にも家が建ってショックを受けた時の経験談。解決策を考えた

前に住んでいた家は、建売住宅だったのですが、もともと南西側と南東側に建物があり、しかも2mほどしか離れていなかったため、1階のリビングの日当たりはほぼ見込めず、という状態でした。

でも、西側は空き地で、そのおかげもあってあまり暗さは気にしていなかったのですが、住んで数年後にとうとう西側にも家が建ち、我が家は完全に囲まれてしまい、大ショックを受けました…。

家の隣の空き地だった場所に、家が建ってしまい、ショックを受けている…という方は、たくさんいると思います。

我が家の経験から学んだことが何かの参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

2018年にハウスメーカーで2階リビングの家を新築。これまでの家選びや家づくりに後悔した経験をもとに、どなたかの参考になればと思いつつブログを書いています。★ESSEonline 日刊住まい公式ライターとして記事執筆もしています

隣の空き地に家が建つ…!我が家が現実を受け入れるまでの経緯

隣の家が、ギリギリまでこちらに寄せて建てることが分かったら、すごくショックですよね…。

私も、前に住んでいた家の隣に、もともと空き地があったのですが、そこに新しく家が建つということを知り、まさか、先に建っている我が家にある程度配慮はあるよね?と思い込み、確認してみると、最低限の幅しかあけず、1m先に隣の家の外壁がくることが分かりました。

これでほぼ完全に囲まれるうえに、最接近されてしまうのか…

本当にショックで、えっそういうものなの?と落ち込みました。

でもそれが現実なんだな…と、色々と調べたうえで徐々に理解しました。

隣が空き地と知って買ったのはこちら。

隣に建物が建つ可能性も、環境が変わることも全部理解したうえで、家や土地を購入したはず。

思い返せば、購入を考えている時、その可能性もちゃんと考えていました。でも「隣の土地はコンクリート張りだしそうそうコンクリをはがして家を建てるなんてことはないでしょう」なんて楽観的な考えを持ってしまっていました。

今の家を買った自分の自己責任なんだ…向こうが向こうの土地を使うことには何の非もないわけで…

隣の家の建築主やハウスメーカーに要望を言ってみる…というのも、あまり意味がなさそう、むしろ住んでからの関係を悪くするだけだと、私は判断しました。

対策①よい面を考えてみる

しばらくはショックで絶望していた私ですが、よく考えたらその家は我が家の西側にあたる方向。

結果的に家をぐるりと囲まれることにはなりましたが、不快な西日がその家のおかげで避けられるということです。

南西側の日差し暑すぎ。それを遮ってくれる…!?

今は違う家に住んでいますが、南西向きの2階リビングで、西日には本当に困っていて、シェード(LIXILのスタイルシェード)2個を10万円ほどかけて設置したり、「クールブレイド」という日よけシートを窓に貼ったり、よしずを買って置いてみたりと、試行錯誤しています。

日差しをいくら遮っても、家の断熱性能が低いと、外壁や屋根が受けた輻射熱がしばらくなくならず、冷房をいくら付けてもなんだか暑い…。

冷房がなかったらきっと生きていられないだろう…という恐怖をおぼえるほど。

それに、紫外線のせいで家具や床の日焼けも気になるし、自分自身も日焼けしている気がするし(冬でも毎日日焼け止めクリームは欠かせません)…。

南側や西側に家が建つおかげで、その家が日差しをぜんぶ受け止めてくれると思うと、逆にありがたいかも…と、今となっては思ってしまいます。(今は西側に大きな壁でも設置したいくらい…)

前に住んでいた家は、1年を通してリビングの日当たりが悪かったですが、夏がとにかく涼しくて、旅行から帰ってきたときも涼しくて快適でした。が、今の家の場合は灼熱地獄になります笑…(笑えない)

通りからの視線が気にならなくなるかも

家や道路の配置、窓やリビングの位置などにもよりますが、

もしかしたら、通りからその家が目線を遮ってくれて、リビングでのびのびしやすくなるかも。

我が家も、前に住んでいた家は旗竿地で、南東と南西側にもともと建物がありましたが、そのおかげで日当たりはよくないものの、通りからリビングがほとんど見えず、子どもがカーテンをめくってしまったりしても気にならなくて、安心感を持って過ごせました。

西側にも空き地をはさんで少し先に通りがあったのですが、西側にも家が建ったことでなおさら通りからリビングが全く見えなくなり笑、おこもり感がアップして、落ち着く空間になっていたように思います。

通りからの話し声、気配、車の音などがある程度遮断されてよい面もありました。

もちろん、隣の家が近いので、窓からの目線にはちょっと気を遣いますが、向こうも目が合うのは嫌だと思うはずなので笑、滅多にコンニチハすることはありませんでした。

隣からの目線が気になる場合は、「ガラスフィルム」(窓フィルム)を窓に貼れば、カーテンがなくてもほぼ気になりません(窓を開けていたらさすがに目線が気になりますが閉めていればお互いほぼ見えず気になりません)。

もしくはニトリの「遮像レースカーテン」を付ければ、夜に電気を付けても家の中が見えにくくておすすめです!

対策②工夫をしてみる

快適な部屋にするための工夫

日当たりが悪くなる部屋を快適にするために、いろいろな工夫をしてみるのもいいと思います。

私も、前に住んでいた家ではいろいろな工夫をしてみました。

  • 照明を明るくする(明るい照明を選ぶ・たくさん置くなど)
  • 窓の外にグリーンを植えたり人工芝を敷いてみる
  • カーテンは閉めずにガラスフィルムを窓ガラスに貼って光をたくさん取り入れる
  • 家具やカーテンの色を明るくする

天窓を設置する(私もリフォーム業者に見積もりをお願いしてみたことがありますが、1階リビングの屋根のある部分に数年前の価格だと20~30万円ほどで設置できそうでした。)、もしくは「高窓(ハイサイドライト)」を付ける

・明るくするのとは真逆の方向で、スタバみたいな、あえてシックな雰囲気のインテリアにする(スタバは光が入らない店舗でも、照明やインテリアが工夫されていてとても快適に感じます)

明るい2階にセカンドリビングを作る

また、一階のリビングは日当たりが悪くても、2階は明るかったので、2階にセカンドリビングを作り、そこで主に過ごすようにするという方法もあると思います。 

テレビやソファを置いたり、インターホンも子機のあるものに変えて2階でもピンポンに出られるようにすれば、快適に過ごせます。

対策③どうしてもの場合は売却やリフォームも

売却して住み替えをする

我が家は結局、ブルーから抜け出せず、どうにかこうにか売却して、絶対に日陰にならない南面道路の土地に2階リビングの家を建てましたが、先述の通り本当に暑すぎて困っています……。

もちろん、住み替えた新しい家も気に入っているところはたくさんありますが、前の家でもいいところはたくさんあったなあと思うし、お金もすごくかかったし、これが正解だったかどうかは、人それぞれで考え方が違うところだと思います。

現実を受け入れて前向きにいくか、手放して引っ越しするかは、人それぞれの考え方次第です。

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リフォームをしたり工夫して住み続ける

もしくは間取りを変更するなどのリフォームを考えたり、大がかりなリフォームではなくても「天窓」や「高窓(ハイサイドライト)」を設置するリフォームをするなど、日当たりを改善する方法も皆無ではありません。

<PR>リフォームの価格を複数社で比較するならリショップナビが手軽で、私も利用したことがあります。実際に下見してもらい見積もりを出してもらうのですが、その際にいろいろな相談をすることができました。

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※南側2m先に家が建っていた時の1階リビングの日当たりに関して

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